D2:バウンダラへgo to Bahundanda

このD2:バウンダラへ編では,11月7日ベシサハールを出て,ブルブレ,ンガディを経て,バウンダラに到着までの写真と記事を掲載した.

ベシサハールを出るleave Beshi Sahar (760m)

ベシサハールを出る

ベシサハールから歩き始める

ベシサハールの朝をいい天気で迎えた.ベシサハールからブルブレまではジープが走っているのでこれを使う手もあるが,昨日は散々バスに乗ったことだし,“トレック”に来たからにはやはり歩きたい.

実際,周りの風物を眺めながら歩くのは楽しい.まあ,それがトレッキングの楽しみの一つだ.例えば,カトマンドゥ(やインド)でよく見かける婦人の“脇腹出しファッション”をこの辺でも見ることができるが,Gさんに依れば,タマン族はやるがシェルパ族などではやらないそうだ.同じように,ピアス,鼻ピアス....など部族で習慣が異なり,なかなか興味深い.


マナスル山系が見えてきた

マナスル山系が見えてきた

少し歩くと左前方にマナスル山系の白い頂が見えてくる.ただこの峰が何であるか特定できないのは残念だ.


シェラ(Sera)のボランコーラは橋建設に着工

シェラ(Sera)のボランコーラは橋建設に着工

ベシサハールから2時間ほど歩くとシェラ(Sera)に達した.手前には,間もなくマルシャンディ川に注ぐボランコーラ(Boran Khola)が流れ,ようやく人が渡れる程度の小さな竹橋(写真左)が架かっている.車は浅瀬を渡る.そこで車が通れる橋を渡そうと,現在基礎工事のボーリングに入ったところのようだ.

シェラには小さな茶屋(写真右上)があり,ここで最初のお茶にした.


下は,ベシサハールを出た辺りの写真いろいろ

ベシサハールを出た辺りの写真
ベシサハールを出た辺りの写真 ベシサハールを出た辺りの写真 ベシサハールを出た辺りの写真 ベシサハールを出た辺りの写真 ベシサハールを出た辺りの写真

ブルブレへto Bhulbhule (840m)

ピーク29

ピーク29

やがてマナスル三山の一つ,堂々としたピーク29が見えてくる.ピーク29は標高7,871m,1970年日本隊によって初登頂されたそうである.


マルシャンディ川とヒマルチュリ

マルシャンディ川とヒマルチュリ

今回のトレックルート前半はマルシャンディ川に沿って遡上する.なかなかきれいな流れだが,大きな岩がゴロゴロし,ところどころ激流でもある.こんな流れを数日後に至る予定のマナンからカヤックで下るツアーがあるようで,この少し先,滝とかの超難所で,危険を避けるため陸に上がり迂回するグループに出会った.

さてやがてそのマルシャンディ川の上,ピーク29の右(南側)にヒマルチュリが見えてくる.なかなかすばらしい光景だ.コントラストが大きく,ハイライト部がとんでしまったのはちょっと残念だが.

ヒマルチュリは標高7,893m,1960年慶応大隊により初登頂されたそうである.ここからは3つの峰が見えるが,真ん中が一番高いのであろうか?


ブブルブレで最初のチェックポスト

ブルブレで最初のチェックポスト

ブルブレに来るとチェックポストがあり,ここでチェックを受ける.この後何回かチェックポストを通過することになるが,ないと何か問題があるのでしょうかね~?一つにトレッキングパーミット不携帯のチェックであろうが,それにしてはあちこちに多いような.....

ここブルブレまでは一応車が入れるが,この先は通れない.なので,ここまで車で運ばれた荷物を引き継いで上げるための馬と馬方が待機している広場も用意されていた.


下は,ブルブレ近くの写真あれこれ

ブルブレ近くの眺め
ブルブレ近くの眺め ブルブレ近くの眺め ブルブレ近くの眺め ブルブレ近くの眺め ブルブレ近くの眺め
ブルブレ近くの眺め ブルブレ近くの眺め ブルブレ近くの眺め ブルブレ近くの眺め ブルブレ近くの眺め

ンガディへto Ngadi (930m)

ブルブレ先の茶屋

ブルブレ先の茶屋

ブルブレのチェックポストを越えると間もなく吊り橋でマルシャンディを渡る.渡った先も行政的にはブルブレの一部のようではある.ちょっと早い時間ではあったが,この先暫くは適当な茶屋がないと云うことで,橋の袂の茶屋で昼食をとることにした.

この茶屋ではカトマンドゥからず~っとバスで一緒で,昨夜の宿も同じ,以来歩く先々で顔を合わせるフランクフルトのSさんご夫妻と相席することになった.ご夫妻は共にフランクフルト証券取引所に勤め,そこで知り合い結婚したそうだ.日本人並みに1日12時間も働くこともしばしば,稼ぎこそ良かったが,「これでいいのだろうか?」と疑問を抱き,やがて「一度リセットしてみよう」と退職したそうだ.すぐに旅に出て,インドで2ヶ月ほど過ごし,その後ここネパールはアンナプルナに来たという.次はタイなど東南アジア,ハワイ,LAを回り家に戻る予定だそうだ.

さてこの茶屋でチキンモモ(餃子)を頼んだら,これから川向こうまでチキンを仕入れに行くと言う.あわてて,在る食材を訊いて注文し直したのであるが,それでも大分時間がかかった.


ンガディ辺りは稲や粟多し

ンガディ辺りは稲や粟多し

暫く行くとンガディに至る.この辺りはマルシャンディ川に沿って比較的平らな土地があり,すかさず畑として活用されている.畑は段々畑であるが,土地の勾配が比較的緩やかで,猫の額よりは広い.作物は稲(陸稲)や粟が多いようだ.

歩く方向には時々ピーク29とヒマルチュリが現れたリ,隠れたりしている.


下は,ンガディ近辺の写真

ンガディ近辺の眺め
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ンガディ近辺の眺め ンガディ近辺の眺め ンガディ近辺の眺め ンガディ近辺の眺め ンガディ近辺の眺め ンガディ近辺の眺め ンガディ近辺の眺め

バウンダラに到着get to Bahundanda (1,310m)

急な登りとなる

少し急な登りとなる

ンガディから先は,マルシャンディ川を囲う山の少し急な巻き道を歩く.とは言っても標高はまだカトマンドゥより低く,まだバナナやパパイヤ,みかんの木がよく見られる.


バウンダラに到着

バウンダラに至る

やがて今日の宿泊地バウンダラに到着した.3:40PMだった.地図で見るとバウンダラのロケーションは峠にあるので白い山々の展望が,と期待した.しかし写真のように近くの景観は望めるものの,周囲の高い山に阻まれ白い山は見えなかった.

ロッジはHotel Superve Viewと称し,部屋は粗末だが電気が来ていた.またソーラー湯沸しのシャワーがあって,数人浴びた後でも結構熱い湯が出たのはありがたかった.


下は,バウンダラ到着までの眺め

バウンダラ到着までの眺め
バウンダラ到着までの眺め バウンダラ到着までの眺め バウンダラ到着までの眺め バウンダラ到着までの眺め バウンダラ到着までの眺め
バウンダラ到着までの眺め バウンダラ到着までの眺め バウンダラ到着までの眺め バウンダラ到着までの眺め バウンダラ到着までの眺め


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