高尾山2010年(前)

今年の高尾山ハイキングメモ.

slide高尾山2010年(前)スライド版 もどうぞ.

2010年5月5日(水/祝)  【2010#12】

京王高尾山口→2号路→4号路→高尾山→城山→景信山→陣馬山→一ノ尾尾根→落合→JR藤野駅のルートマップ/map

今日のコース

コース:京王高尾山口→2号路→4号路→高尾山→城山→景信山→陣馬山→一ノ尾尾根→落合→JR藤野駅
天気:終日快晴.とても気温高くなった.
歩行距離:21.4km
歩行時間:6時間8分,休止時間:1時間26分.
痛くなったところ:左脚.

新緑の2号路入り口

新緑の2号路入り口

朝京王高尾山口にはとても多くの行楽客が降り立った.6号路は上り一方の通行制限のある旨標識を掲げた人が案内していた.ということで,稲荷山と6号路はやめて,空いている2号路→4号路のコースを上った.

新緑が鮮やかなこのコースは最初急坂を一気に上ると,後は平坦な道となる.花は今のところ少なめなように思う.

この日眺めた花や実

セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)シャガ(射干)クサノオウ(瘡の王)
↑セリバヒエンソウ
(芹葉飛燕草)
↑シャガ
(射干)
↑クサノオウ
(瘡の王)
ヘビイチゴ(蛇苺)チゴユリ(稚児百合)ジュウニヒトエ(十二単)
↑ヘビイチゴ
(蛇苺)
↑チゴユリ
(稚児百合)
↑ジュウニヒトエ
(十二単)
ホタルカズラ(蛍蔓)アカネスミレ(茜菫)ニョイスミレ(如意菫)
↑ホタルカズラ
(蛍蔓)
↑アカネスミレ
(茜菫)
↑ニョイスミレ
(如意菫)
シロバナイカリソウ(白花碇草)イカリソウ(碇草)クサボケ(草木瓜)
↑シロバナイカリソウ
(白花碇草)
↑イカリソウ
(碇草)
↑クサボケ
(草木瓜)
ニリンソウ(二輪草)タチツボスミレ(立坪菫)エゾアオイスミレ(蝦夷葵菫)
↑ニリンソウ
(二輪草)
↑タチツボスミレ
(立坪菫)
↑エゾアオイスミレ
(蝦夷葵菫)
クロモジ(黒文字)スミレ(菫)コケリンドウ(苔竜胆)
↑クロモジ
(黒文字)
↑スミレ
(菫)
↑コケリンドウ
(苔竜胆)
ヤブタビラコ(藪田平子)オダマキ(苧環)ホウチャクソウ(宝鐸草)
↑ヤブタビラコ
(藪田平子)
↑オダマキ
(苧環)
↑ホウチャクソウ
(宝鐸草)

コケリンドウ(苔竜胆)が硬い道の真ん中で咲いていたのは不思議だった.

2010年4月30日(金)  【2010#11】

京王高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→一ノ尾尾根→落合→JR藤野駅のルートマップ/map

今日のコース

コース:京王高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→一ノ尾尾根→落合→JR藤野駅
天気:風は冷たいが終日晴
歩行距離:20.6km
歩行時間:5時間39分,休止時間:1時間17分.
痛くなったところ:左脚付け根など.

落葉樹の芽とヤマツツジ

落葉樹の芽とヤマツツジ

落葉樹の淡い新緑に控え目なヤマツツジの花が調和していい雰囲気だ.気温の高くない今の季節こうした道を歩くのはとても気持ちがいい.


明王峠茶屋のHDRi(高ダイナミックレンジ画像)

この辺りではまだ桜も盛んだ.持っていったコンパクトカメラにはオートブラケティング機能が付いていなかったので順次マニュアルで露出を変えて3カット撮影した.茶屋なのでほんとは人の居る方がいいのだが,被写体ぶれになるのでやはりマニュアルでは難しい.HDR合成結果は,ヒノキの樹皮もそれなりに再現できたのでまあいいとしよう.

明王峠茶屋のHDRi(高ダイナミックレンジ画像)

今年は3月4月の気温が低めだったのが幸いし,桜が長持ちしているし,いい年だと思う.

