パドゥム(続)stay at Padom

このパドゥム(続)編では,2012/7/19(木),前日に引き続きパドゥムに滞在し,金剛界五仏(五智如来)磨崖仏やパドゥムの街を見て回ったときの写真を載せました.丘から下る途中ブルーポピーが咲き乱れていたのが印象的だった.


金剛界五仏(五智如来)磨崖仏

朝車でホテルを出てツァラップ川(Tsarap River)の畔の大岩にやって来た.岩には磨崖仏が彫られていた.金剛界五仏(若しくは五智如来)と言われる宝生,阿阿弥陀,大日,阿弥陀,不空成就の各如来だそうだ.服装のデザインなどから8~9世紀トバン王国の勢力下にあった時代のものかと見られるそうだが,正確には解っていないそうだ.

金剛界五仏(五智如来)レリーフのある大岩金剛界五仏(五智如来)レリーフ

岩の周囲にはトレイルが整備中で,概ね完成し楽に見物できた.昨年までは道がなかったそうだが,観光開発のため整備中ということだ.


スタグリモ僧院(Stagrimo Gompa)の丘

スタグリモ僧院(Stagrimo Gompa)の丘

ツァラップ川の畔からスタグリモ僧院の丘にやって来た.僧院そのものは閉院中で見ることはできなかった.バラの咲く丘からはパドゥムの平原と前日訪れたカルシャゴンパの貼り付く山脈が望める.


スタグリモ僧院の少年僧

スタグリモ僧院の少年僧

ゴンパは閉まっていたが,少年僧が遊びに出てきた.車のドライバがエンジンの調子を見るためフードを開けると一緒に覗きこんでいた.


ガイドSさん妹嫁ぎ先のご姑とお孫さん

ガイドSさん妹嫁ぎ先のご姑とお孫さん

チーフガイドSさんの妹さんはこの近くに嫁いでいるそうだ.Sさんがお茶でもと,ひとっ走りすると,嫁ぎ先のご姑さんが孫(Sさんの甥)を伴って,お茶を運んできてくれた.ジュレ―!

目がくりくり可愛いいSさんの甥はまだ人見知りする年代で,おじいさんの陰に隠れてなかなか出てきてくれない.


スタグリモ僧院丘の花

丘には色々咲いていた.

スタグリモ僧院丘の花
スタグリモ僧院丘の花 スタグリモ僧院丘の花 スタグリモ僧院丘の花 スタグリモ僧院丘の花 スタグリモ僧院丘の花 スタグリモ僧院丘の花
スタグリモ僧院丘の花 スタグリモ僧院丘の花 スタグリモ僧院丘の花 スタグリモ僧院丘の花 スタグリモ僧院丘の花 スタグリモ僧院丘の花
スタグリモ僧院丘の花 スタグリモ僧院丘の花 スタグリモ僧院丘の花 スタグリモ僧院丘の花 スタグリモ僧院丘の花 スタグリモ僧院丘の花

スタグリモ僧院丘中腹のブルーポピー

スタグリモ僧院丘からパドゥムの街目掛けて下った.途中岩混じり土砂の場所ではブルーポピーが大量に咲いていた.

スタグリモ僧院丘中腹のブルーポピー
スタグリモ僧院丘中腹のブルーポピー スタグリモ僧院丘中腹のブルーポピー スタグリモ僧院丘中腹のブルーポピー スタグリモ僧院丘中腹のブルーポピー スタグリモ僧院丘中腹のブルーポピー スタグリモ僧院丘中腹のブルーポピー
スタグリモ僧院丘中腹のブルーポピー スタグリモ僧院丘中腹のブルーポピー スタグリモ僧院丘中腹のブルーポピー スタグリモ僧院丘中腹のブルーポピー スタグリモ僧院丘中腹のブルーポピー スタグリモ僧院丘中腹のブルーポピー

パドゥムの街

パドゥムの街

パドゥムの中心にある街の風景.秘境の街の目抜き通りで,雑貨屋,八百屋,食料品店....いろいろなお店が並んでいる.地元の人のショッピングの場で,また私たちのような観光客が冷やかしで歩いている.


野菜調達中の尼さん

野菜調達中の尼さん

八百屋さんの店頭で尼さんが野菜を買っている.尼寺の厨房担当でしょうか.


遊びの小坊主とそれを見つめる小学生

遊びの小坊主とそれを見つめる小学生

道端で小坊主3人がおもちゃを出して遊んでいる.下校中の小学生がそれを興味深げに覗き込んでいる.小学校より,お寺の方が楽しそうかな~?


退職パーティを終え,カタを掛けてもらう男性

退職パーティを終え,カタを掛けてもらう男性

ちょっとした家電品も販売するお店の前で,年配の男性が次々にカタ(Kata)を掛けて貰っている.既に50枚くらいは掛かっているようだ.傍らには結婚式の時の車のように色とりどりのテープが垂らされた車があった.結婚式にしてはちょっと歳かな~?などと,思いながら近くの人に訊いてみると,『今日でこの店(デパートメントストアと言っていた)を退職,あの車で自宅に戻るのです』ということだった.


下は,パドゥムの街の写真

パドゥムの街の写真
パドゥムの街の写真 パドゥムの街の写真 パドゥムの街の写真 パドゥムの街の写真 パドゥムの街の写真 パドゥムの街の写真 パドゥムの街の写真
パドゥムの街の写真 パドゥムの街の写真 パドゥムの街の写真 パドゥムの街の写真 パドゥムの街の写真 パドゥムの街の写真 パドゥムの街の写真

パドゥムの街からホテルに戻る途中4階建ての大きなホテルや関連施設を備えたコンプレックスが建設中だった.完成すれば最大のホテルとなろう.パドゥムは全部で250戸,うち100戸はモズレム(イスラム教徒)だが勢力拡大中.工事中のコンプレックスはそんなイスラム系家族の建設で,普通8~10%程度の金利の銀行ローンで資金調達するそうだ.なお,建設中のホテルは他にもあり,そんなに建てて大丈夫なのかな~?と思ってしまう.


ピピティンゴンパ(pipiting Gompa)

宿泊したHotel Omasilaはパドゥムの1エリア,ピピティン村の直ぐ近くにあった.実際,左上右下の写真はホテルから写したものだ.この丘にはピピティンゴンパ(pipiting Gompa)が建っており,近くに行ってみた.お坊さんが居るのかどうか定かではなかったが,玄関は閉まっていた.17世紀創建,ゲルク派の僧院だそうである.まあ,そんな訳でそのまま村の方に戻ることにしたが,強烈な風が吹き荒れ押し戻されるように感じる程だ.まあ,そんな日もあるのだろうと思った.でもここはいつも強風が吹いているのだと後で聞いて驚いた.一見小さな丘だが,特異な地形なのであろう.

赤,白,黒それぞれのチョルテンは,3種守護神のシンボルカラーとガイドSさんに教えて貰ったのだが,思い出せない.一つにしばしば耳にするゴンボだったような....

なおチーフガイドSさん,アルバイトポーターGちゃんの実家はパドゥムで,しかもこのピピティン辺りのようだ.

ピピティンゴンパ(pipiting Gompa)とピピティン村ピピティンゴンパ(pipiting Gompa)
ピピティンゴンパ(pipiting Gompa)ピピティン村

さてこうしてパドゥムでの休息は終わった.明日は後半トレックスタート点まで移動し,歩き始める.



Cannergy'sホームへ