モスク,メドレセ,ミナレットなど(5)

このページでは既存ページから転載し,メケレのモスク(エチオピア),アハメッドエラのモスク(同),ルプシャ河畔のモスク(バングラデシュ),シャイトゴンブスモスク(同),マサコリのモスク(チャド),モソロのモスク(同),アベシェのモスク(同),ンジャメナ郊外のモスク(同),モイト近くのモスク(同),テルアトラスのモスク(アルジェリア),ベニハンマード(同),アブドアルカーディルモスク(同),メリカのモスク(同),シディブラヒムモスク(同),ケチュアモスク(同),ジェディッドモスク(同),ベイルート郊外のモスク(レバノン),ビブロスのモスク(同),デルエルカマルのファフレディンモスク(同),ベイルートのムハンマドアミンモスク(同),ハマム跡近くの小さなモスク(同),シェイクザイードグランドモスク(アブダビ),ボリット湖の集会所(パキスタン),スルタンカブースグランドモスク(オマーン),マスカット郊外のモスク(同),バラドシト村のモスク(同),ニズワの金曜モスク(同),シュワイミヤ浜辺のモスク(同),サラーラのモスク(同),アルバリード遺跡のグランドモスク(同)の写真を載せました.

メケレのモスク(エチオピア)

メケレのモスク(エチオピア)

メケレのモスク(エチオピア)

メケレのホテル窓から眺めると,2つミナレットの大きめのモスクが見えた,そう言えば朝方アザーンが聴こえたかな....でもジンカなどで聴こえていた正教会の聖歌の方がなんぼか賑やかだ.

以上エチオピア紀行2020/メケレのページから.

アハメッドエラのモスク(エチオピア)

アハメッドエラのモスク(エチオピア)

アハメッドエラのモスク(エチオピア)

アハメッドエラの住民はアファール族イスラム教徒が多いそうで,コンパクトではあるがモスクが建てられている.月に星がイスラム色グリーンで描かれている.

以上エチオピア紀行2020/アハメッドエラのページから.

ルプシャ河畔のモスク(バングラデシュ)

ルプシャ河畔のモスク(バングラデシュ)

ルプシャ河畔のモスク(バングラデシュ)

ルプシャ川下りで河畔にモスクが見えた.ミナレットのデザインはインド風味(いやバングラ風味か)が漂う.

以上バングラデシュ紀行2019/ルプシャ川下りのページから.

シャイトゴンブスモスク(バングラデシュ)

バゲルハットのシャイトゴンブスモスク(バングラデシュ)

シャイトゴンブスモスク(バングラデシュ)

世界遺産バゲルハットの代表的建築が写真のシャイトゴンブスモスク.これは60のドーム意だそうだが,実際は77ドームあるそうだ.モスクはベンガルの スルタン:ナシルディンマフムードシャー(Nasiruddin Mahmud Shah/在位:1435-1459年)時代,屯田兵を引き連れて赴任したカーンジャハンアリ将軍によって1459年建立されたという.現在も金曜礼拝はじめ日常的に使用されている.

以上バングラデシュ紀行2019/バゲルハットのページから.

マサコリのモスク(チャド)

マサコリのモスク(チャド)

マサコリのモスク(チャド)

さすがマサコリは大きな町で,人口も多いのであろう,2本ミナレットの大きなモスクが建てられている.落ち着いた色使いだと思う.なお右下赤シャツ男性は投網を投げて引き寄せている場面だ.

以上チャド探訪2019/ンジャメナに戻るのページから.

モソロのモスク(チャド)

モソロのモスク(チャド)

モソロのモスク(チャド)

ひどい砂の舞う環境にあるので窓の少ない構造のモスクがあった.ここはモソロ手前(北側)で,モスク脇には給水設備があった.

以上チャド探訪2019/モソロのページから.

