牛やヤクのいる光景(2)

このページでは既存ページから転載し,バラサグン(キルギス),メルブ遺跡(トルクメニスタン),サマルカンド(ウズベキスタン),ペンジケント(タジキスタン),日月山峠(中国青海省),小北湖(同),タングラ(チベット),ツォナ湖(同),サキャ(同),カツォーラ(同),もう牛坪(中国雲南省),タイズ(イエメン),パクディン(ネパール),ジョサレ(同),ナムチェバザール(同),クンデ(同),クムジュン(同),ドーレ(同),ドーレ上(同),チャングメ(同),ショマレ(同),ツラタンガ(同),トクラ(同),ロブチェ(同),ゴラクシェプ(同),デゥーサ(同),ディンボチェ(同),チュクン(同),ターモ(同),ナムチェ(同)の写真を載せました.

バラサグン

キルギス/バラサグン(Balasugan)

キルギス/バラサグン(Balasugan)

キルギスはバラサグン遺跡近く.キルギスも遊牧民の国であるので牛や羊,馬があちこちで草を食んでいる.中東とかと違って羊より牛の姿が目立つ.....気がする.

以上中央アジアの旅2007/バラサグンのページから.

メルブ遺跡

トルクメニスタン/メルブ遺跡(Merv)

トルクメニスタン/メルブ遺跡(Merv)

メルブ遺跡キズカラで,牛飼いの家族が強い陽射しを避けるためここで休んでいた.写真いいですか?と訊いたら,OKしてくれた.世界遺産も現代の生活にちゃんと溶け込んでいるようだ.

以上中央アジアの旅2007/メルブ遺跡のページから.

サマルカンド

ウズベキスタン/サマルカンド(Samarkand)

ウズベキスタン/サマルカンド(Samarkand)

サマルカンドに近づくと草原が多くなる.ただしこの季節は既に新緑は終わり,茶色である.草原では羊もいるがどちらかと言うと牛が目立つ.

以上中央アジアの旅2007/サマルカンドのページから.

ペンジケント

タジキスタン/ペンジケント(Penjikent)

タジキスタン/ペンジケント(Penjikent)

ウズベキスタンからタジキスタン入国後,小型車でペンジケントに向かう.周囲にはパミール高原から続くというザラフシャン山系とトルキスタン山脈の峰が見え,麓で畑と家畜の放牧を営む風景が広がっている.

以上中央アジアの旅2007/ペンジケントのページから.

日月山峠

日月山峠(Mt. Riyue Pass)

日月山峠(Mt. Riyue Pass)

日月山峠には唐の時代に,チベット,つまり当時の吐蕃王国ソンチェンガンポへ嫁いだ唐の文成公主を祀った日亭という祠が建てられていた.政略結婚だった訳だ.文成公主は,ここに着いたとき故郷を映すという不思議な鏡を携えており,眺めると唐の都が映し出された.涙が堰を切って溢れ,それがチベット側へ一筋の川となって流れ,青海湖へと注いだという.なので文成公主は己が運命はチベットに在りと悟り,唐ときっぱり決別してチベットに嫁いだそうな.

以上チベットの旅2007/青海湖のページから.

小北湖

小北湖(Xiaobei Lake)

小北湖(Xiaobei Lake)

日月山峠から暫く走ると小北湖が見えてきた.湖畔には羊やヤクが僅かな草を食み,健気にも小さな高山植物がいっぱい花を開いていた.

以上チベットの旅2007/青海湖のページから.

タングラ

チベット/タングラ(Tanggula)

チベット/タングラ(Tanggula)

タングラ駅は標高5,068mに位置し,世界一高いところにある駅だそうだ.所々でチベット遊牧民がテントを設営し,ヤクや羊などの家畜を連れて来て放牧しているのを眺めることができる.

以上チベットの旅2007/青蔵鉄道のページから.

ツォナ湖

チベット/ツォナ湖(Lake Cuona)

チベット/ツォナ湖(Lake Cuona)

4:45PM頃ツォナ(措那)湖駅に達したとき,時間調整のため少し停車した.傍らのツォナ湖は海抜4,650mに位置し,湖面はあくまで青く,とても美しい.琵琶湖の3分の2ほどの大きさだそうで,数日前に眺めた青海湖と比べても圧倒的に澄み切った青だ.地元の人々には「聖なる湖」と呼ばれているそうだ.

以上チベットの旅2007/青蔵鉄道のページから.

サキャ

サキャ(Sakya)で畑に向かうヤク

サキャ(Sakya)で畑に向かうヤク

飾り立てた2頭のヤクが畑へと歩んでいる.この辺りでは畑を耕すのにトラクタも使われるが,ヤクも健在だ.耕す作業には必ず顔を飾ったヤクが2頭ペアで鋤を引いている.他国で牛や水牛で鋤を引かせるときは1頭であることが多いように思うので2頭立ては異例か?また祭りでもないのに飾り付けるのは,ヤクに対する尊厳の念の現れか?

