イスタンブールIstanbul

このイスタンブール編では2013/12/12(木)成田からイスタンブールへ飛び,イスタンブールで一泊,あくる日12/13(金)朝イスタンブールを出てプリシュティナへ向かうときの写真を載せました.


イスタンブール付近のGoogleマップ

イスタンブール(トルコ)はフライトの都合で寄る中継地で,目的地コソボまでは1時間半程度のフライトで,羽田/九州間より少し遠いくらいか.

イスタンブールへfly to Istanbul

成田空港第一ターミナルのクリスマスの装い

先ずは成田空港へ

旅行会社指定の成田空港第一ターミナル集合時間に合わせて京成アクセス特急で向かうことにした.普通は半蔵門線押上駅で乗り継ぐのだが,まだラッシュアワーが終わっていないだろうと読んで,東急大井町線中延駅で乗り継いで向かった.押上乗り換えより少し時間が多く掛かったと思う.

成田空港出発ロビーは赤いブーゲンビリアにツリーと,クリスマスの装いで季節感が演出されている.

さて,ターミナルの指定場所に行くと添乗Kさんが待ってくれており,搭乗券を貰い,案内を聞く.同行のツアーメンバーはこの日の朝キャンセル客があり10人(f5,m5)になったそうだ.皆さんどうぞよろしく.トルコ航空は団体客のWebチェックインはできないそうで,一応Kさんから事前に電話があった時『できれば通路側』とお願いしていたのだが,そのように手配してくれていた.ありがとうございます.

次いでトルコ航空に行き荷物を預け,ANA(スターアライアンス)のマイレージを加算してもらう.実は帰りのベオグラードでこのカードを落としてしまい,数万円あったEdyポイントを失ったのは実に悔しい.


ロシア上空を飛ぶトルコ航空TK-0051便の飛行マップ

トルコ航空TK-0051便はロシア上空経由でイスタンブールへ

成田を概ね定刻12:55に発ったトルコ航空TK-0051便(B777-300ER)は新潟,ハバロフスクを経てロシア上空を飛んだ.12時間余りのフライトで黒海からイスタンブールに到着するようだ.


イスラム国キャリアながらワインを出してくれる

イスラム国キャリアながらワインを出してくれる

トルコ航空はイスラム国のキャリアであるがワインやビールを出してくれる.うれしい.写真の食事はチキンであるが,さすがポークやポークのハムやソーセージは出さないのではなかろうか.まあ食事は普通に美味しいと思う(カナジー基準で).

なお,このフライトは大変空いていて,多分30%程度の搭乗率ではなかろうか.なので真ん中壁前の3席続きシートを陣取って楽々だった.


イスタンブールへのTK-0051はwifiを装備

TK-0051はwifiを装備

TK-0051の機材はB777-300ERであるが,感心なことにエコノミークラスもwifiを装備していて驚いた.まだ成田を出たばかりなのであまり必要性は高くないが繋いでみると若干速度が遅いかも知れないが普通に使えて素晴らしい.ただ不思議なことに帰りの便も,同じトルコ航空のB777-300ERであったがwifiを装備していなかった.きっとB777-300ERを複数有し,順次装備を改めているのであろう.

なおwifiマーク左横の『Live TV』とは何であろうか?テレビ放送と同じものが機内シートスクリーンで見れるのであろうか?映画はいくつかみたがテレビ放送は試して見なかった.

イスタンブールで一泊stay overnight at Istanbul

夕刻イスタンブールに到着し,バスでMarriottホテルへ

夕刻イスタンブールに到着

東京とは時差-7時間のイスタンブール空港(アタテュルク国際空港)には夕刻に到着した.直行便があればイスタンブールには寄らないでプリシュティナに行けるのであろうが,どうやらちょうどいい便がないようでイスタンブールで一泊となった.ただ宿泊のHotel Courtyard Marriottはイスタンブール空港ほど近くに位置し,中継地としては好適だ.なおアタテュルク国際空港はイスタンブールのマルマラ海ヨーロッパ側にあり,中心街には近いと思う.

