セカトムへgo to Sekathum

このセカトム編ではチルワを出て,タメワを経てセカトムに至るまで,この日見た花の写真と記事を掲載した.

チルワを出るleave Chirwa(1,270m)

10月31日(土):チルワの朝は以下で迎えた.

チルワの朝歩き始める

チルワの朝歩き始める

10月31日(土):チルワで朝を迎え,テントを出たら傍らに犬がいた.周りに家がないのにどうして?と,よく見渡したら遠く離れて民家があった.どうやら一人(匹)で朝の散歩らしい.やがてキャンプサイトを囲む山の頂が陽で輝く頃朝食となった.ツアーでは毎朝チャパティの他にお粥を用意してくれるのがうれしい.

朝食後は再び北に向けて歩き始めた.写真のようにチルワの近くでは大岩が露出しているのに傍らに稲の畑があるという一風変わった光景が印象的だ.稲は概ね収穫の時期を迎え,所々で刈り入れ作業風景が見られる.


傷んだ橋

傷んだ橋

この日はかなり痛み,部分的に抜けた床や,華奢な懸垂針金の吊り橋を2,3渡った.あまり負荷がかからないように一人ずつ渡ったのだが,万が一床が抜けても(実際抜けている部分もある)落下しないようメインワイヤを掴みながら傾いた床を進んだ.なかなかスリルがある.


タムールコーラ(Tamor Khola)

タムールコーラ(Tamor Khola)

チルワを出てからは基本的にタムールコーラ(タムール川)沿いを進む.トレイルは左岸にあったり右岸にあったりするのでその都度吊り橋を渡る.幸いなことに大きなタムールコーラに架かる吊り橋は概して新しく,しっかりしたものが多かった.

タムールコーラの流れは多くの場所で急峻だ.また澄んでいてきれいに見える.ただ家畜や生活排水の影響があるので飲料に適さないのは他のネパール地域と同様だ.

非常に急峻で岩の隙間を縫うような箇所も多いタムールコーラをカヌーとかで下るのは危険すぎてちょっと想像しにくいが.....,実際に下る冒険野郎もいるようである.


下は,チルワを出て暫くの間の写真

チルワを出て暫くの間の写真
チルワを出て暫くの間の写真 チルワを出て暫くの間の写真 チルワを出て暫くの間の写真 チルワを出て暫くの間の写真 チルワを出て暫くの間の写真 チルワを出て暫くの間の写真 チルワを出て暫くの間の写真
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タメワで昼食lunch at Tamewa

下るトレッカー

下るトレッカー

チルワを発ち2時間ほど歩くときれいな石畳の道になる.色合いからして,最近整備された様子が窺える.この山域ではあまりトレッカーや登山者には出会わない.でもこの日はこの石畳の道で下るカップルとすれ違った.パンペマからであろうか?


タメワ(Tamewa)に着く

タメワ(Tamewa)に着く

石畳の道を小一時間ほど歩いたであろうか,タメワの集落に着いた.ここでは炊事の水とシートを広げる場所が確保できるため,昼食となった.シェフのKさんは天ぷらうどんと云う手の込んだ料理を作ってくれた.美味しかった!

こうしたツアー(オーガナイズドトレッキングツアー)で,日本人パーティ,韓国人パーティは調理に手がかかるため,また米国人パーティには大量の肉が要るため他国より費用が嵩むということだ.

食事中,子供たちがもの珍しそうに我々を眺めてくれていた.またポーターの皆さんは例によっておはじきビリヤードに余念がない.

節から枝の出る竹

節から枝の出る竹

この辺の竹は地面から近い節からも枝が出る.見慣れた孟宗竹などでは枝を出すことがあまりないので目にはちょっと珍しく映る.


下は,タメワまでの道中写真

タメワまでの道中写真
タメワまでの道中写真 タメワまでの道中写真 タメワまでの道中写真 タメワまでの道中写真 タメワまでの道中写真 タメワまでの道中写真 タメワまでの道中写真
タメワまでの道中写真 タメワまでの道中写真 タメワまでの道中写真 タメワまでの道中写真 タメワまでの道中写真 タメワまでの道中写真 タメワまでの道中写真

セカトムに着くarrived at Sekathum(1,660m)

タムールコーラとグンサコーラが交わる

タムールコーラとグンサコーラが交わる

チルワから暫くタムールコーラ(Tamor Khola:写真で上方)に沿って歩いてきたが,この辺りでグンサコーラ(Ghunsa Khola:写真で左側)がタムールコーラに交わり流れ込んでいる.以降グンサコーラに沿って北上することになる.


グンサコーラ沿いを行く

上記2つの合流点ではタムールコーラに大きな吊り橋が架けられている.これを渡るとタムールコーラとはお別れ,以降は専らグンサコーラ沿いを歩く.少し進むと上流方向に白い峰がちらりと見えてくる(中央の写真).ジャヌー南面のようで,僅かながらでもカンチェンジュンガ山群を垣間見たことで皆が歓声を上げる.足取り軽くさらに遡ると満開の桜が所々に見えて,春を錯覚させるようである.いわゆる緋寒桜の系統であろうか?尤もネパールでは春に咲く桜はあまりないということだが.

グンサコーラグンサコーラ先のジャヌー満開の緋寒桜

セカトムのキャンプサイト

セカトムのキャンプサイト

セカトムの橋の手前にはテントを張れる平らな敷地を有した一軒の民家があった.敷地や水を供給し,またビールやささやかな雑貨を商っているようである.ただ電気はまだ来ていない.私たちは1:30PM頃到着し,テントを張ってもらい,陽の当たる水場で身体を洗い,洗濯をした.この日は早く到着し,多少風もあったためか洗濯物がよく乾いてくれた.

私たちより少し後にプラハから来たと云うカップルが到着し,やはりテントを張った.ガイドとポーターを連れているが,専任のキッチンスタッフはいない様子だ.


チャパティの仕上げ

チャパティの仕上げ

ここは民家のキッチン.チャパティはこねた小麦粉を麺棒で薄く延ばし,フライパンで焼いて作る.ただその後,写真のように赤く焼けた炭の上に載せて表面をこんがり焼くことで一層美味しさが増すそうである.焼いているのはここの若奥さんで,前述のプラハからの客人用に焼いているそうだ.


下は,セカトム辺りでの写真

セカトム辺りでの写真
セカトム辺りでの写真 セカトム辺りでの写真 セカトム辺りでの写真 セカトム辺りでの写真 セカトム辺りでの写真 セカトム辺りでの写真 セカトム辺りでの写真
セカトム辺りでの写真 セカトム辺りでの写真 セカトム辺りでの写真 セカトム辺りでの写真 セカトム辺りでの写真 セカトム辺りでの写真 セカトム辺りでの写真

この日見かけた花などtoday's flowers

中央は竹の子で,平地でないためか曲がって生えている.

この日見かけた花
セカトム辺りでこの日見かけた花 セカトム辺りでこの日見かけた花 セカトム辺りでこの日見かけた花 セカトム辺りでこの日見かけた花 セカトム辺りでこの日見かけた花 セカトム辺りでこの日見かけた花 セカトム辺りでこの日見かけた花

今日も一日いい天気で良かった.さて明日はタムールコーラ(Tamor Khola)沿いを歩き,セカトムまで行く予定だ.



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