アベシェのモスク(チャド)

モアベシェのモスク(チャド)

アベシェのモスク(チャド)

モイトを過ぎると殆ど砂漠であるが,所々で出合う村や町でモスクも見かける.ちょとした町アベシェに入る手前から2本ミナレットのかなり大きそうなモスクが目立った.それなりの人口があるのでしょう.またここには大きな市場があり,巡りながら見せてもらった(但し写真不可).

以上チャド探訪2019/カライのページから.

ンジャメナ郊外のモスク(チャド)

ンジャメナ郊外のモスク(チャド)

ジャメナ郊外のモスク(チャド)

ジャメナ郊外に比較的小さなモスクが見えた.チャドではこうした小規模なモスクが多いようだ.

以上チャド探訪2019/モイトのページから.

モイト近くのモスク(チャド)

モイト近くのモスク(チャド)

モイト近くのモスク(チャド)

ジャメナ郊外にさらに小さなモスクが見えた.小さな村もモスクであろう..

以上チャド探訪2019/モイトのページから.

テルアトラスのモスク(アルジェリア)

テルアトラスのモスク(アルジェリア)

テルアトラスのモスク(アルジェリア)

バスはアルジェからテルアトラス(Tell Atlas range/北アトラス山脈)に入っていった.そして礼拝堂のドームに比べて著しく立派な2本ミナレットのモスクがあった.

以上アルジェリア紀行2018/ベニハマッド遺跡のページから.

ベニハンマードのモスク跡(アルジェリア)

ベニハンマードのモスク跡

ベニハンマードのモスク跡

ベニハンマードの城塞の巨大礼拝堂跡には柱が残されている.また背後は高さ20mのミナレットベニハマッドナレットがあり,レンガの積み分けで装飾が施されているが,これは当時としては初めての試みで,後の例えばモロッコのハッサン塔,クトゥピアの塔,スペインのヒラルダ塔などのモデルになったということだ.

以上アルジェリア紀行2018/ベニハマッド遺跡のページから.

アブドアルカーディルモスク(アルジェリア)

アブドアルカーディルモスク

アブドアルカーディルモスク

1994年建立され,これまでではアルジェリア最大のモスクという.礼拝堂ドームの高さは64m,2本ミナレットの高さは107mで,中の階段は365段あるそうだ.そして礼拝堂は15,000人収容可能だそうだ.また本モスクはエミールアブデルカダーイスラム科学大学も併設しているそうだ.

以上アルジェリア紀行2018/コンスタンティーヌのページから.

メリカのモスク(アルジェリア)

メリカのモスク

メリカのモスク

伝統的ムザブ様式ミナレット,つまり細長い四角錐形ではなく,勾配のない四角柱で,色も茶一色ではない.モスク本体はかなり小振りで,村が拡張されて,そこに新しく建てられたのであろう.

以上アルジェリア紀行2018/ガルダイアのページから.

シディブラヒムモスク(アルジェリア)

シディブラヒムモスク(アルジェリア)

シディブラヒムモスク(アルジェリア)

この5角形白壁で囲まれた建物,一説には12世紀建立というシディブラヒムモスク(Sidi Ibrahim Mosque)だそうだ.一方シディブラヒム師は普通イバード派イマームとかが考えられるが,必ずしもそうではなく地元有力者とか,或いは当時の女王とか....諸説あるも定まってないとのことだ.また近代建築の巨匠コルビュジエ(Le Corbusier:1887年~1965年)氏に多大な影響を及ぼしたとか.

以上アルジェリア紀行2018/ムザブの谷のページから.

ケチュアモスク(アルジェリア)

ケチュアモスク

ケチュアモスク

当モスクは最初1436年に建立され,17世紀にオスマン帝国に占領されると一部オスマン様式に改築されたそうだ.しかし今度は仏植民地になり,サンフィリップ大聖堂(St. Philip's Cathedral)の名のカトリック教会に変更されたそうだ.現在のファサードで横の塔,元はミナレットなのであろうが,カトリック教会でよく見かける鐘楼デザインのようにも感じられる.実際仏建築家がカトリック風(ビザンチン風)にさらに改築したようである.そして1964年,アルジェリアが独立を果たすと,再度モスクに変換され,いまここに佇んでいる.

