今年は5月下旬になってやっと高尾山に登れるようになった.陣馬山を越え,山梨県に入り,三国山,熊倉山,浅間峠の方まで足を伸ばすこともやってみた.
コース:京王高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→高尾山→6号路→高尾山口
天気:曇り
歩行時間:9時間くらい.
暑い季節になったがそれなりにいろいろな花が咲き,蝶や蜂が寄ってくる.
コース:京王高尾山口→6号路→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→高尾山→6号路→高尾山口で歩く.天気:曇り.歩行時間:9時間くらい.
梅雨のこの季節は紫陽花.高尾山には紫陽花は必ずしも多くないが,所々にあまり目立たずに咲いている.圧倒的な杉林の下では相対的に控え目にならざるを得ないのだ.いわゆる最も一般的に植えられている球状のアジサイはセイヨウアジサイであり,日本原産のガクアジサイ Hydrangea macrophyllaを改良した品種であるそうである.で,この写真の紫陽花はというと,ガクアジサイである.昔からここに生えていたのかも知れない.しかし,日本原産の最も古いものは青色だそうだ.花はつぼみのころは緑色,それが白く変化し,咲くころには水色または薄紅色. 咲き終わりに近づくにつれて花色は濃くなっていく,ということだ.これからすると,ここの紫陽花は地味で花弁も白であるから,違うのかも知れない.或いはここの土壌が地味にさせているのかな?
コース:京王高尾山口→6号路→高尾山→城山→景信山→陣馬山→和田峠→醍醐丸→連行山→生藤山→三国山→熊倉山→浅間峠→西東京バス停上川乗(→JR武蔵五日市),で歩く.天気:曇り/雨.歩行時間:9時間30分くらい.
今日は再び陣馬山の先まで歩いてみた.関東ふれあいの道「富士見」コースと名付けられているが,残念ながらこの日も富士山のみならず周りは殆ど何も見えなかった.ここは生藤山の近く,石だらけの道でちょっとこわい.でもここらは広葉樹が多くなかなかほっとできる場所でもある.前回バスの発車時間を調べておき,それを眺めながら下ったので順調に武蔵五日市に辿りつけた.相当長い距離バスに乗ったが乗客は自分も含めて3人,確かに西東京バスの経営上の大変さはよく理解できる.
コース:京王高尾山口→6号路→高尾山→城山→景信山→陣馬山→和田峠→醍醐峠→連行山→茅丸→生藤山→三国山→熊倉山→浅間峠→西東京バス停上川乗(→JR武蔵五日市),で歩く.天気:曇り/雨.歩行時間:9時間30分くらい.
今日は初めて陣馬山の先まで歩いてみた.ここは連行山(誰に連行される?)少し手前の辺り.どうやらこの道の900m~1,000mくらいの高さでは杉は少なく,広葉樹が多くを占め美しく感じる.連行山~茅丸~生藤山~三国山~熊倉山の辺りはず~っとこのような林でなかなかいい.この日は残念ながら濃い霧で,途中から雨が降り出し周りが全く見えなかったのは少し残念であった.
2006年6月25日現在の西東京バス上川乗→JR武蔵五日市の時刻表は甚だ疎らである.次に行くときは気を付けなくては.
時間帯 | 平日 | 土曜 | 休日 |
---|---|---|---|
午後3時台 | - | 3:59 | - |
午後4時台 | 4:45 | - | - |
午後5時台 | 5:32 | 5:23 | 5:44 |
午後6時台 | - | - | - |
午後7時台 | 7:24 | 7:32 | 7:10 |
コース:京王高尾山口→6号路→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→高尾山→6号路→高尾山口で歩く.天気:曇り.歩行時間:9時間くらい.
今日も天気はイマイチだ.ここ暫くは平年の半分以下の日照時間だと昨晩の天気予報の時間で報じていたのでまあこんな天気が今年の標準であろうか.ここは小仏の茶屋(峠の上の方)のベンチ前のテーブル.雨が多いのできのこが生え,思い切り生長してしまった.ここを小仏峠に下る途中サルを2匹見かけた.サルを見るのは初めてだ.近くに竹の子のかけらが落ちていたのでこれを食べていたのであろうか?今日はさらに帰路の6号路でリスも見かけた.これまた初見で,今日は何とも珍しい体験のある日だった.
コース:京王高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→高尾山→6号路→高尾山口で歩く.天気:曇り.歩行時間:9時間くらい.
