羊のいる風景(1)

このページでは羊のいる風景として既存ページから転載し,パルミラ(シリア),ペトラ(ヨルダン),アフリカ村(イエメン),タイズ(同),アデン(同),サイユーン(同),シバーム(同),アルハジャレン(同),グレッチャー谷(スイス),天池へ向かう(新疆ウイグル),天池(同),パミール(同),エンギザル(同),マリクワト村(同),ウルムチ郊外(同),パンボチェ(ネパール),熊猫海(中国四川省),鎮江関(同),人参菓坪(同),アトラス山脈(モロッコ),ギルギット川(パキスタン),カリマバード(同),アバルク(イラン),ローマ(イタリア),カンタベリー平野(ニュージーランド),ロトルア(同),アブメナ(エジプト)の写真を載せました.

パルミラ

パルミラ(Palmyra)

パルミラ(Palmyra)

パルミラの街自体はオアシス都市であるが,周囲は砂漠だ.殆ど食む草は見えないのだがちゃんと羊は育っていく.ラクダと並んで羊も中東の家畜だとつくづく思う.

以上中東の旅2006/パルミラのページから.

ペトラにて

ヨルダン/ペトラ(Petra)近くの公道を進む羊の群れ

ヨルダン/ペトラ(Petra)近くの公道を進む羊の群れ

死海から南下しペトラへ向かった.途中道路の所々で羊の群れに出合った.この辺りの羊は概して小型で,ヤギと大して違わないように見える.

以上中東の旅2006/ペトラのページから.

アフリカ村

アフリカ村(African Village)

アフリカ村(African Village)

ザビードの手前で,アフリカ系住民の集落を見せてもらった.イエメン山岳地方の強固で高層な石作り建築とは対照的である.円筒状日干しレンガ本体に藁葺き屋根を張った構造で,簡素そのものである.

以上イエメンの旅2006/ザビードのページから.

タイズ

タイズのスーク(at the Souk in Taiz)

タイズのスーク(at the Souk in Taiz)

タイズはサナア,アデンに次ぐイエメン第3の都市で人口約40万人だという.南部山岳地帯の標高3,006mのサビル山の北斜面中腹に広がっている.イエメン王国時代1948年から62年までは一時国の首都であったそうだ.スーク(市場)では,牛やヤギ,羊が残飯処理係りとしてほっつき回っていた.

以上イエメンの旅2006/タイズのページから.

アデン

アデン(Aden)

アデン(Aden)

タイズから南下を続け,建設ラッシュに沸くアデン郊外を通過し,ようやくここアデンに着く.アラビア海アデン湾に面した街だ.現在59万人の人口はイエメン2番目だそうだ.

以上イエメンの旅2006/アデンのページから.

サイユーン

サイユーン(Say'un)

サイユーン(Say'un)

所々青々とした畑が広がっている.ここハドラマウト渓谷ではこのように緑豊かな畑があちこちで見られる.一見似たような風土に見える他国,例えばモロッコのオアシスとかと比較すると圧倒的に民家が多いことに驚かされるが,やはりそれだけ多くの人を養うだけの農地があるということなのだろうか?ちょっと不思議だが.....

以上イエメンの旅2006/サイユーンのページから.

シバーム

シバーム(Shibam)

シバーム(Shibam)

アルハウタの直ぐ近くにシバームがある.車で近づくに従い,密集した高層日干しレンガ建築群が見えてくる.城壁都市と言うだけあって外側は城壁で囲まれている.また密集した建物の1,2階部分には窓を無くしたり,あるいは小さな少数の窓に限定したり,建物と建物間の最上部辺りに渡り廊下を設けてあったりする.およそ500棟,7,000人の人が暮らしているという.

以上イエメンの旅2006/シバームのページから.

アルハジャレンにて

イエメン/アルハジャレン(Al Hajarain)の山高帽の女性羊飼い

イエメン/アルハジャレン(Al Hajarain)の山高帽の女性羊飼い

アルハジャレンはハドラマウト渓谷の西にあって,殆ど砂漠のような感じを受ける.全身黒で覆い,山高帽の女性が羊を追っていた.ここの羊も小型で,ヤギと一緒に行動している場合もしばしばあって,見分けるのが難しい.

以上イエメンの旅2006/アルハジャレンのページから.