この日眺めた花や実

ニガイチゴ(苦苺)ヤマザクラ(山桜)ヤエザグラ(八重桜)
↑ニガイチゴ
(苦苺)
↑ヤマザクラ
(山桜)
↑ヤエザグラ
(八重桜)
ヒトリシズカ(一人静)セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)イカリソウ(碇草)
↑ヒトリシズカ
(一人静)
↑セイヨウタンポポ
(西洋蒲公英)
↑イカリソウ
(碇草)
タチツボスミレ(立坪菫)サクラスミレ(桜菫)ナツトウダイ(夏灯台)
↑タチツボスミレ
(立坪菫)
↑サクラスミレ
(桜菫)
↑ナツトウダイ
(夏灯台)
エイザンスミレ(叡山菫)オニタビラコ(鬼田平子)カラスノエンドウ(烏野豌豆)
↑エイザンスミレ
(叡山菫)
↑オニタビラコ
(鬼田平子)
↑カラスノエンドウ
(烏野豌豆)
カタバミ(片喰)ハルジオン(春紫苑)ヤマエンゴサク(山延胡索)
↑カタバミ
(片喰)
↑ハルジオン
(春紫苑)
↑ヤマエンゴサク
(山延胡索)

2010年4月25日(日)  【2010#10】

京王高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→一ノ尾尾根→落合→JR藤野駅のルートマップ/map

今日のコース

コース:京王高尾山口→6号路→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→一ノ尾尾根→落合→JR藤野駅
天気:風は冷たいが終日晴
歩行距離:21.3km
歩行時間:5時間23分,休止時間:47分.
痛くなったところ:左脚付け根など.

この日の眺め

紅葉台辺りに来ると富士山には変わった雲,つまり輪郭のくっきりした小型雲が複数現れ,横切っていった.手前の山々は新芽で淡い色のモザイク模様に染まり,今の季節ならではの眺めだ.

一丁平辺りでは比較的遅咲きの桜が満開で,青空に映える.

景信山手前のヒノキは完全に伐採が済み,中央高速方面がバカに見通しが良くなった.ここも淡い新緑モザイクが清々しい.

↓紅葉台の富士山↓一丁平先の桜↓木のなくなった景信山手前
紅葉台の富士山一丁平先の桜樹木のなくなった景信山手前
明王峠の桜明王峠先陣馬山山頂の鯉のぼり
↑明王峠の桜↑明王峠先↑陣馬山山頂の鯉のぼり

明王峠の桜も今が満開だ.峠の小屋も珍しく今日は営業していたようだ.

明王峠先の落葉樹林も新しい芽が吹き始め,あっさりした山桜といい調和を見せていた.

陣馬山に来ると,滅多なことでは開いていない信玄茶屋が営業しており,庭には鯉のぼりが泳いでいた.

この日眺めた花や実

キランソウ(金瘡小草)ユキヤナギ(雪柳)クサノオウ(瘡の王)
↑キランソウ
(金瘡小草)
↑ユキヤナギ
(雪柳)
↑クサノオウ
(瘡の王)
ツルカノコソウ(蔓鹿の子草)ミヤマキケマン(深山黄華鬘)ヤマブキ(山吹)
↑ツルカノコソウ
(蔓鹿の子草)
↑ミヤマキケマン
(深山黄華鬘)
↑ヤマブキ
(山吹)
ムラサキケマン(紫華鬘)キジムシロ(雉莚)ドウダンツツジ(燈台躑躅)
↑ムラサキケマン
(紫華鬘)
↑キジムシロ
(雉莚)
↑ドウダンツツジ
(燈台躑躅)
カロライナジャスミンオオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)シバザクラ(芝桜)
↑カロライナジャスミン↑オオイヌノフグリ
(大犬の陰嚢)
↑シバザクラ
(芝桜)

2010年4月18日(日)  【2010#9】

京王高尾山口→6号路→高尾山→城山→景信山→陣馬山→一ノ尾尾根→落合→JR藤野駅のルートマップ/map

今日のコース

コース:京王高尾山口→6号路→高尾山→城山→景信山→陣馬山→一ノ尾尾根→落合→JR藤野駅
天気:晴のち曇り
歩行距離:21.0km
歩行時間:5時間54分,休止時間:58分.
痛くなったところ:左脚付け根など.

この日の眺め

前回まで通行止めになっていた6号路が上まで通しで通行可能になっていた.早速歩いてみると,沢には前日降った雪が少し残っていた.