以上アルジェリア紀行2018/アルジェ(後)のページから.

ジェディッドモスク(アルジェリア)

ジェディッドモスク

ジェディッドモスク

海岸まで降りると白亜のジェディッドモスク(new Mosque)に至った.ジェディッドとはアラビア語で新しいという意味だそうだ.実際新しく,ミナレットは時計台を兼ねている.

以上アルジェリア紀行2018/アルジェ(後)のページから.

ベイルート郊外のモスク(レバノン)

ベイルート郊外のモスク(レバノン)

ベイルート郊外のモスク(レバノン)

ベイルート郊外で4本ミナレットの大きなモスクが見えた.外壁の色あいからすると比較的最近の建築のように見える.スンニ派,シーア派,アラウィ派,ドルーズ派合わせたイスラムの人は人口の半分くらいらしいが,正確には不明だ.

以上レバノン紀行2018/ビブロス遺跡のページから.

ビブロスのモスク(レバノン)

ビブロスのモスク(レバノン)

ビブロスのモスク(レバノン)

ビブロス遺跡を見物し,ゲート近くに戻った.そして目の前のモスクからバカでかい音でアザーンが流れてきた.間もなく日没なので,その直後のお祈りの呼びかけであろう.間近なのでとにかくでかい音声だ(スピーカーの)

以上レバノン紀行2018/ビブロス遺跡のページから.

デルエルカマルのファフレディンモスク(レバノン)

デルエルカマルのファフレディンモスク(Fakhreddine mosque)(レバノン)

デルエルカマルのファフレディンモスク(Fakhreddine mosque)(レバノン)

デルエルカマルは16世紀から18世紀にかけてレバノン山脈首長国の首都で,ファフレディン2世(Fakhreddine II:ドルーズ派)が宮殿や写真のファフレディンモスク(Fakhreddine mosque)などを建てたそうだ.つまり上記ベイトエッディーンに宮殿が置かれる一つ前の都ということになる.ファフレディンモスクはレバノンで現存する最古のモスクだそうだ.

以上レバノン紀行2018/シューフ山地のページから.

ベイルートのムハンマドアミンモスク(レバノン)

ベイルートのムハンマドアミンモスク(Muhammad al Amin Mosque)(レバノン)

ベイルートのムハンマドアミンモスク(Muhammad al Amin Mosque)(レバノン)

4本ミナレット,青いドームを抱くムハンマドアミンモスク(Muhammad al Amin Mosque)が見えてきた.ベイルート最大という.そして礼拝堂に入れてもらった.正面にミフラーブがあり,その右に三角屋根の説教壇が設けてある.天井ドーム内側にはイスラム様式幾何学模様が描かれ,重さ6トンという大きなシャンデリアが下げられている.

以上レバノン紀行2018/ベイルートのページから.

ハマム跡近くの小さなモスク(レバノン)

ハマム跡近くの小さなモスク(レバノン)

ハマム跡近くの小さなモスク(レバノン)

オスマン朝時代のハマム近くにこのような小さなモスクがあった.礼拝堂やミナレットのデザインがオスマン風に見えるように思う.ハマムと同時代に作られたかな.

以上レバノン紀行2018/ベイルート市内のページから.

シェイクザイードグランドモスク(アブダビ)

シェイクザイードグランドモスク(Sheikh Zayed Grand Mosque)(アブダビ)

シェイクザイードグランドモスク(Sheikh Zayed Grand Mosque)(アブダビ)

広いグランドモスクの中庭は大理石で,色石の花模様で象嵌されている.実に大きな模様で素晴らしい.中庭は17,000m2の広さがあり,世界最大の大理石モザイクになるそうだ.ミナレットは写真の2本を含め合わせて4本あり,107mの高さがあり,またドームは全部で82個あり,いずれも大理石製という.

