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このクラヴィツェ編では，2013/12/19(木)聖地メジュゴリエの観光後，バスでクラヴィツェへ行き，滝を見物し，その後モスタルの宿へ向かったときの写真を載せました．
クラヴィツェはメジュゴリエの南西に位置し，距離的には比較的近い．
聖地メジュゴリエを見てからまたバスに乗り，クラヴィツェに向った．メジュゴリエを案内してくれたガイドさんも同行し，滝も案内して下さるという．
滝は少し山間にあるので，ここに行く道は比較的狭い．日本人を案内するのは今年まだ３回目で，他所と比べれば圧倒的に少ないそうだ．まあ有り体に言えば大した滝ではないということであろう．
バスは駐車場に到着した．そこから下方にクラヴィツェの滝を望むことができた．林から幾条もの水が流れ落ちている．あまり大きな川ではないが，滝の暫く下流でネレトヴァ川に合流するそうだ．
滝は全体で馬蹄形を描き，幅は120m，落差は25mあるそうだ．
駐車場から滝壺に歩いてみた．滝壺は広い池になっており，きれいなエメラルドグリーンの水を湛えている．今はくすんでいるが，初夏の頃はきっと樹木の新緑と相まってさらにいいであろう．
一帯はピクニックやキャンプ適地で，ハイシーズン中は大勢の人で賑わうそうだ．
私たちも駐車場から滝壺の池まで下り，そして登り，戻ったのでちょっとしたハイキングが楽しめた．オフなので人っ子一人会わなかったが，それはそれでいい，いやその方がいいかも．
下は，クラヴィツェの滝での写真
クラヴィツェの滝を見物したので，この日の宿泊地モスタルへと向かった．クラヴィツェから一旦南下し，ネレトヴァ川に沿う街道に出ると，そこからは川を遡るようにモスタルへと一目散に進んだ．そして半分ほど行くと日が暮れて暗くなっていった．
真っ暗になった午後５時ちょっと過ぎ，モスタルのブリストルホテル（Hotel Bristol）に到着した．このホテルはネレトヴァ川に架かる橋（スタリモストの上流の橋）の西側袂にあった．ネレトヴァ川の西側は主にクロアチア人居住区となっているそうだ．
チェックインし，少し古めかしい部屋に入り，窓を開けるとこの眺めだった．確かにネレトヴァ川左岸，東側に，明るく照らし出されたモスクのミナレットが幾つも見える．ホテルのある右岸側（この写真）で一番目立つ塔こそ多分聖ペーター教会の鐘楼であろうが，モスクのミナレットもちゃんと見える．どうやらイスラム教徒とクロアチア人とが必ずしもくっきりと別れて住んでいると云う訳でもなさそうだ．
下は，モスタルに入るときの写真
日が明けたら午前中はこのモスタルの街を歩くことになっている．
