今日はクリスマスイブ,サンティアゴデコンポステーラの巡礼路(Route of Santiago de Compostela)をしばらく逆に辿ることになった.先ず最初にアストルガに着いた.
マーカー8で示したのがスペインのアストルガ(Astorga).サンティアゴデコンポステーラ巡礼路「フランスの道」途上の街で,司教座が置かれているそうである.
小さなクリスマスツリーがそれらしさを感じさせる.しかし派手な飾り付け等一切ない.多分これがキリスト教国地方都市の一般的な姿であろう.
この大聖堂は15世紀末~18世紀にかけて建築されたそうだから,長い期間だ.18世紀のリスボン大地震で破壊され,修復を要した部分もあったようだ.後期ゴシック様式とバロック様式の特徴を持つようだ.
アントニオガウディの設計で,1889年に建設が開始され,概観は少なくとも完成しているように見えたが,3階の一部はまだ未完成だそうだ.一目でガウディーの作品と判るデザインだ.実際中を見てはいないが,現在は巡礼博物館となっており,巡礼に関す種々展示があるそうだ.サンティアゴデコンポステーラへの巡礼の途中立ち寄るのであろう.
アストルガ近くの通りはこのような感じだ.サンティアゴデコンポステーラへはフランスから出発する人が多いそうだが,この辺りまでたどり着くには相当期間かかるであろう.
下は,アストルガでの光景