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モングラMongla

このモングラ編では,2019年11月12日クルナのCity innで朝を迎え,小型バスで出かけ,魚市場に寄り,モングラ港に至りここで小型ボートに乗り,シュンドルボン国立公園へと目指したときの写真を載せました.

モングラ付近のGoogleマップ(静止マップ)map around Mongla

モングラ付近のマップ(Googleマップのスクリーンショット)

モングラはマーカー12に位置している.

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クルナの朝in the morning in Khulna

City innで二度目の朝食

City innで二度目の朝食

サイクロン被害で変更された計画で,City innで二泊目が明け,二度目の朝食に行く.写ってないが多分一般的なコンチネンタルスタイルだったのではなかろうか.

窓からは典型的バングラの様相,喧騒空間を望みゆっくり食べる.


City inn前の光景

City inn前の光景

前日に続き今日もホテル前に出て車を待つ.視点が若干低くなるがレストラン窓の眺めと同じだ.バイク,オートリキシャ,それに小型トラクターまでガンガン通り過ぎる.

さて今日はモングラから船で下り,シュンドルボン国立公園に行く.メインイベント漁師の乾季を祝うお祭り「ドゥブラ島のラッシュメーラ(Dubla Rush Purnima)」などは無くなったが,マングローブの見えるシュンドルボン公園内クルーズを楽しむ予定だ.


クルナの町を進む

クルナの町を進む

車はクルナの町を進んだ.バイク,オートリキシャに加え自転車,小型バス....混んでいます.信号機は殆どないし,逆側レーン侵入,バイクや自転車の車間縫い....事故は起こり易いだろう.特に自転車やバイクの人は気を付けないと.....


そろそろクルナを抜ける

そろそろクルナを抜ける

しばらく走り,そろそろクルナを抜ける辺りだ.道路にはゴミが散乱している.古い選挙ポスターも貼られたままだ.クルナ市清掃局は財政に余裕がなく,十分清掃が施せないのでしょう.

相撲でもないのにちょっとしたぶつかり合いがまま起こりうることは上で述べた通りだ.で,オートリキシャはある程度ぶつかるのを前提とした鉄パイプバンパーを車体前後,側面に取り付けてある.


ルプシャ川左岸に渡る

ルプシャ川左岸に渡る

前日クルナに戻るとき越えたルプシャ川を,今日は反対方向から左岸に渡る.いや~広いですね.


橋はやはりカンジャハーンアリ橋だった

橋はやはりカンジャハーンアリ橋だった

前日バゲルハットから戻るとき,多分カンジャハーンアリ橋ではないかと思われた.今日気付いた(教えてもらった)のだが橋の袂に碑があり,Khan Jahan Ali bridge,21 May 2005, Long live Bangladesh - Japan friendshipと記されていたので,それで良かったようだ.

上部両側の日も丸で,左はグリーンの下地ペイントが剥げてしまったベンガル国旗だ.それに日本のと比べて,若干直径が大きく,左に偏芯しているのが判る.


魚市場fish Market

サイクロン被害増える

サイクロン被害増える

カンジャハーンアリ橋を越えてからはどんどん南下を進めた.サイクロングルグルの上陸,後に勢力弱まり消滅した地点に近づいたので,被害に遭ったところが増えてきた.

写真はかなり大きな根が張られた木であるが,完全に掘り起こされたような倒れ方だ.地盤が砂地成分が多いのも倒木しやすい要因になっているやも知れない.


村を通過

村を通過

小さな村を通過した.クルナとかと違ってある程度ゆったりした雰囲気だ.選挙ポスターはやはりベタベタ掲げられておりますね.


養殖漁村

養殖漁村

南に来ると養殖池が多く,したがって漁村(と言っても各戸離れている)地帯になる.養殖場にはエビや淡水魚が飼育されているそうだ.大きな池には作業小屋も設けてある.

そしてここでは雨水による被害が相当出たそうだ.つまり増水したため養殖魚がいなくなり,作業小屋や住宅の一部が浸水した様子が見える.ただちょっと弱そうに見える藁葺やトタンの屋根はちゃんとそのままのところが多く,まだしも幸いだったようだ.


