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シュンドルボン国立公園Sundarbans national park

このシュンドルボン国立公園編では,2019年11月12日モングラを出た小舟からベラ号に乗り移り,さらにディンギー号に乗り移り,下流にゆっくりクルーズし,一日目暮れる.翌11月13日朝小舟で支流のバードウォッチングに出かけ,一旦戻った後今度はマングローブウオークに行く,そして戻りランチの後デッキでぼーっとして過ごし二日目が暮れる.三日目11月14日朝が明けるとアンカーを上げモングラ港まで遡上し,下船,シュンドルボンクルーズを完了したときの写真を載せました.

シュンドルボン国立公園付近のGoogleマップ(静止マップ)map around Sundarbans

シュンドルボン国立公園付近のマップ(Googleマップのスクリーンショット)

シュンドルボン国立公園はマーカー13のあるグリーンに着色されたエリアである.国境を挟みバングラデシュの西にもグリーンで着色されたインドのサンダーバンズ国立公園が続いているが,同じマングローブ帯である.

別窓で大きなGoogleマップを開く

ベラ号に乗り移るtransfer to Bhela

小舟で沖に出る

小舟で沖に出る

モングラ港を出た小舟は,水深があるであろう少し沖合まで進んだ.その辺りにはある程度大きな船舶が停泊していた.

この辺りはルプシャ川の範囲で,濁った水は淡水で,シュンドルボン国立公園の手前になる.


ベラ号に乗り移る

ベラ号に乗り移る

小舟から,前日ルプシャ川下りで乗ったベラ号に乗り移った.

ただこのあと少しして,若干それより大き目のディンギー号に乗り移るのだが,その理由が今もよく解らない.


ディンギー号に乗り移るtransfer to Dinghy

ディンギー号に乗り移る

ディンギー号に乗り移る

さてベラ号がある程度進んだ地点で,今度はまた小船を使い,ディンギー号に乗り移った.ディンギー号の客室数は18あり,11室のベラ号より確かに大きい.でも一気にこれに乗ればいいような.....まあ,.どうせ暇いっぱいなので,時間つぶしかな~

ところでディンギー(Dinghy)と聞くと,私は若い頃鎌倉材木座海岸でよく乗ったレーザー級や,それより少し大きい470級など小型セーリング艇を思い浮かべるのだが,ちょっと定義が違うようですね.


ディンギー号を案内してもらう

ディンギー号を案内してもらう

乗船後スタッフの皆さんにディンギー号内部を案内してもらった.

一番上のフロアにはBBQ設備や操舵室,二階にほぼ客室(2段ベッドx1またはx2)の全部とシャワールーム(4室),下の階にはダイニングルームやキッチン,エンジンルーム,乗員用部屋などになっている.


ディンギー号船室の様子

船室の様子

私の部屋は狭いがシングルルームで,2段ベッドなので上段にバッグが置けてちょうどいい.

何しろ川や林の近くを通過するので蚊がいる可能性があり,蚊帳が用意されていた(毛布上の茶色)

実際私の血は美味しくないようで,傍に寄って来た気配は感じられなかった.

一泊目は若干暑かったので窓を開け,二泊目は窓を閉め適温だった.


スタッフの皆さんは作戦会議

スタッフの皆さんは作戦会議

ダイニングルームでランチを頂いた.写真忘れたが朝仕入れた1kgのエビが含まれていたと思う.キッチンはダイニングルームの直ぐ隣にあり,できたものが直ぐ並べられるようになっている.

そしてスタッフの皆さんは作戦会議のようだ.サイクロン被災の制限がある中で,多分良きに計らって下さることでしょう.


下流にクルーズcruise downstream

ディンギー号はアンカーを上げる

ディンギー号はアンカーを上げる

ディンギー号は船首のアンカーを上げる.写真左下の男性,他に2,3人がウインチモーターを始動し,アンカーロープを巻き上げ操作している.


下流に運行開始

下流に運行開始

アンカーが上がり,メインエンジンが起動し,ディンギー号は下流に進みだした.