これ程遅い時期の降雪は東京ではタイ記録だそうで,確かに珍しいと思う,一丁平あたりでは桜とつつじと雪が同時に眺めることができ,なかなかすばらしい.気温も低目が続いたので,桜も長持ちしていた.

↓通行再開された6号路↓一丁平手前↓一丁平
通行再開された6号路一丁平手前一丁平
一丁平城山手前明王峠手前
↑一丁平↑城山手前↑明王峠手前

ただトレイルは雪と泥とで凄いぬかるみが至るところにできていた.それにもめげず縦走路のハイカーやランナーは多く,ここ数年で最も多いように感じられた.

陣馬山からは一ノ尾尾根を下ったが,陣馬山直下を除き,ぬかるみは少なくなかなか快適に歩けた.

ハナネコノメ(花猫の目)

ハナネコノメ(花猫の目)

通行再開された6号路を歩いていると,日陰にこの小さな花が咲いていた.1~2年前にも見たことがあるが,名前が判らなかった.今回また見かけたのであちこちのサイトを覗かせてもらったら,少なくとも葉っぱの形(3本指状)や花全体の形はハナネコノメ(花猫の目)に似ていると思うに至った.ただ良く見かけるハナネコノメの写真では雄しべの先が赤く,それが大きな特徴だと思う.ところがこの花の雄しべ先端は若干色があるものの目立たず,いたって地味である.

高尾山のハナネコノメの最盛期は3月上旬のようなので,赤い部分が落ちてしまった.....のではなかろうか?来年はぜひ盛りの頃訪れなくては.......

2010年4月8日(木)  【2010#8】

京王高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→一ノ尾尾根→落合→JR藤野駅のルートマップ/map

今日のコース

コース:京王高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→一ノ尾尾根→落合→JR藤野駅
天気:晴
歩行距離:20.9km
歩行時間:5時間52分,休止時間:1時間15分.
痛くなったところ:左脚付け根など.


一丁平辺りの桜

一丁平辺りの桜

今年の桜は気温が低めで平地でも長く咲いている.高尾山も桜の種類はいろいろあるようで,順繰りに咲いていくようだ.

ところでこの桜の種類は何だ?色合いや咲く時期からしてソメイヨシノの系統か.....?


景信山手前のヒノキ伐採

景信山手前のヒノキ伐採

景信山手前の北側斜面ではヒノキの伐採作業が進められている.2,3年前城山北斜面の林全てが伐採され,八王子の方が見渡せるようになったが,ここもどうやら全伐採で高速道路の方角がクリアになりつつある.

間伐でなく,全部伐採するのはどうしてかな....?


落合に下ったところ

落合に下ったところ

いろいろなグラデーションの新芽を背景に桜や連翹の花が映える.

落合は以前藤野町であったが,今は相模原市だ.最近同市在住友人の知らせによれば,区制になったようで,あちこち住所若しくは住居表示が変わったようである.ここ落合も変わったであろう,多分.

この日眺めた花や実

エイザンスミレ(叡山菫)タチツボスミレ(立坪菫)ミツバツツジ(三葉躑躅)
↑エイザンスミレ
(叡山菫)
↑タチツボスミレ
(立坪菫)
↑ミツバツツジ
(三葉躑躅)
サクラスミレ(桜菫)ハナニラ(花韮)ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)
↑サクラスミレ
(桜菫)
↑ハナニラ
(花韮)
↑ヒメオドリコソウ
(姫踊り子草)
フデリンドウ(筆竜胆)カタバミ(傍食)ケマルバスミレ(毛丸葉菫)
↑フデリンドウ
(筆竜胆)
↑カタバミ
(傍食)
↑ケマルバスミレ
(毛丸葉菫)

2010年3月30日(火)  【2010#7】

京王高尾山口→梅ノ木平→三沢峠→大洞山→お大垂水→城山→景信山→陣馬山→一ノ尾尾根→落合→JR藤野駅のルートマップ/map

今日のコース

コース:京王高尾山口→梅ノ木平→三沢峠→大洞山→大垂水→城山→景信山→陣馬山→一ノ尾尾根→落合→JR藤野駅
(→梅ノ木平→城山と登るのは初めて)
天気:ほぼ晴
歩行距離:26.3km
歩行時間:7時間4分,休止時間:2時間.
痛くなったところ:左脚付け根など.