グレッチャー谷にて

スイス/グレッチャー谷(Glescherchlucht)牧場風景

スイス/グレッチャー谷(Glescherchlucht)牧場風景

グリンデルワルトのホテルからグレッチャー谷まで往復してみた.緑のきれいな牧場では羊が豊富な草を食んでいた.

以上アルプスハイキング2005/グレッチャー谷のページから.

天池へ向かう

天池(Tianchi)

天池へ向かう(go to Tianchi)

ウルムチから天山山脈東部のボゴダ峰中腹の天池(テンチー)に向かった.途中羊の放牧風景がときどき見える.大地に緑は見られず,雪を被っているところさえ見える.人も羊も大変そうだ.

以上新疆ウイグルの旅2005/ウルムチ(前半) のページから.

天池

天池へ向かう(go to Tianchi)

天池(Tianchi)

ウルムチ市内から約125km,2時間くらい要したか?標高約2,000mにある天池に到着した.天池は氷結し,その上に雪が積もり真っ白だ.旅行パンフレットではどれも山を背景に,水を満たした天池の写真であるので,この光景は言わば想定外であろう.普通この頃(4月)は雪はあまりないそうなので,珍しいと言えば珍しいのかも知れない.

以上新疆ウイグルの旅2005/ウルムチ(前半) のページから.

パミール

パミール(Pamir)

パミール(Pamir)

大地が雪で覆われ,草の見つかるところまで移動するのであろうか?

以上新疆ウイグルの旅2005/カシュガルのページから.

エンギザルにて

新疆ウイグル/西域南道,エンギザル(Yingisar)辺りで僅かな草を探す羊

新疆ウイグル/西域南道,エンギザル(Yingisar)辺りで僅かな草を探す羊

カシュガルを出て西域南道を東に進む.道の両側は,オアシスの街や集落以外,基本的にはゴビ灘(たん)と称される砂漠が広がっている.ゴビとはモンゴル語で砂礫を含むステップ,のことだそうだ.そのゴビ灘には殆ど草が見えないのであるが,所々で羊の群れに出合うのはとても不思議に思う.

以上新疆ウイグルの旅2005/エンギザルのページから.

マリクワト村

マリクワト村(Malikewate)

マリクワト村(Malikewate)

マリクワト村の入り口に来ると,ろば車が一斉に集まってきて,どの御者も「どうぞこのろば車に!」と売り込みに必死だ.3人くらいづつ分乗してマリクワト故城に向け出発だ.途中古く小さなミナレットのモスクのあるマリクワト村を通過し,村の生活を垣間見ることができた.

以上新疆ウイグルの旅2005/ホータンのページから.

ウルムチ郊外にて

新疆ウイグル/ウルムチ(Urumqi)郊外の砂漠で放牧の羊

新疆ウイグル/ウルムチ(Urumqi)郊外の砂漠で放牧の羊

陸路トルファンからウルムチへ向かった.途中おびただしい数の風車群に出合う.常時風が吹き,風力発電には好適な地のようだ.そんな乾き荒れた大地に羊が僅かな草を食んでいる.一般にイスラム圏では羊は最も重要な家畜であるが,それがよく判る光景のように思える.

以上新疆ウイグルの旅2005/ウルムチ(後半)のページから.

パンボチェ

パンボチェ(Pangboche)

パンボチェ(Pangboche)

パンボチェでは近くに比較的広い畑やカルカ(牧草地)の石囲いが見られる.住民の多くは家畜や野菜で暮らしているのであろう.トレッカーが多く通る道沿えにあるのでロッジが主な生計維持手段である家庭もあるかも知れない.さらにゴンパがあるので僧や寺関係者も居るであろう.

以上タンボチェトレッキング2004/6日目:2004年10月25日(月)のページから.

熊猫海

九寨溝の熊猫海(Panda Lake at Jiuzhaigou)

九寨溝の熊猫海(Panda Lake at Jiuzhaigou)

標識に依れば,熊猫海は,パンダが成長するに適した場所のようである.こう観光客が増えては,パンダが棲息するのはとても適わぬであろうが.....また熊猫海の海抜は2587m,深さは15mと記されている.湖の辺では記念写真の羊レンタルビジネスなどで賑わっている.

以上四川省の旅2004/九寨溝1のページから.

鎮江関

鎮江関(Zhenjiangguan)

鎮江関(Zhenjiangguan)

松潘から木造瓦屋根の家屋の集落など眺めながら進む.暫く走ると,羊や牛の群れを連れた農夫が道路を占有していた.なかなかゆったりした好きな光景だ.