少しするとかなりの戸数の民家が建ち並んでいる.この辺りはまだ淡水域のようだが,漁業を生業としているのでしょうか.


シュンドルボン国立公園境界に差し掛かる

シュンドルボン国立公園境界に差し掛かる

やがて右側から支流が流れ込む辺りに来た.シュンドルボン国立公園境界ということだ.そしてこの辺りは満潮時は海水が逆流して上る汽水域となるそうだ.

ガイドAさんと一緒にその水面を眺めていると,あそこにカワイルカが,と教えてくれた.いくらか白っぽいところが普通のイルカと違うようだ.何度も現れたが写真は尽く失敗した.この汽水域辺りは公園内で一番カワイルカの多い場所なのだそうだ.

ところでシュンドルボン国立公園のマングローブ林は,インド側に続いており,双方世界遺産登録されている.それぞれ日本語ではシュンドルボン国立公園,スンダルバンス国立公園と呼ばれているが,ユネスコの英文名はSundarbans National Parkと同じだ.またGoogleマップでもそのように記されている.ベンガル語とヒンディー語のアルファベット表記法(発音法)の違いによるものでしょうか.

なおスンダルバンス(シュンドルボン)は『スンダリの木々』『美しい森』の意だそうだ.そう言えばネパールなどでも美人とか,美しいという形容にスンダリという言葉がよく使われますね.

こうした二カ国にまたがる世界遺産は,ブラジルとアルゼンチン双方のイグアス国立公園と同様ですね.


添乗Nさん心づくしのお汁粉

添乗Nさん心づくしのお汁粉

そろそろ夕方になってきた.添乗Nさんがわざわざ大阪から持参したという心づくしのお汁粉を頂きました.合わせてバングラクッキー(右のパック,例のLEXUS)も.

バングラデシュでお汁粉を頂くとは思いもよらなかったが,日本でも滅多に食べる機会はないので,多分20年ぶりくらいではなかろうか.ただしこれと似たぜんざいはも少し食べる機会があると思う.


一日目暮れるday 1 is over

操舵室の航海士さん

操舵室の航海士さん

陽が落ちかけてきて,操舵室で業務中の航海士さんの顔が赤みを帯びてきた.この日はこのまま夜間も運行し続け,ベンガル湾近くまで行き,アンカーを降ろすようだ.ご苦労さまです.

ところで船のスアリングホイールは車と違って,殆ど鉛直(軸は水平)なんですね.車は斜めで,バスや大型トラックだと水平近くなりますね.船のスアリングホイールは元々大きいし,さらに放射状に棒が突き出ているので,鉛直にしないと腹にぶつかるからでしょうか.


一日目暮れる

シュンドルボンの夕日

シュンドルボンの森の向こうに陽が落ちてきた.そしてさざ波程度の水面に熱した太い鉄棒を浮かべたような光景を見せている.

私達は順繰りに,エンジンルーム前でオイルで滑りやすいからとの注意を受けながらシャワールームを訪れ,浴びる.ただしシャワーヘッドから出るのは水だけで,日本人だから特別にと,キッチンで沸かしたバケツに1/4程度のお湯を工面して下さった.シュクラン.

そして夕食を頂き,月を眺め,船室に戻りベッドに横になった.これで11月12日はおしまい.zzz...


朝のバードウォッチングmorning Bird Watching

先を越される

先を越される

明けて11月12日になった.早朝は鳥が見つけ易いのだそうで,私達は小型ボートに乗り移り,脇の小さな支流に出発した.

でも私達よりさらに先を行く人達もいるのですね.風体からするとバングラデシュの人たちのようで,バードウォッチャーが多いようですね.

私達のグループで鳥専門家はお一人で,私達がバングラデシュを離れるとき,離団して残り,数日間一人滞在しウォッチングを続けられるそうだ.他の人は私のように完全に素人か,それに近い人が多いように見えた.


朝空中に根を出す木

空中に根を出す木

シュンドルボンは世界最大のマングローブ天然林で,マングローブの木は,塩分の多いところ,内陸で淡水に近いところ,砂地,泥地....それぞれ適合する多種類があるそうだ.