礼拝堂には7つの大きなシャンデリアが吊るされ,広大なペルシャ絨毯で覆われている.とにかく圧倒的にすごい!!

以上レバノン紀行2018/アブダビのモスクのページから.

ボリット湖の集会所(パキスタン)

ボリット湖の集会所(パキスタン)

ボリット湖の集会所(パキスタン)

パスー氷河脇トレイルから引き返しキャンプサイトまで戻った.サイトの一画にはモスク同様機能を果たすそうな写真の集会所などがあった.集会所はイスマイル派のモスクに相当するというが,お祈りの呼びかけ,アザーンを流すミナレットはなく,ごく普通の建物といった形態だ.イスマイル派思想の一端を示しているようでなかなか興味深い.

以上ムスタン紀行2017/ボリット湖へのページから.

スルタンカブースグランドモスク(オマーン)

マスカット(Muscat)のスルタンカブースグランドモスク(Sultan Qaboos Grand Mosque)

マスカット(Muscat)のスルタンカブースグランドモスク(Sultan Qaboos Grand Mosque)

1995年スルタンカブース国王が私財(とは言っても絶対君主制国王なので...)を投じてに着工し,2001年に竣工したそうである.もちろんオマーン最大のモスクで,投じた費用は明らかでないものの,相当の額であろうと推定されるそうだ.

以上オマーン縦断2016/マスカットの街のページから.

マスカット郊外のモスク(オマーン)

マスカット郊外のモスク(a Mosque at suburban Muscat)

マスカット郊外のモスク(a Mosque at suburban Muscat)

オマーンの印象として,どんな小さな町でも立派なモスクが建てられている.写真もそのような一例で,マスカット郊外の小さな街のモスク.

以上オマーン縦断2016/バラドシト村のページから.

バラドシト村のモスク(オマーン)

バラドシト村のモスク(the Bald Sayt Mosque)

バラドシト村のモスク(the Bald Sayt Mosque)

バラドシト村のナツメヤシ畑の一画には,人口に見合う小規模なものではあるが立派なモスクを備えている.

以上オマーン縦断2016/バラドシト村のページから.

ニズワの金曜モスク(オマーン)

ニズワの金曜モスク(the Friday Mosque in Nizwa)

ニズワの金曜モスク(the Friday Mosque in Nizwa)

ニズワ要塞の屋上からは金曜モスクをよく望むことができる.このモスクの主ドーム,ミナレットのドームはネギ坊主型でちょっと変わっている.そして下地と同系色の網目模様はシックで美しい.

以上オマーン縦断2016/ニズワの街のページから.

シュワイミヤ浜辺のモスク(オマーン)

シュワイミヤ浜辺のモスク(a Mosque at the Shuwamiyah beach)

シュワイミヤ浜辺のモスク(a Mosque at the Shuwamiyah beach)

シュワイミヤの町の海岸近くで見かけたモスク.小規模だがドームの模様がとても美しい.

以上オマーン縦断2016/シュワイミヤのページから.

サラーラのモスク(オマーン)

サラーラのモスク(a Mosque in Salalah)

サラーラのモスク(a Mosque in Salalah)

サラーラは大きな街なので,ところどころにモスクが建てられている.ここはそのようなうちの一つで,結構大きなモスクだと思う.

以上オマーン縦断2016/サラーラの街のページから.

アルバリード遺跡のグランドモスク(オマーン)

アルバリード遺跡のグランドモスク(the grand Mosque ruins at Al Baleed)

アルバリード遺跡のグランドモスク(the grand Mosque ruins at Al Baleed)

サラーラのアルバリード遺跡に残るグランドモスクの,元のレイアウトは幅40m,長さ48.5mの明確な四角い構造で,メッカの方向に向く半円形のミフラーブ(写真中央)があることからモスクと推定される.外側には洗面エリアと考えられる部分も付属している.何だかバカに幅があるが,7世紀~13世紀ADに建設され,11世紀~17世紀ADに使用されていたとする説があるそうだ.

以上オマーン縦断2016/サラーラの街のページから.


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