以上チベットの旅2007/サキャ(薩迦)のページから.

カツォーラ

カツォーラ(Gyatsola Pass:5,248m)

カツォーラ(Gyatsola Pass:5,248m)

ラツェから暫く走り,カツォーラに着いた.ここもチベット仏教の慣わしに従いタルチョーがいっぱい風になびいていた.こんな高い所,いやそれだからこそヤクが元気に生活している.

以上チベットの旅2007/カツォーラのページから.

もう牛坪

もう牛坪(Yak Meadow)

もう牛坪(Yak Meadow)

リフトで標高3600mのもう牛坪に到着した.もう牛はヤクの中国語だそうだ.リフトを降りてから木道のハイキング路に入ると,玉龍雪山が目の前にくっきり見える.リフト駅近くの道の両側には土産物屋や焼き鳥などのお店が並んでいる.売り子の衣装からすると皆チベット系のようだ.確かに3600mの標高でヤクの放牧を生業とするのはやはりチベッタン以外なかろう.

以上雲南省の旅2007/玉龍雪山のページから.

タイズ

タイズのスーク(at the Souk in Taiz)

タイズのスーク(at the Souk in Taiz)

タイズはサナア,アデンに次ぐイエメン第3の都市で人口約40万人だという.南部山岳地帯の標高3,006mのサビル山の北斜面中腹に広がっている.イエメン王国時代1948年から62年までは一時国の首都であったそうだ.スーク(市場)では,牛やヤギ,羊が残飯処理係りとしてほっつき回っていた.

以上イエメンの旅2006/タイズのページから.

パクディン

パクディン(Phakding:2,650m)

パクディン(Phakding:2,650m)

ゾッキョ(zokyo,Dzopkyo)は力持ちだ.あの強健なシェルパポーターの2倍の荷を上げるそうだ.牛とヤクの合の子で,高地に適応し,少し長い毛を持つ.

以上エベレスト街道トレッキング2005/ゴーキョリへ(1/3)のページから.

ジョサレ

ジョサレ(Josale)

ジョサレ(Josale)

ドゥードコシに架かる吊り橋を渡る.渡るのは家畜優先である.

以上エベレスト街道トレッキング2005/ゴーキョリへ(1/3)のページから.

ナムチェバザール

ナムチェバザール(Namche Bazaar:3,450m)

ナムチェバザール(Namche Bazaar:3,450m)

ナムチェバザールのショップ脇を,ジャガイモを背負ったゾッキョが下っていった.ジャガイモは多分クムジュン辺りで採れたものであろう.

以上エベレスト街道トレッキング2005/ゴーキョリへ(1/3)のページから.

クンデ

クンデ村のヤク牧場(Yak Meadow at Khunde)

クンデ村のヤク牧場(Yak Meadow at Khunde)

クンデ村にはヤク牧場が多くある.草を求めて朝出かけ,夕に戻るようである.夏の期間は標高の高い放牧地に移動するのではなかろうか.

以上エベレスト街道トレッキング2005/ゴーキョリへ(1/3)のページから.

クムジュン

クムジュン(Khumjung)

クムジュン(Khumjung)

朝一番餌場まで連れ行くためにヤクの群れを追うシェルパ族の青年.

以上エベレスト街道トレッキング2005/ゴーキョリへ(2/3)のページから.

ドーレ

ドーレ(Dole:4,040m)

ドーレ(Dole:4,040m)

ドーレの集落は最初に到着する地区と,その裏で,写真の家畜囲いのあるカルカと,その先のドゥードコシの支流を渡った対岸の少し低い地域とに分かれていた.

以上エベレスト街道トレッキング2005/ゴーキョリへ(2/3)のページから.

ドーレ上

ドーレ上(Upper Dole)

ドーレ上(Upper Dole)

シェルパニがゾッキョを連れて通る.

以上エベレスト街道トレッキング2005/ゴーキョリへ(2/3)のページから.

チャングメ

チャングメ(Changme)

チャングメ(Changme)

トレック11日目,チャングメ辺りで山側に身を寄せ,ヤクとすれ違う.

以上エベレスト街道トレッキング2005/カラパタールへ(1/2)のページから.

ショマレ

ショマレ(Shomare)

ショマレ(Shomare)

ショマレを過ぎたこの辺りはまるで広場のようだ.ヤクが横に広がって登ってくる.心なしかヤクにもヤク追いにもゆとりが生じたように感じられる.脇の石に座って,カウベルの調べに聴き入りながら眺める光景には飽きることがない.多分夏になれば草が一面に生えて彼らの格好の餌場になるのであろう.

以上エベレスト街道トレッキング2005/カラパタールへ(1/2)のページから.

ツラタンガ

ツラタンガ(Tshura Tyanga)

ツラタンガ(Tshura Tyanga)

ヤクが首に下げているヤクベル,きれいな音色を谷にこだまさせながら歩いていく.サイズは色々あって,当然小さいものは高音,大きいものは低音だ.個体識別のため色々なサイズを使い分けているのであろう.たまに逆らって道を逸れたヤクを探すためには必須のものと思われる.また熟練したヤク追いは後ろを振り向くことなく,背後のヤクの気配を察知し,歩みを監視している風に見える.流石プロだ!