写真は岸辺のドロ地に生えた木で,内陸の大樹の気根と違って,一旦大気中に出た根が,先端で地中に潜り込んでますね.大気中に出た部分で大気を吸い取り,また先端を地中に差し入れることで樹木全体を支えているのでしょう.

この辺りでカワウソらしきがチラッと見えたが写真は間に合わず.


根元から上向きの気根を出す木

根元から上向きの気根を出す木

この木は根元から上向きの気根を出してます.まあこういった泥地では地中に空気が入り込めないのでどうしても気根に頼らざるを得ないのでしょうね.


カワセミが見えた

カワセミが見えた

主目的がバードウォッチングで,皆で声を出さずず~っと探していたのだか,ようやく見えた.まだ薄暗い中の逆光で完全にシャドウになっているが多分カワセミであろう.

博識な添乗Nさんの説によれば,カワセミの漢字は俗に言われる翡翠,翡翆,魚狗,川蟬....とかではなく,背中が美しいことに由来する川背美が正しいとのことだ.また同様にセミクジラは蟬鯨ではなく背美鯨とのことで,こちらはかなり一般的なようだ.Nさんは大学で,こうした分野ではないが講座をお持ちだそうで,私はこの期に及んで無料で受講させて頂きました.


幹から離れた場所に気根を突き出す木

幹から離れた場所に気根を突き出す木

こちらは幹から離れた場所に気根を突き出すタイプだ.見たことがありますね,新宿御苑で.そこで,改めて新宿御苑の木をググって見ると,北米原産の落葉針葉樹でラクウショウと呼ばれるようだ.新宿御苑は別に泥地ではなく,普通の土だが,とにかく気根を出すという本能(?)を失ってないのでしょう.

ただ新宿御苑の木は大木だが,この岸辺の木はそれよりず~っと小さい.しかし気根の重要度は高かろう.


ハクトウワシかな~

ハクトウワシかな~

こちらも小さな写りだが,胴体は焦げ茶,首から上は白い.ハクトウワシかな~

でも一般にハクトウワシは尾も白いようだから,やはり違うかな.では何だろう.

他にサギも飛んでいた.並のサギではなく,Nさん作『サギの恩知らず』に登場するサギで,甚だ印象深い(ただ写真は間に合わず).


陸の観察路に上がる

陸の観察路に上がる

大分陽が昇ってきた.小川を離れ別のところに陸の観察路への上り口があり,そこに上がる.沿岸警備隊の人も一緒ですね.


ちゃんと双眼鏡を下げたツーリスト

ちゃんと双眼鏡を下げたツーリスト

私達が上陸し,内部に歩き始めると,向こうから戻ってくる人たち,欧州人か,に出会った.ちゃんと双眼鏡を下げているので,真面目なバードウォッチャーであろう.

周囲の木はマングローブらしくない,普通の木が目立つ.多分水面から高い(海抜がある)のであろうか.


若干高台

若干高台

開けた場所に来て,周りを見ると,確かにここは若干高台に位置しているようだ.

樹木も異なるが,小鳥の種類も変わるのでしょうね.私には殆ど見つけられないのだが.


湿地もあり

湿地もあり

しかし湿地もあり,そこには上の泥地河原で見たような,幹から離れた場所に多くの気根を突き出した木が生えていた.

そして泥地に凹みが見えるが,確かこれがベンガルトラの足跡ではないかとガイドAさんが言っていたように思う.ベンガルトラはバングラデシュ,インド合わせたスンダルバンス(シュンドルボン)全体で180頭ほど棲息しているという.スンダルバンスの森は10,000 km2ということなので,非常に疎らであろう.

ベテランのガイドAさんは130回スンダルバンスを訪れた経験があるが,見かけたのは僅か7回だけということだ.プロのガイドでその程度だから,普通の人は先ず見つけられないのではなかろうか.


見張り塔あり

見張り塔あり

見張り塔があったのだが,はて上ったか,上らなかったか....思い出せない.もし上っていれば2つ上の写真のように少し広い森の範囲が見えたであろう.


