キリスト教会(8)

このページでは既存ページから転載し,既存ページから転載し,巡礼路カミーノ(スペイン),サンジャン・ピエドポーのノートルダム教会(フランス),ロンセスバージェスの修道院(スペイン),パンプローナ大聖堂(同),パンプローナのサンロレンツォ教会(同),サリキエグイのサンアンデレ教会(同),プエンテラレイナのサンティアゴ教会(同),ステージャのサンペドロデラルア教会(同),ロス・アルコスの聖マリア教会(同),トレス・デル・リオ村の聖墳墓教会(同),ログローニョのサンタマリアデラレドンダ準司教座聖堂(同),ログローニョのサンバルトロメ教会(同),ナバレッテのサンタマリアデラアスンシオン教会/被昇天聖母教会(同),カルサーダ大聖堂(同),ビロリア・デ・リオハの教会(同),ベロラドのサンタマリア教会(同),サン・ファン・デ・オルテガ修道院(同),ブルゴス大聖堂(同),オルニージョス・デル・カミーノの教会(同),サンアントン修道院(同),マンザノの聖母古代教会(同),カリオン入り口修復中の教会(同),サアグンのサンティルソ教会(同),ガラシアの聖母マリア礼拝堂(同),レオン大聖堂(同),サンイシドロ教会(同),旧サンマルコス修道院(同),アストルガのサンフランシスコ教会(同),アストルガの聖バーソロミュー教会(同),アストルガ司教館(同),アストルガのサンタマリア大聖堂(同),聖なるキリストの礼拝堂(同),デルカミーノの聖母被昇天教会(同),モリナセカの聖ニコラス教会(同),ポンフェラーダの聖アンドレス教会(同),フエンテスヌエバスの聖母教会(同),ポルテラの聖ファンバウティスタ教会(同)の写真を集めて一覧できるようにしました.の写真を載せました.

巡礼路カミーノ(スペイン)

サンティアゴデコンポステーラの巡礼路(スペイン)

サンティアゴデコンポステーラの巡礼路(スペイン)

サンティアゴデコンポステーラの巡礼路はスペイン語でCaminos de Santiago de Compostelaで,巡礼路を簡潔にカミーノ(Camino:道)と称すことも多い.カミーノは複数ルートあるが,私が最初に歩いたのは最もポピュラーなおよそ800kmの「フランス人のカミーノ」で,写真は巡礼3日目パンプローナ辺りの光景.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼3日目:パンプローナへのページから.

サンジャン・ピエドポーのノートルダム教会(フランス)

サンジャン・ピエドポーのノートルダム教会(フランス)

サンジャン・ピエドポーのノートルダム教会(フランス)

サンティアゴデコンポステーラ巡礼路(カミーノ)フランス人の道ルート開始点サンジャン・ピエドポー(Saint Jean Pied de Port)にある教会.カミーノルート上に鐘楼があり,抜けるとニーヴ川.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼始点サンジャン・ピエドポーへのページから.

ロンセスバージェスの修道院(スペイン)

ロンセスバージェスの修道院(スペイン)

ロンセスバージェスの修道院(スペイン)

サンジャン・ピエドポーをスタートし,ピレネーを越えて着いたところがスペインのロンセスバージェス村.修道院,礼拝堂,僧坊,アルベルゲ(宿坊)...など備えている.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼1日目:ロンセスバージェスへのページから.

パンプローナ大聖堂(スペイン)

パンプローナ大聖堂主祭壇(スペイン)

パンプローナ大聖堂主祭壇(スペイン)

正式名称はサンタマリアデパンプローナ大聖堂(Catedral de Santa Maria de Pamplona)だそうで,主祭壇中央には白い聖マリア像が見えている.しかしその前には聖人やこのカテドラル縁りの人物と思しき暗褐色のレリーフ板が,あたかも正教会のイコノスタシスの如くずら~と並んでいる.なかなか興味深い様式だ.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼3日目:パンプローナへのページから.

パンプローナのサンロレンツォ教会(スペイン)

パンプローナのサンロレンツォ教会(スペイン)

パンプローナのサンロレンツォ教会(スペイン)

今回のカミーノルートと深い縁があるのだそうだ.現在の建物は18世紀新古典主義建築で建てられたもので,かなりさっぱりしたデザインだ.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼3日目:パンプローナへのページから.

サリキエグイのサンアンデレ教会(スペイン)

サリキエグイのサンアンデレ教会

サリキエグイのサンアンデレ教会

ペルドン峠手前の小村サリキエグイには小さなSan Andres church(サンアンデレ教会)があった.暗褐色の石造りで開口部は少なく,砦と見紛うような極めて堅固な建物に見える.

内部も装飾が少なく,質実剛健な印象だ.主祭壇パネル状の中で,中央の人物が聖アンデレであろうか.聖アンデレはイエス12使徒の一人で,マルコの福音書ではペトロ,ヤコブ(今回目指すサンティアゴ),ヨハネに次いで4番目の位置付けということだ(別の説もあるようだが).