さて,空港からはMarriottホテルまではバスで向かった.写真のように既に陽は落ちていたが,道路脇には雪が残り相当の寒さを窺わせていた.う~ん,ちょっと心配だな~


イスタンブールMarriottホテルの安全検査は空港並み

Marriottホテルの安全検査は空港並み

バスは程なくMarriottホテルに到着した.玄関にはX線透過の安全検査があり,空港並みの厳しさだ.Marriottは米国資本で,例えば数年前イスラマバードMarriottホテルが爆破されたように,テロの標的にされる可能性は高いと思われるし,仕方ないであろう.


イスタンブールMarriottホテルのクリスマス飾り

Marriottホテルのクリスマス飾り

厳しい安全検査を備えるイスラム国のMarriottホテルであるが,サンタやツリーのクリスマスの飾り付けが施されている.不思議な気がするが,あたかも日本でもクリスチャンでも何でもないのに猫も杓子もクリスマスを騒ぎ立てるのと同じノリなのではなかろうか.

なおトルコには,エフェソスの聖母マリアの家や,イスタンブールのアヤソフィア(元々はキリスト教会),カッパドキアの岩窟教会や礼拝堂....があったことであるし,現在も少ないではあろうがクリスチャンも居るのではなかろうか.


イスタンブールHotel Courtyard Marriottの部屋

Hotel Courtyard Marriottの部屋

部屋は広々とし,バスタブには熱いお湯も出て,お茶セットも備えていて,言うことがなかった.今回ツアーでは一,二番目の良さで,この先はどんどんレベルが低下するそうだ.空港に近いところ=周りに見るところがない,であるが明日朝早いので,まあ出歩くこともできまい.

イスタンブールを出るleave Istanbul

12月13日早朝Courtyard Marriottホテルを発つ

12月13日早朝ホテルを発つ

さて一晩寝て12月13日早朝ホテルのロビーに集まり,チェックアウト.ロビーには空港と同じ出発フライト表示板(写真左端)が掲げられ,少なくともキャンセルや大きなディレイの無いことはここで知ることができよう.その昔はパタパタ音を立てながら表示するメカニカル反転フラップ式の随分大掛かりな装置だったが,安価なLCDの流通が一ホテルへの設置も容易にしたのであろう.まあパタパタも何故か旅情を掻き立て,なかなか趣き深いものであったが.

なおここではあまりにも早朝のためレストランは開いておらず,ホテルからお弁当を渡される.そして添乗Kさんから『液体物持ち込めませんのでヨーグルトはその前に飲むよう』案内される.持って歩くのも厄介なのでその場で食べたり処分し,バスに乗り込んだ.


朝のイスタンブール空港出発ゲート前

朝のイスタンブール空港出発ゲート前

バスはあっと言う間に空港に着き,コソボのプリシュティナ(Pristina)行きトルコ航空TK-1017便にチェックインし,出発ゲートに進んだ.ゲート前は7:40発という早朝便だが大勢の客が待っている.スカーフやアバヤの女性客が目立つのがイスタンブールらしいが,その色が黒いのはトルコ人ではなく主にアラブ人などではなかろうか.


朝のイスタンブール空港出発ゲート前で子供をあやす父親

出発ゲート前で子供をあやす父親

ヒゲの若い父親が出発ゲート前で子供をカートに乗せ,あやしていた.カートをくるくる回転させると,子供は目も回さずキャッキャと笑い声を上げている.いい光景だ.


プリシュティナは-17℃表示のゲートから搭乗始まる

プリシュティナは-17℃表示のゲートから搭乗始まる

ゲートが明けられ搭乗が始まった.ゲート前の表示板にはプリシュティナの気温が-17℃と表示されている.夜明け前の一番寒い時間帯ではあるが,それでもあまりの低さにおののかざるを得ない.まあ,昼間はもっと気温が上がるでしょう.


トルコ航空TK-1017便はイスタンブール空港を飛び立つ

TK-1017便はイスタンブール空港を飛び立つ

定刻7:40にトルコ航空TK-1017便はイスタンブール空港を飛び立った.機材はA319で,エコノミークラスのシートは3-3配列だった.イスタンブール上空が雲が厚く暗い.市街は深くはないが雪で覆われている.さてこのような天気はプリシュティナまで続くのかな~?それとも途中で変わるのかな~?気掛かりだ.


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