スンダリの木

スンダリの木

さて上述のようにスンダルバンス(シュンドルボン)が『スンダリの木々』『美しい森』の意であることは記したが,実際固有名詞でスンダリの木があるのだとガイドAさんが語った.この写真の少し太い木だったように思うが.....ちょっと自信がない.

スンダリの木(学名 Heritiera littoralis)は非常に優れた木材で耐腐食性に富み,強度も高いそうだ.さほど大木にはならないし,また曲がっているが造船などに最適だそうだ.ちょうどレバノン杉のようですね.

但し現在スンダリ木を産するのは,適度な塩分を含むこのシュンドルボンエリアだけで,国立公園なので伐採はできず,公園外では僅かな量しか育てられないということだ.


マングローブウオークmangrove Walking

沿岸警備隊の皆さんとマングローブウオーク

沿岸警備隊の皆さんとマングローブウオーク

上のウオーキングはほぼ乾いた地面であったが,一旦ディンギー号に戻り少し休憩し,今度はハイカットの靴(ディンギー号のちょっと傷んだ装備品)を履き,湿地や泥地を歩く予定だ.

ここも沿岸警備隊の皆さんが同行する.


小舟から上陸

小舟から上陸

ディンギー号から小舟に島(?)の海岸に上陸した.

私達の後ろに欧州グループがいて,急かしている(うそです)


岸近くの猿

岸近くの猿

岸に上がり,歩き始めた.程なく猿の群れに出合った.容貌はニホンザルのようで,素人目には特段変わった種ではないように見える.つい,な~んだと言ってしまいそうだ.


森歩きが気持ちいい

森歩きが気持ちいい

この辺りは樹木が豊富で,路面もきれいだ.歩くのが楽しい.


泥濘帯

泥濘帯

この辺りは泥濘だ.ようやくハイカットの靴で来た理由が解り,納得した.靴はもちろん泥だらけになったが.

少し転がっている黒い塊がベンガルトラの糞らしいが.....私には判別できず(涙)


湿地の足跡

湿地の足跡

鹿の足跡とそれを追うベンガルトラの足跡ということだが.....ちょっとどれがどうか区別が付かない.でも動物の足跡であることははっきり読み取れる.


鹿の群れ

鹿の群れ

背景の林は全然マングローブぽい感じはせず,普通の木に見える.その普通の林を背に鹿の群れが移動していく.トラは天敵であろうが,何分にも数が少ない.きっと鹿だけは,喜ばれないが日本のように増え続けているのだろうか....


ベンガル湾近くの浅瀬

ベンガル湾近くの浅瀬

この辺りはもろに海水に満たされているように思えるのだが,それで果たしてこのように樹木が茂ることができるのでしょうか.スンダリの木はある程度塩分のある水が必要とAさんが話していたが.....濃くても大丈夫なのであろうか.


子ガニの作るラジアルパターン

小ガニの作るラジアルパターン

小ガニが砂に穴を開け,そこに隠れ,食事など必要時そこから這い出て作るラジアルパターンのようだ.

またその上に蹄の跡のような窪みが見えるが,鹿の歩いた跡であろうか.鹿はエビ煎餅も食べるが,カニもか.


睡蓮の池

睡蓮の池

マングローブウオークのイメージとはかけ離れた印象(先入観)だが,とにかく睡蓮の咲く池があった.人造の池かも知れない.

周囲はいくらかマングローブ林っぽいかな~


このエリアの標識

このエリアの標識

上陸し,そして今ボートに戻る辺りだ.ここにシュンドルボンにようこそ:Sarankhola Rangeの標識が架かっている.そして近くに寂れた管理棟のような建物がある.Sarankhola Rangeはかなり広いエリアを指すようだ.


二日目暮れるday 2 is over

夕方のお出かけ準備

夕方のお出かけ準備

マングローブウオークから戻り,ランチを頂き,しばらく船首で眺めたり,おしゃべりして過ごしているうちに夕方のお出かけの時間になった.

朝と同じように小舟で小さな支流に行くようだ.