以上四川省の旅2004/茂県のページから.

人参菓坪にて

中国四川省/人参菓坪(Renshenguoping)の豊かな草場で暮らす羊

中国四川省/人参菓坪(Renshenguoping)の豊かな草場で暮らす羊

人参菓坪は日隆(リーロン:標高3160mに位置し,四姑娘山ハイキング/登山の基地)近くのハイキングコース.木道を歩いていると羊の群れが目の前を過ぎっていった.後ろから2人の牧童が小枝を振りながら続いて行った.こう光景は非常に目新しく映った.羊の群れは乾いた大地に少しばかりの草が生えているところや,良くて,青々とした豊かな牧草が延々と続く広大な牧場,という固定観念があった.なので,このような木がたくさん生えて,言わば林のようなところで羊の群れが走っていく光景,やはり滅多に見ることができない,と思う.

以上四川省の旅2004/日隆のページから.

アトラス山脈にて

モロッコ/アトラス山脈(Atlas)で放牧の羊

モロッコ/アトラス山脈(Atlas)で放牧の羊

アトラス山脈ザード峠は標識2178m.この辺りでは雪山を背景に,荒地に羊の光景を眺めることができる.また牛や馬もよく見られる.

以上モロッコの旅2003/アトラス越えのページから.

ギルギット川のほとりにて

パキスタン/ギルギット川ほとりの羊飼い(a shepherd at the Gilgit river)

パキスタン/ギルギット川ほとりの羊飼い(a shepherd at the Gilgit river)

ギルギット川の川原を羊と山羊を引き連れた年配の羊飼いが行く.川の向こう側,対岸には往時のシルクロードが見える.急な斜面に作られた小道である.地元の人は今も使っているようだ.

以上パキスタン2003/フンザへのページから.

カリマバードにて

パキスタン/カリマバード(Karimabad)で羊の世話をする少年

パキスタン/カリマバード(Karimabad)で羊の世話をする少年

カリマバードの外れ辺りであろうか,ラカポシの眺めの良い場所に行った.ここで暫し山を仰いでいると,少年が羊を連れて通り過ぎて行った.ここの子どもたちは働き者だ.

以上パキスタン2003/フンザのページから.

アバルクにて

イラン/アバルク(Abarqu)の羊

イラン/アバルク(Abarqu)の羊

ヤズドから高原の砂漠地帯を走る街道でイスファハンに向かった.途中アバルクといわれる地で休憩した.ここでは大きな円錐状の氷室があって,砂漠地帯特有の夜の冷え込みと風を利用して夏でも氷を作ることができるそうだ.バスで走っているときは30℃以上になっているのでにわかには信じられないような話だ.羊も寒暖差が大きく大変だろう.

以上イランの旅2003/街道沿いのページから.

ローマにて

イタリア/ローマ(Roma)郊外の牧場

イタリア/ローマ(Roma)郊外の牧場

ローマの都心から空港に向かう途中,関東で言えば佐倉市辺りの感じか,羊が草を食んでいた.

以上イタリアの旅2003/ローマのページから.

カンタベリー平野にて

ニュージーランド/カンタベリー平野(Canterbury Field)の大牧場

ニュージーランド/カンタベリー平野(Canterbury Field)の大牧場

クライストチャーチからテカポ湖の辺りまで広がるのがカンタベリー平野,南島で一番広い平野らしい.ニュージーランドには羊,と云う固定観念を実感させてくれる風景に,あちこちで,いやいたる所で遭遇する.

以上ニュージーランドの旅2003/テカポ湖周辺のページから.

ロトルア

ニュージーランド/ロトルア(Rotorua)

ニュージーランド/ロトルア(Rotorua)

レインボーファーム羊の毛刈りショー.バリカンで,最初に羊毛としてはあまり役に立たない腹部の毛を取り除き,続いて主要部分を刈り込む.真冬なのにふっくらした羊が見るみる裸になっていく感じだ.

以上ニュージーランドの旅2003/ロトルアのページから.

アブメナにて

エジプト/アブメナ遺跡(Ruins of Abu Mena)近くで放牧の羊

エジプト/アブメナ遺跡(Ruins of Abu Mena)近くで放牧の羊

アブメナ遺跡周辺は大まかに言えば砂漠.柵は無いが草の生えた部分が孤立しているため,羊たちは逃げ出さないようだ.

以上トルコ/エジプトの旅2002/アブメナのページから.


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