以上エベレスト街道トレッキング2005/カラパタールへ(1/2)のページから.

トクラ

トクラ(Tukla:4,620m)

トクラ(Tukla:4,620m)

トクラの先は暫く急な登りが続く.ここ暫く歩いた区間ではダントツの勾配のように思える.ヤクもそれほど楽ではなさそうだ.ヤク使いは右手に鞭を左手に数珠を持ってヤクを駆る.背景はチョラツェで,眺めは最高!

以上エベレスト街道トレッキング2005/カラパタールへ(2/2) のページから.

ロブチェ

ロブチェ(Lobuche:4,930m)

ロブチェ(Lobuche:4,930m)

我々の登りとすれ違うようにトレッカーとヤクが下ってきた.この辺りに氷は残ってないがこのU字形の底は氷河が削り取った形だ.谷には石ごろごろのモレーン(堆石)が形成されている.背景左端はプモリ(Pumo Ri:7,161m)であるが,中央はどうやらリントレン(Lingtren:6,749m),右端はクーンブツェ(Khumbutse:6,665m)のようである.

以上エベレスト街道トレッキング2005/カラパタールへ(2/2)のページから.

ゴラクシェプ

ゴラクシェプ(Gorakshep:5,160m)

ゴラクシェプ(Gorakshep:5,160m)

トレック14日目ゴラクシェプに到着した.荷役のヤクもここで一段落.背景は青空に映えるヌプツェ(7,864m).

以上エベレスト街道トレッキング2005/カラパタールへ(2/2)のページから.

デゥーサ

デゥーサ(Dusa)

デゥーサ(Dusa)

トレック15日目,午前2回目のカラパタール登頂を終え,チュクンリへと向かった.デゥーサ辺りでは何軒かの酪農農家を見ることができる.ただ真冬はここに留まらないでもっと低い,例えばパンボチェ辺りまで引き上げるのかも知れない.いくらも残っていない枯れ草を食む大きなヤク数頭が夕陽を浴びている.向こうに見えるはカンテガだ.丘の上の丸く積み上げられたものは干草であろうか.

以上エベレスト街道トレッキング2005/チュクンリへのページから.

ディンボチェ

ディンボチェ(Dingboche)

ディンボチェ(Dingboche)

ディンボチェのロッジ(Zhamba-La Guest House & Restaurant)の部屋で目を覚ます.室温-3℃と寒いが窓に目をやるとよく晴れており,タワチェの頂部が見えているようだ.家畜囲いには厳寒の屋外で夜を明かしたトレッキング荷役用ゾッキョが待機している.ゾッキョもトレッカーも,朝食後,皆この写真のイムジャコーラ(Imja Khola)の谷に沿って上流方向(東の方向)に歩き始めた.先方に見えているのはイムジャツェ(Imja Tse),別名アイランドピーク.

以上エベレスト街道トレッキング2005/チュクンリへのページから.

チュクン

チュクン(Chhukung:4,730m)

チュクン(Chhukung:4,730m)

チュクン(Chhukung:4,730m)

チュクン(Chhukung:4,730m)

チュクン(Chhukung:4,730m)

チュクン(Chhukung:4,730m)

チュクンに到着し,アイランドピーク方面に向かう丘に登る.眼前にはヒマラヤ襞の圧倒的な迫力でカンレヤム(Kang Leyamu:6,430m)が壁のように立ちはだかる.すばらしい光景を眺めていると脇を幾度となくヤクキャラバンが下って行った.

以上エベレスト街道トレッキング2005/チュクンリへのページから.

デブチェ

デブチェ(Devuche)

デブチェ(Devuche)

イムジャコーラに掛かる橋を渡り対岸に着くと植生が変化する,具体的には木が多くなるような気がする.ところで写真のヤク(Yak)であるが,荷役用,毛皮用,乳用,食肉用に使われる重要な家畜だ.ヤクのバターは灯明を点したり,チベットでは茶に溶かした「バター茶」としても飲まれる.ネパールでもあるが,チベットと比べてそれほど機会は多くないように思う.

以上エベレスト街道トレッキング2005/ターメへのページから.

ターモ

ターモ(Thamo)

ターモ(Thamo)

交易品を載せたヤクを引き連れ,チベットのキャラバンがナムチェ方面に向かう.塩やヤクの肉といった伝統的交易品に加え,ナムチェバザールで見かける商品をみると衣料品なども多いのではなかろうか.国境のナンパラ峠はどれくらい先なのだろうか?

以上エベレスト街道トレッキング2005/ターメへのページから.

ナムチェ

ナムチェ(Namche)

ナムチェ(Namche)

学校に向かう小学生.ヤクは別に学校に行く訳ではないが.....

以上エベレスト街道トレッキング2005/ルクラへ戻るのページから.


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