アストルガの次はレオンを訪ねた.レオンはこの辺りの商工業の中心地として栄えているそうで,中世にはサンティアゴ巡礼路の要所であったそうだ.
マーカー9で示したのがスペインのレオン(Leon).中世レオン王国首都が置かれていたため,有名なゴシック様式のレオン大聖堂など残る.
レオン市街の広場,ベンチに腰掛けたガウディの像があった.背後のカサボティン,現在は銀行だそうだが,を作った記念に銅像が建てられたようである.
レオンという名称は,ローマ大帝が建設したレヒオに由来しているそうだ.10世紀にはカスティジャ王国の首都と定められ,栄えたそうだ.一時,イスラムの支配下になるも,奪回したそうで,当時の城壁の跡も残っているそうだ.
下は,レオン市街での眺め
外側を見ただけで詳しくは不明.王家の霊廟であるそうだ.少なくとも外観は,写真のように落ち着いた感じの建物だ.
スペインゴシック美術の傑作とされるレオンの大聖堂はサンタマリア大聖堂が正式名のようだ.13世紀~14世紀にかけて建造されたそうだ.写真で,高い天井のすぐ右下のステンドグラスから光が射し込むようになっている.中央祭壇の元には,レオンの守護聖人サンフロイランの遺物が納められた銀の聖棺が置かれている.
下は,レオン大聖堂の写真