南高尾山稜から登ってみる

良く晴れた朝,初めて南高尾山稜から登ってみることにした.このルートは「関東ふれあいの道」の一部で,案内板が豊かな筈なのだが,高速道路工事現場の先でちょっと曲がる場所を見失ってしまった.情けない.

朝日射す南高尾トレイル相模湖と富士を望む遅い雪の跡(陣馬山手前)
朝日射す南高尾トレイル相模湖と富士を望む遅い雪の跡(陣馬山手前)

さて今年はこのところ寒く,所どころ厚い霜柱が立っているが,快晴でとても爽やかだ.三沢峠を過ぎ,相模湖を左手に眺め進むと,背後には富士山がくっきり頭を覗かせていた.

大垂水からは急な登りになった.これまで下りだけだったので気付かなかったが,こうして登って見ると予想外にきつい傾斜と思われた.やがて城山に着くと,その先はこれまでと一緒である.他より若干標高が高いためか,陣馬山手前辺りには前日降ったとみられる僅かばかりの雪が残っていた.

この日眺めた花や実

ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛)ヤマブキ(山吹)モミジイチゴ(紅葉苺)
↑ナガバノスミレサイシン
(長葉の菫細辛)
↑ヤマブキ
(山吹)
↑モミジイチゴ
(紅葉苺)
ミミガタテンナンショウ(耳形天南星)ヒゴスミレ(肥後菫)クサイチゴ(草苺)
↑ミミガタテンナンショウ
(耳形天南星)
↑ヒゴスミレ
(肥後菫)
↑クサイチゴ
(草苺)
アカフチタチツボスミレ(赤斑立坪菫)アオイスミレ(葵菫)花名不明の白い花
↑アカフチタチツボスミレ
(赤斑立坪菫)
↑アオイスミレ
(葵菫)
↑花名不明の白い花
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)エイザンスミレ(叡山菫)カタクリ(片栗)
↑オオイヌノフグリ
(大犬の陰嚢)
↑エイザンスミレ
(叡山菫)
↑カタクリ
(片栗)

カタクリ(片栗)の花は藤野で見たもの.もっと小さいものと想像していたが意外な大きさに驚いた.この写真では斑の葉っぱで区別できるが,ちょっと見でイカリソウ(碇草)と大差ないようになってしまった.失敗しっぱい.カタクリはユリ科でユリ根のような球根ができ,片栗粉はそれから作られるそうだ.ただ俗に「片栗粉」と称されているものはジャガイモから精製したデンプン,つまりまがい物が殆どという.ジャガイモから作るのは遠い昔小学校の実験で,真っ白な粉ができて感激したことを思い出す.

2010年3月22日(月/祝)  【2010#6】

京王高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→日影沢→日影→JR/京王高尾駅のルートマップ/map

今日のコース

コース:京王高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→日影沢→日影→JR/京王高尾駅
(城山→日影沢→日影コースを歩くのは初めて)
天気:概ね快晴,ただ夕刻には雲
歩行距離:30.4km
歩行時間:8時間43分,休止時間:1時間47分.
痛くなったところ:あちこち少し

暴風跡のトレイル(城山近く)

暴風跡のトレイル(城山近く)

この日の良い天気に誘われ,3月になって初めて高尾山を訪れた.ところで前日は関東一帯,まるで台風のような暴風が吹き荒れていた.そのせいでこの日トレイルは叩き落されたスギやヒノキの小枝でいっぱいだ.

帰路は初めて城山から舗装道路の日影沢林道に下ってみた.まだ一度もお目にかかったことのないハナネコノメがまだ咲いていればいいな~期待したが,残念ながら既に終わった後のようで見つけることはできなかった.ただこれまあ見た経験のなかったヨゴレネコノメ(汚れ猫の目)などに出合うことができよかった.それにしてもヨゴレネコとはまた気の毒な名前だ.特段汚れた印象は受けないが.....