LPGタンク

LPGタンク

バングラデシュではLPGではなく,CPGの形態で車やオートリキシャ,家庭の調理用...に多く使われると聞いてきたが,こうしてLPGのタンク,つまり天然ガス液化工場もあるのだ.

天然ガスは国内生産だけでは不足で,輸入もしているとか,一方ベンガル湾の島にLPG工場と輸出用LPGタンカー接岸可能な港建設の計画があると,添乗Nさんが話されていたような....その時は天然ガス増産が要るであろうが.


魚市場に到着

魚市場に到着

魚市場に到着した.スタッフの皆さんがクルーズボートの食材としてエビを仕入れるためだ.

この市場では小規模な掘っ建て小屋店舗がずらりと並んでいる.ただし専門店化はされず,どの店舗も各種魚を少量ずつ販売している.販売されている魚は主に近くの養殖池で育てられたものではないかと思う.

なおこの魚市場も他所と同じく,売り手,買い手ともに男性のみ,女性はご法度のようで,姿を見ることはない(私達異教徒は不問).


お巡りさんも見回り

お巡りさんも見回り

私達に同行してきたお巡りさんも市場の中まで同行し,見回りだ.

そしていろいろ見た末,エビを1kg仕入れたということだ.600タカ(800円くらい)で安いようである.


羊の散歩

羊の散歩

道路を挟み魚市場の反対側で羊が散歩していた.草も生えてないのに....ヤギと違って逃げないので,その辺をほっつき回り,草を探すであろう.

羊の向こうは壊れたレンガだ.壊れたレンガは建築用に使えないが,石のないバングラデシュでは舗装の路盤材料として活用されているそうだ.改めてレンガの国だな~と認識する.


お孫さんと市場見物

お孫さんと市場見物

立派な髭のお爺さん(多分)がお孫さんを抱え,市場見物だ.写真いいですかと訊いたら,どうぞどうぞと応えてくれた.多分近所にお住まいで,市場見物は毎日のルーティンワークの一部なのでしょうか.


モングラ港Mongla Port

モングラ港に到着

モングラ港に到着

エビ仕入れの後,また南に進みモングラ港に到着した.桟橋に連なる道にはコンテナトラックが列を成している.

私達は単に小型ボートの桟橋に行くので,殆ど待つことなく到着した.


モングラ港小型船乗り場

モングラ港小型船乗り場

モングラ港小型船乗り場でこれから乗船しようとしている人々だ.どういう関係か分からないが皆さん親しい間柄のように見えますね.そして慣れた手付きで自撮りですね.


私達が最初に乗る小舟が近づいてきた

私達が最初に乗る小舟が近づいてきた

多分クルーズボートが接岸できる桟橋が空いてないのでしょう,最初はこの近づいてきた小舟に乗り,少し沖に出る.


私達は小舟に乗り,お巡りさんは引き上げる

私達は小舟に乗り,お巡りさんは引き上げる

私達は近づいてきた小舟に乗り込んだ.そしてこれまで同行して下さった4人のお巡りさんは引き上げていった.

この後は沿岸警備隊が関わってくれたのだったか.....思い出せない.

そして愛想いい少年が私達に手を振り,バイバイしてくれた.


モングラ港にはいろいろな船が停泊

いろいろな船が停泊

モングラ港にはいろいろな船,比較的小型のフェリー,デュアル船外機のモーターボート,立派なプレジャーボート,近郊遊覧船....のような船が停泊している.大型船はこことは少し離れた場所になるようだ.


やはり浚渫船か

やはり浚渫船か

前日も別の場所で眺めた高い煙突状ポールを突っ立てた船があった.また何の船か話題になったが,やはり浚渫船であろうということに落ち着いた.

その際,煙突状ポールは掘り上げた土砂を陸に吐き出す送出パイプではないかという想像だった.そして今ググってみたのだが,浚渫船であることに間違いないようだが,煙突状ポールはスパッド(spud)と呼ばれ,船体の移動を止めるため,川底へ突き立てるためのもののようだ.な~るほど.

そしてこのスパッドの長さを見ると,川底は大して深くはなさそうと想像できる.