マリィMary

マリィは人口30万人でトルクメニスタン第2の工業都市だという.メルブを征服した帝政ロシアが1884年,メルブ近郊に築いたのが始まりだそうだ.アシハバードからのフライトがあり,メルブ観光の起点となっている.


マリィ付近のGoogleマップ

トルクメニスタン第2の都市マリィ(Mary)は国の中央部,マーカー11に位置している.

マリィに到着arrived at Mary

マリィの住宅の配置

住宅の配置

マリィ空港到着前に街を見下ろすとこんな風に見える.道路の両側に住宅が配置されているのは日本の都市の新興住宅街と同じだ.ただどの家も結構広い裏庭が付いているのはいいかも.畑として使っているのかも知れない.隣家とは生垣で区切っているのもちょっとおもしろい.


現ベルディムハメドフ大統領肖像画

現ベルディムハメドフ大統領

マリィ空港に到着したとき,ジェット戦闘機も2機着陸した.トルクメニスタン空軍のロシア製戦闘機のようで,この空港は軍用空港を兼ねているようだ.滑走路脇には大きな肖像画が飾られていた.肖像画はあちこちにあるので,前ニヤゾフ大統領のような独裁体制を固めていくのであろうか?


トルクメニスタンの花嫁

たまたまアシハバードからマリィへのフライトで,アシハバードからマリィへ嫁ぐ花嫁が乗り合わせた.アシハバードで付き添いの人たちが,我々にもお祝いのクッキーを配ってくれて,美味しく頂戴した.写真はマリィ到着後の様子で,花嫁はすだれ状のマスクで顔を覆い,両側に介添え人が衣装を支えている.顔を全部隠すのは結婚式を挙げる前のしるしだということは,前日の国立博物館見学で知っていた.博物館で得たことが即刻役立つと共に,博物館の展示物より実際の衣装が一層艶やかであることも判った.顔が見えないのが残念であるが.

空港の外に出ると新郎(左下写真の中央)が待っており,二人で腕を組んで飾り立てた車に向かった.この間バンドが演奏を始め,関係者がダンスを繰り広げて祝福する.なかなか楽しげな結婚披露風景である.

トルクメニスタンの花嫁トルクメニスタンの花嫁
トルクメニスタンの花嫁トルクメニスタンの花嫁

マリィの市内city of Mary

新しいモスクの建設

新しいモスクの建設

街のメインストリートの端の方で,4本ミナレットの大きなモスクが建設中であった.ドームが出来上がり,今青いタイルを貼る作業が進行中のようである.


下は,マリィ市内の写真あれこれ

マリィ市内の写真
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マリィ市内の写真 マリィ市内の写真 マリィ市内の写真 マリィ市内の写真 マリィ市内の写真 マリィ市内の写真

マリィのバザールbazaar in Mary

マリィのバザール

バザールのドーム

このドームのある建物には主に化粧品,洋服などのお店が入っている.その裏手の平屋の大きな建物には野菜や果物,穀類など食料品を扱う店などが無数に並んでいた.


マリィバザールのお兄さんたち

写真撮影

ここのお兄さんたちは,「写せうつせ!」と声を掛けてくれる.大変ありがたい.で,ここのデニムパンツの正札であるが今改めて見るとよく判らない.公定為替レートはUS$1=5,200マナト,実際の闇レートはUS$1=22,000マナトと4倍くらいのレートで両替してくれる.闇レートは半ば公然のようで,ナマトでもUSドルでもどちらでも支払い可能なレストランでは大抵US$1=22,000マナト換算くらいの料金で請求される.それで,パンツの正札の710の単位は何であろう?単純に710ナマトではいくら何でも激安過ぎだし.....


下は,マリィのバザールの写真

マリィのバザールの写真
マリィのバザールの写真 マリィのバザールの写真 マリィのバザールの写真 マリィのバザールの写真 マリィのバザールの写真 マリィのバザールの写真
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民族音楽folk Music

トルクメニスタン音楽演奏

トルクメニスタンの音楽

この少年たちが唄と踊りを披露してくれた.写真の弦楽器と写ってはいないがドラムがトルクメニスタンの音楽演奏に最もよく用いられるようだ.毛がふさふさの帽子は今はちょっと暑そうだが,民族衣装であるため止むを得まい.


農家の庭先で夕食

音楽と踊りの後は庭に並べたテーブルで夕食となった.蝿や蚊だけでなく,アブやら蜂やら,色々飛んできて大変であった.しかし時間が経ち,夜が更けるに従い,これらの虫が少なくなっていくということを発見した(蚊以外).温度が下がるからかな~?

農家の子農家の家族
農家の庭先で夕食農家の広い居間

ここのご主人は絵描きだそうで,家の一室は展示即売会場に充てられていた.多くは油絵で,家族や地元の風景をモチーフにした作品が多いようだった.その脇で,シルクと綿の混紡という触れ込みでスカーフも販売していたが,買ってきて明るいところで見たら,しっかりとポリエステル100%と記してあったそうだ.



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