資料References
今回の印象で特に強かったこと
- ちょうどロンボク寺,チョモランマ(エベレスト)ベースキャンプを訪れる日に晴れ渡り,チョモランマがよく見えて,とてもラッキーだった.最近ではアララット山×,コーカサス山脈▲,梅里雪山△....と芳しくなかっただけに改めて幸運を噛み締めた.
- チベット高原には沢に沿って畑が多くあり,農家が相当数見られる.チベット族は殆ど家畜の放牧を生業としていると思い込んでいたが意外であった.おまけに青海省ゴルムド手前では,単位面積当たりの麦収穫量が中国一(いや世界一か?)とされるオアシス地帯などもあり,驚いてしまった.
- 青蔵鉄道ゴルムド~ラサ間は14時間余も乗車するが,比較的単調な眺めであるに拘わらず筆者的には飽きることなく大いに楽しめた.三等(二等?)コンパートメントは狭く,窮屈であるが,眺めが雄大なのが効いたようである.
- 雲南や四川のチベット族,ネパールのシェルパ族も敬虔なチベット仏教徒であるが,ここチベットでは本家だけあって一層熱心である.仏塔や寺の前だけでなく,例えば人込みのバルコルを五体投地で廻る人の姿も見られる.一方盲目など生まれつきの不具者に対して,「前世の行いが悪かったから」と蔑み,家族も家の中に閉じ込めておく,という慣わしにはショックを受ける.
- 現在シェカール~ジャンム間は道が悪く,4WDでないととても通れそうには見えない.しかし現実にはシガツェ~ジャンム間マイクロバスの路線バスが運行されていたのに遭遇し驚いた.ただ,昼間工事のため通行は夜間に限定され,また各3時間くらいの片道通行である.落石事故で足止めを食らったりもした.しかしその道路工事が完了した暁には小型の観光バスが普通に通れるようになるであろう.ロンボク寺,C.B.C.方面はいま暫く4WDの時代が続くであろう.それでもネパール側よりは圧倒的に容易にベースキャンプに到達できるのであるが.
などだった.
中国関連リンク
- 外務省/中国情報:中国のページ
- 在日中国大使館: 在日中国大使館のページ
- 正式国名:中華人民共和国(People’s Republic of China)
- 首都:北京(Bejing)
- 通貨:人民元,今回は¥10,000=534人民元.人民元はやはり高くなっている.
- 電源:電圧220V,電源プラグタイプ:C(Continental/丸2ピン)型が多いが,ホテルの多くは日本と同タイプも備えていた.
- 面積:中国全土で約960万km2.日本のほぼ26倍
- 人口:中国全土で約13億756万人(中国国家統計局2005)
- 言語:チベット族はチベット語でチベット文字ある.人口の多くは漢族で漢語(中国語),他
- 宗教:チベット族はチベット仏教.中国全土では仏教,イスラム教,キリスト教など
- 日本との時差:公式には中国統一時間-1時間,サマータイムなし(*註)
- 国旗:通称「五星紅旗」と呼ばれ,赤い地色は共産主義革命を象徴する.大星は中国共産党と人民の団結を,4つの小星はそれぞれ労働者,農民,知識階級,愛国的資本家を表わし,黄色は光明を象徴する.また同時に,大星は中国本土を,4つの小星はそれぞれ満州,モンゴル,ウイグル,チベットを表わすとも言われる,そうです.
- チベットの世界遺産(今回見たところだけ)
- ラサのポタラ宮と大昭寺(ジョカン)(Historic Ensemble of the Potala Palace, Lhasa) 1994年文化遺産登録
ネパール関連情報
- 外務省/ネパール情報:ネパールのページ
- 在日ネパール国大使館:
(住所)〒153-0064東京都目黒区下目黒6-20-28 フクカワハウスB
(東横線学芸大学駅からだと15,6分くらい歩く)
ネパール国大使館のページ(2015.4.9現在)
ビザ申請のページ(2015.4.9現在)
- 正式国名:ネパール(Nepal)(2007年暫定憲法成立でネパール王国の王国が外され,単にネパールとなった)
- 首都:カトマンドゥ(Katmandu)
- 通貨:ネパールルピー(Rs),2005年10月ころRs1=¥1.5くらいだったが,今回は両替せず不明.
- 電源:電圧220V,電源プラグタイプ:C(Continental/丸2ピン)型がメインとされるが,一般にはA,B,B3,BF,C,SE型,つまり殆ど何でもありとの話もある.
- 面積:約14.7万km2で北海道のほぼ1.8倍
- 人口:約2.400万人
- 言語:ネパール語.ただし60以上の異なる民族が住み,70以上の言語があるそうだ.
- 宗教:ヒンドゥー教(国教),ただしエベレスト街道など山岳部はチベット仏教
- 日本との時差:-3時間15分,サマータイムなし(15分という半端な値はインドと同じになるのを避けたためとか.....)
- 国旗:図柄の月と太陽はヒンズー教のシンボル.三角を2つ重ねた世界でも珍しい国旗.
- ネパールの世界遺産(今回ちらっとだけ見た所)
- カトマンズの渓谷(Kathmandu Valley)1979年文化遺産登録
おしまいまで見て頂きありがとうございました.