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼4日目:プエンテ・ラ・レイナへのページから.

プエンテラレイナのサンティアゴ教会(スペイン)

サンティアゴ教会礼拝堂(スペイン)

サンティアゴ教会礼拝堂(スペイン)

13世紀ロマネスク様式で建立されたというのは,その名もサンティアゴ教会(Eglise de Santiago)と称するそうで,巡礼者として寄らないわけにはいかないでしょう.

礼拝堂に入るとロマネスク様式らしく窓は少なく,ステンドグラスもなく,暗めだ.そして主催と両脇の円柱で囲まれたパネルは全般に,こんな言葉はないと思うがいぶし銀ならぬ「いぶし金」だ.だがこれはこれでピカピカ金と比べてしっとり,シックな印象を受ける.いいと思う.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼4日目:プエンテ・ラ・レイナへのページから.

ステージャのサンペドロデラルア教会(スペイン)

エステージャのサンペドロデラルア教会回廊(スペイン)

エステージャのサンペドロデラルア教会回廊(スペイン)

進行方向外れにあるサンペドロデラルア教会(Iglesia de San Pedro de la Rua)を訪ねた.ここはエステージャ最大の教会なのでカテドラルかと思ったが,司教座はないのでそれには当たらないということだ.礼拝堂の向こうには立派な回廊がある.元々4辺から成る回廊だったのだが,上述のカスティーリャ軍との戦いで,2辺は破壊され,この2辺が残っているということだ.右側,角から4番目の柱だけがひねられているのが不思議ですが,どういった意味合いなのでしょうか.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼5日目:エステージャへのページから.

ロス・アルコスの聖マリア教会(スペイン)

ロス・アルコスの聖マリア教会(スペイン)

ロス・アルコスの聖マリア教会(スペイン)

夕刻,ロマネスク様式であろうが,細かいレリーフが刻まれたアーチ下の鉄鋲を打ち込んだ木製ドア(部分門)が開き,入ることができた.入ってみると,先ずは金ピカで豪華絢爛,という言葉がピッタリ当てはまりそうな主祭壇だった.この教会はナバラでも最大級で,12世紀から18世紀にかけて建立され,幾度か改装されたため,後期ロマネスク様式,ルネサンス様式,バロック様式が織り込められているようだ.ちょっと写真が小さいが,中央に聖母子像が赤を背に置かれ,目立つようにしてある.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼6日目:ロス・アルコスへのページから.

トレス・デル・リオ村の聖墳墓教会(スペイン)

トレス・デル・リオ村の聖墳墓教会(スペイン)

トレス・デル・リオ村の聖墳墓教会(スペイン)

トレス・デル・リオ村に入ると直ぐにこの八角形聖墳墓教会(Church of the holy sepulchre)があった.拝観料を払い,パンフレットを頂き,内部を見せてもらうと,祭壇には十字架のキリスト像だけが据えられている.この期に及んでとても穏やかな顔に見える.パンフレットによればサンティアゴ巡礼路で最も風変わりなロマネスク様式寺院ということだ.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼7日目:ログローニョへのページから.

ログローニョのサンタマリアデラレドンダ準司教座聖堂(スペイン)

サンタマリアデラレドンダ準司教座聖堂(スペイン)

サンタマリアデラレドンダ準司教座聖堂(スペイン)

サンタマリアデラレドンダ準司教座聖堂(Co-Cathedral of Santa Maria de la Redonda)と,まあずいぶん長い名のカテドラル,いやコカテドラルに来た.前身の教会は12世紀に建てられ,1453年に共同教会になり,今日までの間幾度となく改修が施されてきたという.2つの塔が18世紀に施された最後の工事で加えられたということだ.

コカテドラルに入ることができたので,見せてもらった.12世紀であればゴシック建築のはしりでしょうが,こうした天井の高い構造が可能だったのでしょう.窓も多く,十分強度も維持できたのでしょう.主祭壇は黄金で埋め尽くされている.ただこの写真のように入口辺りのデザインはロマネスク風が多く残されているように思われる.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼7日目:ログローニョへのページから.

ログローニョのサンバルトロメ教会(スペイン)

ログローニョのサンバルトロメ教会(スペイン)

ログローニョのサンバルトロメ教会(スペイン)

12世紀建立でログローニョ最古,国の重要文化財にも指定されているというサンバルトロメ教会(Church of San Bartolome)にやって来た.精緻な彫刻群が評判というこの日のファサードには,ヴァレンシアから当地に移り住んだ人やその末裔たちのパレードが催されるそうで,開始点のここにヴァレンシア装束で身を包み集まっていた.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼7日目:ログローニョへのページから.