この日眺めた花

ミツバツチグリ(三葉土栗)ヤマルリソウ(山瑠璃草)ヒナスミレ(雛菫)
↑ミツバツチグリ
(三葉土栗)
↑ヤマルリソウ
(山瑠璃草)
↑ヒナスミレ
(雛菫)
タチツボスミレ(立坪菫)サクラ(桜)センボンヤリ(千本槍)
↑タチツボスミレ
(立坪菫)
↑サクラ
(桜)
↑センボンヤリ
(千本槍)
クサイチゴ(草苺)アオイスミレ(葵菫)ニリンソウ(二輪草)
↑クサイチゴ
(草苺)
↑アオイスミレ
(葵菫)
↑ニリンソウ
(二輪草)
ユリワサビ(百合山葵)ヨゴレネコノメ(汚れ猫の目)ネコノメソウ(猫の目草)
↑ユリワサビ
(百合山葵)
↑ヨゴレネコノメ
(汚れ猫の目)
↑ネコノメソウ
(猫の目草)
花名不明の白い花キクザキイチゲ(菊咲一華)アズマイチゲ(東一華)
↑花名不明↑キクザキイチゲ
(菊咲一華)
↑アズマイチゲ
(東一華)

2010年2月5日(金)  【2010#5】

京王高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→一ノ尾尾根→落合→JR藤野駅のルートマップ/map

今日のコース

コース:京王高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→一ノ尾尾根→落合→JR藤野駅
天気:概ね快晴
歩行距離:20.9km
歩行時間:6時間6分,休止時間:1時間25分.
痛くなったところ:あちこち,特に左脚付け根.

雪景色

昨日で立春を迎えたが,ここのところ気温が低めで数日前積もった雪が残っている.殆ど快晴で,真っ白な道を歩くにいい日和だった.

↓稲荷山コース6号路分岐点↓稲荷山コースを進む↓一丁平辺り
稲荷山コース6号路分岐点稲荷山コースを進む一丁平辺り
城山手前明王峠手前一ノ尾尾根
↑城山手前↑明王峠手前↑一ノ尾尾根

2010年1月26日(火)  【2010#4】

京王高尾山口→高尾山→城山→景信山→陣馬山の往復ルート地図

今日のコース

コース:高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→高尾山→稲荷山コース→高尾山口
天気:少し北風あるも快晴
歩行距離:27.6km
歩行時間:8時間43分,休止時間:1時間30分.
痛くなったところ:あちこちかなり疲労した.

この日の眺め

久しぶりに早い時間から歩き始めた.所々硬く凍った稲荷山コースを行くと,やがて朝日が差込みトレイルを赤く染めた.寒気と相まって凛とした気分を味わう.ところで稲荷山コースの「稲荷山」はどこに存在するのか?いつも疑問に思いながらもそのままにしている.

朝日の射す稲荷山コース城山の椿陣馬山から望む赤石岳(左)と悪沢岳
朝日射す稲荷山コース城山の椿陣馬山から望む
赤石岳(左)と悪沢岳(右)

この日は全く霜の花を見かけなかった.今年は終わったのであろう.城山では以前から咲いている椿が依然として咲いている.一気に咲かないで順々に咲いていくのがこの花の持ち味のようだ.

陣馬山に来てからも南アルプスや富士山に雲がなくよく見渡せた.ただ雪山は少なく,僅か赤石岳と悪沢岳が白く輝いていた.

2010年1月22日(金)  【2010#3】

京王高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→一ノ尾尾根→落合→JR藤野駅のルートマップ/map

今日のコース

コース:京王高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→一ノ尾尾根→落合→JR藤野駅
天気:歩いている間はほぼ快晴
歩行距離:20.8km
歩行時間:5時間30分,休止時間:1時間2分.
痛くなったところ:左足あちこち.

この日の眺め

朝の気温はさほど低くないが,トレイルは幸いまだガチガチ凍っていることろが多く助かった.もちろん日当たりの良いところはグチャグチャになっている場所も少なからずある.

殆ど終わりであろうが,それでもまだごく小さいながら霜の花(シモバシラ)が見られた.写真にするとサイズが判り難い.

一丁平手前の霜の花(シモバシラ)一丁平の富士山陣馬山から一ノ尾尾根に入る
一丁平手前の霜の花一丁平の富士山陣馬山から一ノ尾尾根に

歩き始めて暫くは富士山がよく見えていた.後,明王峠辺りからはかなり雲が覆い,陣馬山では完全に見えなくなる,と云うよくあるパターンで推移した.但し,上空は終日ほぼ快晴という格好のハイキング日和で,歩いている人も多かった.

陣馬山からは一ノ尾尾根へと下った.途中トレイルが厚く落ち葉で覆われたところを歩くが,秋からず~っと吹き飛ばされずに留まっているのをいつも不思議に思う.