関節炎治療後初めてで,さてどうなることやら?と半ば不安を抱きながらこの日もぬかるみの多い道を歩く.どうにか想定内の疲労の範囲に収まっているかな.
コース:京王高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→高尾山→5号路→6号路→高尾山口で歩く.天気:曇り.歩行時間:10時間くらい.
歩いている時も少し痛いことがあった右足首外側が,翌日からさらに強く痛みだした.1ヶ月前と2ヶ月前に1度づつ痛んだ部位と同じようだ.翌々日病院で診てもらったら,軟骨に何とか液が十分行き渡らないために起こる関節炎であろうということだ.トレーニングは炎症を防いでかつ機能を維持する兼ね合いが必要,ということだ.
コース:京王高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→高尾山→5号路→6号路→高尾山口で歩く.天気:曇り.歩行時間:9時間くらい.
早朝スタートで早い時間だったため,城山からの戻りで5号路と交差する辺りに早めに到着した.5号路を時計廻りで歩いてみることにする.他の場所と同様この花がたくさん咲いている.シャガ(斜牙?射干?)というアヤメの仲間で,学名がIris Japonicaだそうである.Japonicaからしててっきり日本原産と思いきや,実は中国原産のようだ.湿った林の斜面を好むようである.またアヤメ科の植物としては珍しく常緑なのだそうで,さらに生える根が広く伸びるため,土壌流出を防いでくれるそうだ.この花の分布であるが,高尾山周辺,とりわけ6号路に多く見られ,陣馬山に近づくに連れ少なくなっているようだ.別名でコチョウカ(胡蝶花)とも称するそうで,その方が感覚的にはマッチすると思う.
昨年まで特に感じることが無かったのに,今回久しぶりで6号路を下ったら,大きな杉の木の根元から2mくらいの範囲で皮がこの写真のように痛めつけられているのが目立った.鹿などが食料不足のときに木の皮を食べることがあるそうであるが.....所々に「木の皮を剥がないでください」と云った意の掲示があり,人為的なものであろうか?でも何のためにそのような無益な行為をわざわざ.....?
コース:京王高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→高尾山→稲荷山コース→高尾山口で歩く.天気:曇り.歩行時間:9時間くらい.
明王峠手前と,先で出会った消防学校の皆さん.陣馬山清水茶屋の若主人の話では新入生が入って暫くしたこの頃に毎年ここ高尾山訓練があるそうだ.たしか去年秋頃にも出会ったことがあるので,少なくとも年2回はありそうだ.中にはかなり長いロープを肩に掛けている人もいる.岩登りのロープ(ザイル)と比べると太くて重そうに見える.数は少ないが女子学生もいくらか見える.清水茶屋の若主人によれば,消防学校の皆さんは陣馬山山頂で休憩をとるが,警察学校の訓練では全く休憩が無く一段と厳しい,ということだ.
陣馬山山頂直下,陣馬高原の方向になろうか,を木立ちの間から眺める.色々な濃さの緑と,距離に応じて異なる色の山々が幾重にも層状に重なり,曇り空ながらもよく映える.
コース:京王高尾山口駅→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→栃谷→落合→JR藤野駅.天気:曇り後晴れ.歩行時間:7時間くらい.
→栃谷→落合→JR藤野駅に歩くのは初めて.西側の直接落合に抜けるコースより舗装道路区間が長いのが欠点.
高尾山は杉が多い.幸い今のところ花粉症に見舞われることはないが,花粉が蓄積しある日発症すると云うことが往々にして起こるそうである.実は,つい最近まで慣れれば大丈夫なのでは....と勝手に考えていたのでエラい誤解だったと認識した次第だ.知り合いでひどい花粉症の人も知っているだけにこの問題を抱える人に同情すると共に解決案若しくは改善案が見つかることを願っている.その花粉症元凶の立派な杉木立ちの中に,木の名称は分からないが一際明るく輝く木が生えていたりする.営林署の事業の観点からすればおそらく雑木で本来好ましくないもの,まあエイリアンのような存在であろうが,5月の晴れた日にハイカーが眺める限りとても美しく,とても切り倒すには忍びない...と思う.
2006年最初の高尾山.今年の5月はいい天気の日が殆ど無く,この日は久々に「五月晴れ」と云う言葉が当てはまる日であった.なので,歩く人,駆ける人,...人出が多かった.一丁平過ぎた辺りでセミ,きっと土から出るタイミングを間違えたと思しき一匹,が狂い鳴きしていた.