カトマンドゥへfly to Kathmandu

このカトマンドゥへ編では成田から出国し,バンコクで一泊,カトマンドゥ着までの写真と記事を掲載した.

成田からfrom Narita

成田でも米大統領選挙報道多し

米大統領選挙の日

成田から出発のこの日11月4日は米大統領選挙の日だ.待合室のテレビでもしきりに関連報道が流されていた.オバマ対マケイン,オバマ優勢と伝えられるがさてどうなるか?

今回はタイ航空で成田→バンコク,ここで一泊し,翌日バンコク→カトマンドゥへと飛ぶ.これまでの綴じた短冊のチケットに替わりeチケットというものを初めて体験した.代理店でプリントした控えと,パスポートとをカウンタに提示すればいい.従来のチケットと違って紛失の心配がなくなって良かったのではなかろうか.

なお,成田→バンコク便,翌日バンコク→カトマンドゥ便と乗り継ぐが,荷物はスルーで預け入れできるので助かった.春先,似たようなケースで中国国際航空の成都乗り継ぎ便ではだめだっただけにありがたい.

バンコクで一泊spend a night at Bangkok

10:45発TG641便は順調に飛び,15:45定刻にバンコク空港に到着した.ドア近くのシートで,着陸態勢に入ると客室乗務員が反対向きに座る折りたたみ席に対向する場所だ.で,乗務員に,「バンコク空港にはホテルがあるそうだが?」と訊いてみた.すると,「The Novotel Hotelです」と教えてくれた.

バンコクで入国審査を済ませ,ドアをくぐると果たしてThe Novotel Hotelの案内カウンタが直ぐの場所にあった.幾らですか?と訊くと「US$180です」「ウオッ,無理だ!」乗務員には値段も訊いておくべきだった.案内カウンタの男は「ならば安いとこ紹介しますから」と,客引きがゴロゴロ居る空港出口辺りに行き,馴染みの客引きに引き合わせてくれたのであった.


バンコクで一泊

Thougta Resort and Spa Hotel

安宿の客引きは標記のホテルを,タクシー代込みUS$60でどうか?と持ちかけてきた.これでも高いが,相場も判らないし,Novotel Hotelよりはかなり安いので了解し,その場で客引きに支払って,レシートをもらった.

客引きは直ぐにタクシーを捕まえて,行き先を指示してくれた.タクシードライバーは恐そうなあんちゃん風で,バンコクと云う土地柄からして何げに不安が過ぎる.走り始めて程なくドライバーは「客引きに幾ら支払った?」と訊ねるので,ありのままUS$60と答える.

20~30分ほどでホテルに到着し,受付で登録すると,受付係りは「客引きに幾ら支払った?」とドライバと同じことを訊く.どうやら所定のルールで案分すべき客の支払った金を,客引きがネコババしてないかと懸念しているようである.映画では強奪した金の分け前を巡って.....,何しろバンコクだから.....

部屋そのものは築後間もないためかまずまずだった.土地柄とは言え裸足の職員が多いのは少なくとも上等な感じはしないのは確かであるが.


ホテルのオープンレストラン

ホテルのオープンレストラン

たくさんランの花が咲き,小さな仏塔が据えられ,壁にヤモリが貼り付いているあたりがバンコクらしい.このレストランではタイバーツ以外使えない.クレジットカードもだめ.幸い客引きにUS$で支払ったとき,釣りをタイバーツで貰っていた.加えて,このレストランのメニューは安く,明日空港に行くタクシー代も要らないし,何とかなりそうだ.

食べたワンタンは美味しかったが,量は少なめだ.タイ式小皿料理と称するのかも?2杯食べてちょうどよかった.翌日の朝食セットはまあ並みで,生野菜は今後4週間の予定の妨げになる恐れもあり得るので避けたのであった.これまでも生野菜は旅の終わり頃以外は警戒態勢を解かないようにしていた.それでもやられたときがあった,ベトナムとかインドとか.......


まだ何事もなく平穏なバンコク空港

11月5日,まだ何事もなく平穏なバンコク空港

上ホテルで一泊し,翌朝バンコクスワンナプーム国際空港に戻った.旅客ターミナルビルの総床面積が563,000㎡で,何でも世界一の広さとか.アジアのハブを目指し,タイの国家プロジェクトとして完成されたようだ.写真のようにここタイやカンボジア仏教でよくモチーフとなる大蛇の綱引きが展示されていたり,たくさんのブランドショップが軒を並べている.

全く平和に見えるそのスワンナプーム国際空港が,たまたま帰る頃には反政府デモ隊に占拠され,帰国がままならなくなるのは予想だにしなかった.国情を良く知っている人は少し気配を感じていたかも知れないが.

カトマンドゥ着arrived at Kathmandu

晴れたカトマンドゥ空港に着陸

晴れたカトマンドゥ空港に着陸

タイ航空TG319便は定刻12:50,カトマンドゥ空港に到着した.良く晴れた秋空の下,ヒマラヤのハイシーズンだけに大勢降り立った.スモッグと喧騒で悪名高いカトマンドゥも,まだこの辺りは街の中ほどは目立たない.程なくそれらの中に入っていくのだが.

最近US$30からUS$40に値上がりしたビザを取り,入国審査を済ませた.それにしても入国カードは配ってくれるのに,ビザ申請用紙をどうして機内で配ってくれないのでしょうね?薄暗いテーブルに大勢群がり,記入するので,時間は掛かるし.....

荷物を受け取って,出口へと向かった.出口近くの両替屋で,円をネパールルピーに替えた.受け取ったルピーを数えていると,背後から,コミッションを取り忘れたとか言われて,500ルピー取り上げられた.こちらが間が抜けていたと言われればそれまでであるが,両替屋のレートはコミッションを含んでおり,少ししてからやられたと気付いた.(なお,銀行ではコミッションは別途支払う).そんな訳で,空港出口にある一軒の両替屋は性質が悪いので注意を.

空港出口を出ると,ガイドGさんが待っていてくれた.挨拶を交わし,タクシーに乗り,先ずトレッキングパーミットを取得する場所に行くことにした.


ツーリストサービスセンターでトレッキングパーミット申請

ツーリストサービスセンターで申請

最近マオイストが議会第一党になり,トレッキングパーミットの事前取得が厳しく義務付けられるようになったらしい.パーミットなしでトレッキングで見つかった場合,ペナルティが重くなったそうだ.

カトマンドゥでは写真のツーリストサービスセンターで申請する.写真はパスポートのものより小さいサイズのもの3枚が必要だった.ここでは短時間で発行してもらうことができた.後で知ったことであるが,ある米国女性がポカラで朝申請したときはエライ時間を要し,そのため出発が午後大分経ってからになったそうである.オフィスによる違いか,運不運か....定かではないが.なお今回のアンナプルナへのパーミット料金はRs2,000であった.


フジホテルに到着し打ち合わせ

フジホテルに到着し打ち合わせ

ネットから,春先に泊まったことのあるチベットゲストハウスに2度も予約申し込みをしたのに,何も応答がない.商道徳もくそもないのかと腹が立つ.Gさんに連絡したら,探しておきますということで,タメルにあるこのフジホテルを紹介してくれた.タメルの東の通りから脇道に入った行き止りの少し手前に位置している.

ホテルに到着し,Gさんと打ち合わせをし,覚書を交わし,料金を支払った.Gさんはこれからポーターを手配するが,春ランタン行きでお世話になったJさんに当たりを付けているそうだ.バスも既に手配していてくれて,予定通り明日から直ぐに出掛けることになった.



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