2010年1月15日(金)  【2010#2】

京王高尾山口→高尾山→城山→景信山→陣馬山の往復ルート地図

今日のコース

コース:高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→景信山→城山→高尾山→稲荷山コース→高尾山口
天気:晴時々曇り
歩行距離:27.6km
歩行時間:8時間6分,休止時間:1時間56分.
痛くなったところ:左足あちこち.

少し雪の残る明王峠の先

少し雪の残る明王峠の先

とても寒い朝だった.都心で氷点下を記録するのは2年ぶりとラジオで報じていた.稲荷山コースから歩き始めたが顔や耳がぴりぴりする.いつもより多くパーカーなど着込んで歩いたがあまり汗も出ず,ちょうどいいくらいだった.

この日は概ね晴れていたが,どうやらここ数日間で降ったのであろう所々に雪が残っていた.でも今年の高尾山は今のところ雪の少ない年ではなかろうか.


この日の霜の花(シモバシラ)

この日は前回よりむしろシモバシラは大きく,また数もあった.

霜の花(シモバシラ)霜の花(シモバシラ)霜の花(シモバシラ)

2010年1月6日(水)  【2010#1】

京王高尾山口→高尾山→城山→景信山→陣馬山→和田峠→連行山→生藤山→三国山→佐野川峠→鎌沢→JR中央線藤野のルートマップ/map

今日のコース

コース:京王高尾山口→稲荷山コース→高尾山→城山→景信山→陣馬山→和田峠→連行山→茅丸→生藤山→三国山→佐野川峠→鎌沢→JR中央線藤野(佐野川峠→鎌沢は初めてのコース)
天気:ほぼ快晴
歩行距離:29.7km
歩行時間:8時間12分,休止時間:1時間50分.
痛くなったところ:右足首が少し痛い.

この日の霜の花(シモバシラ)

この日は正月休みも終わった平日,まあまあの人出.奥高尾から城山にかけての北側斜面あちこちではまた霜の花が見られた.ただ以前と比べて押しなべて小粒である.これまで寒い日が続いたので幾度となく水分を吸い上げ,花を咲かせたシモバシラの茎が大方壊れてしまったのであろう,多分.

霜の花(シモバシラ)霜の花(シモバシラ)霜の花(シモバシラ)
霜の花(シモバシラ)霜の花(シモバシラ)霜の花(シモバシラ)

タチツボスミレ(立坪菫)か?

タチツボスミレ(立坪菫)か?

城山の辺りで咲いていた.普通この時期には咲かないと思われるが.....,実際は咲いていた.この近くでは過去にも季節外れ的に咲いていたことがあったのを思い出す.ページをめくると2008年10月5日のことだったようである.

2つ見比べると,色の濃さが少し異なるものの良く似ているように思える.高尾山で最もよく見られるというタチツボスミレ(立坪菫)であろうか?


富士見の道

陣馬山の先,「富士見の道」を名付けられたルートを三国山まで歩くことにした.和田峠から暫くはヒノキや杉の林が続く(左の写真).この辺りで逆方向に向かう二人連れとすれ違う.

連行山辺りに向かって登ると,やがて落葉樹林帯に至り,晴れたこの午後,燦々と陽の光を浴びる(中の写真)

このトレイルの最高点,茅丸1,019mに至る(中の写真)藤野町十五名山の標識に対峙して東京都の標識も立っている.つまり頂上は東京/神奈川の境になっているわけだ.なお合併で藤野町は現在相模原市だ.

和田峠から先のヒノキ林落葉樹林帯茅丸頂上

この後,生藤山を経て三国山に至った.朝方全く無かった雲も,ここでは右側の稜線を少し残し富士山を覆っていた.三国山からは佐野川峠に下った.佐野川峠は,上の原駅へと続く上岩と,藤野駅へ出る鎌沢への分岐点となっている.地図で見ると双方の駅までの距離に大差なさそうである.鎌沢を経て藤野駅に出る道は歩いたことがなく,ここを試してみることにした.

佐野川峠から鎌沢への道は広くとても良い道だった.鎌沢に着くと,他の藤野地域と同じように斜面の茶畑が目立った.この時期はまだ新芽が無いので黒ずんだ印象だ.鎌沢に入ると舗装された通りになるがとても急坂だ.後は沢井,落合を通り,藤野駅へと歩いた.



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