小舟に乗る

小舟に乗る

スタッフの皆さん,監視の皆さん小舟に乗り込んだ.少し顔が赤みを帯びてますね.Exifを見ると午後4時過ぎだ.バングラはこの前のスペインのように午後4時はまだ真っ昼間のようでなく,関東地方の夕刻と同じようで好きだ.


鬼の棍棒のフルーツ

鬼の棍棒のフルーツ

相変わらず小鳥はなかなか探せない.替わりに動くことのない川縁りの樹木を眺めたら,鬼の棍棒のような実を付ける植物があった.パイナップルを丸くし,外皮のブツブツを荒々しくした感じだ.

そこで,美味しそー,食べられますか? とガイドSさんに訊いてみた.だが,人は食べられません,野生動物は食べますが,ということだった.


鬼の棍棒フルーツの内側

鬼の棍棒フルーツの内側

美味しそ~と思ったのは,実は朝一バードウォッチングのとき,この実だけ上陸場に右写真のように置かれていて,見ていたからだ.

こうして改めて見ると,皮がいっぱい,実は小さめなので,食する野生動物も結構苦労しそうだ.


二日目の日は暮れる

二日目の日は暮れる

3~40分して,ほぼ沈みかけた頃ディンギー号に戻った.

戻るとシャワー,夕食となった.夕食は上のBBQ台で調理されたものを,ダイニングルームに運んでもらったものだったかな.この日はいつものビール2本に加えてSさん差し入れのブランデーも頂戴した.さらに私はバンコクで買っておいた小さなシーバスリーガルがあったので,テーブルに置き,皆さんで飲んだ.イスラムながら寛容でいい国だ.

そしてとっくにアンカーを降ろし,休息に入っている船の部屋に戻り,11月13日,二泊目の眠りに就いた.


三日目モングラまで遡上day 3, go back to Mongla

11月14日朝

11月14日朝

さてディンギー号三日目,11月14日朝がきた.デッキから陸を眺めると,小さな村の民家が白け始めた朝もやの中に浮かび始めた.国立公園内にも幾らか村や民家が残っているのだな,と思った.もちろん日本も含めて国立公園内に家があるのは普通であろう,特に指定以前からあるものや,ホテルなどそうであろう.


アンカーを上げ,出航準備

アンカーを上げ,出航準備

私の部屋は船首近くで,アンカー作業室のハッチが開いているとよく見えるので上から覗き込んだ.三人のクルーがモーターを起動し,ウインチを回し,ロープを巻き,アンカーを引き上げた.これで出航準備完了だ.


三日目の日の出

日の出

メインエンジンも起動し,ディンギー号は上流に遡上を開始した.そして程なく日の出となり,また少し行くとまだ停泊中の幾艘かの船があり,脇を通り抜けた.

日の出は別にどこで見ても変わりないものだが,なかなかきれいだ.


大きな村の眺め(HDRi)

大きな村の眺め(HDRi)

国立公園を抜けたか,あるいはも少しか,大きな村が見えた.多くの船が岸に上げられているので今は干潮なのであろう.そう言えば前日朝のバードウォッチングに出たとき,「干潮で底が浅いのでこの辺で引き返します」というアナウンスがあった.


ディンギー号クルーの皆さん

ディンギー号クルーの皆さん

モングラ港到着前にディンギー号クルーの(殆どの)皆さんがダイニングルームに並んで自己紹介して下さった.左端白ヒゲにストライプシャツが船長さんで,以下シェフ,キッチンボーイ,機関士,航海士....等々の皆さんだ.ありがとうございました.添乗Nさんがまとめてチップをお渡ししていた.


モングラ港に到着し,小舟に乗り換える

モングラ港に到着し,小舟に乗り換える

ディンギー号はモングラ港に到着し,私達は小舟に乗り換えた.写真は小舟から振り返って眺めたディンギー号.


モングラ港に上陸

モングラ港に上陸

小舟はモングラ港桟橋に横付けされ,私達は上陸した.

ということでサイクロン被害の制限を受けながらも何とかシュンドルボンクルーズが叶い,まあ良かったとしよう.