ナバレッテのサンタマリアデラアスンシオン教会/被昇天聖母教会(Iglesia Nuestra Senora de la Asuncion)(スペイン)

ナバレッテのサンタマリアデラアスンシオン教会/被昇天聖母教会(Iglesia Nuestra Senora de la Asuncion)(スペイン)

ナバレッテ村の中ほどまで行くとこのサンタマリアデラアスンシオン教会/被昇天聖母教会(Iglesia Nuestra Senora de la Asuncion)があった.1523年,それまで存在していた教会が取り壊され,その跡地にバロック様式で建設されたという.この豪華な祭壇には豊富な金細工,象牙,遺物(聖十字架など)のコピー等が飾られているそうだ.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼8日目:ナヘラへのページから.

カルサーダ大聖堂(スペイン)

サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダ Santo Domingo de la Calzada(スペイン)

サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダ Santo Domingo de la Calzada(スペイン)

カルサーダ大聖堂,正式にはサントドミンゴデラカルサーダ准司教座聖堂(Cathedral of Santo Domingo de la Calzada)の前に立ち眺めてみた.12世紀にロマネスク様式で建立されたそうだ.鐘楼が本堂より少し離れて建てられている.こちらは18世紀になってから,バロック様式で建てられたそうだ.特に頂部の複雑に曲線が絡み合うデザインはバロック的に見える.

大聖堂横に博物館というか宝物殿というか,そういった施設が付属し,また聖ドミンゴに関わる言い伝えのニワトリがいる階段を下った地下室には聖ドミンゴ墓室が収められている.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼9日目:サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダへのページから.

ビロリア・デ・リオハの教会(スペイン)

ビロリア・デ・リオハの教会(スペイン)

ビロリア・デ・リオハの教会(スペイン)

ビロリア・デ・リオハの村に入りアスンシオンデヌエストラセニョーラ教区教会(Iglesia parroquial Asuncion de Nuestra Senora)と呼ばれる一風変わったデザインの教会が見えた.建物端の円筒部屋根の庇(空飛ぶ庇と言われるそうな)が出っ張っており,それを筋交いのような斜め部材で垂木を支える構造が面白い.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼10日目:ベロラドへのページから.

ベロラドのサンタマリア教会(スペイン)

ベロラドのサンタマリア教会(Iglesia de Santa Maria スペイン)

ベロラドのサンタマリア教会(スペイン)

地味な赤瓦のサンタマリア教会(Iglesia de Santa Maria)だが,右側に直属アルベルゲがあり,ここに泊まる.教会鐘楼一番高い屋根の左右,およびその下屋根の右,合わせて3つのコウノトリの巣がある.親鳥の姿はここから見えているが,子コウノトリは巣の中に隠れているようだ.夜のミサは街の人と一緒のミサが先ず行われ,次いで巡礼者だけ残り,巡礼者ミサが執り行われた.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼10日目:ベロラドへのページから.

サン・ファン・デ・オルテガ修道院(スペイン)

サン・ファン・デ・オルテガ修道院(スペイン)

サン・ファン・デ・オルテガ修道院(スペイン)

長~い無人区間を歩きサンファンデオルテガ修道院(教会)に到着した.教会は1,100年代中頃,巡礼者のためにオルテガの聖ヨハネによって建立されたとされるそうだ.そして修道院が併設され,僧は避難所や薬局,救護院を開設し,巡礼者に役立ったそうだ.しかしそのうち地域の人口は減り,修道院は干し草置き場などに転用されていったらしい.やがて1980年代以降になると,再び巡礼者数が増加に転じ,やがて今夜泊まるアルベルゲ(Albergue de peregrinos del monasterio de San Juan de Ortega)や,夕食を頂くカフェが設けられるようなったという.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼11日目:サン・ファン・デ・オルテガ修道院へのページから.

ブルゴス大聖堂(スペイン)

ブルゴス大聖堂(スペイン)

ブルゴス大聖堂(スペイン)

ルゴス大聖堂は,それ以前に存在したロマネスク様式大聖堂跡地に,1221年から着工され,祭壇や尖塔など全てを含めると1567年に完成したということだ.ビリア大聖堂,トレド大聖堂と並びスペインゴシック様式三大カテドラルの一つとされるという.ブルゴス大聖堂は祭壇だけでも数十あり,他に絵画や彫像,レリーフ,石棺....など多数,いや無数あり.写真はその一例.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼12日目:ブルゴスへのページから.

オルニージョス・デル・カミーノの教会(スペイン)

オルニージョス・デル・カミーノの教会(スペイン)

オルニージョス・デル・カミーノの教会(スペイン)

オルニージョス・デル・カミーノの村に入り,同名教会付属のミュニシパルアルベルゲに泊まった.夜巡礼者ミサがあり,先ず一人ひとり神父さんの前に立ち,カトリックかどうか訊かれ,ノーと答えると,顔の前を指で十字架が切られ,お煎餅は渡されなかった.次いで説教,賛美歌や握手の後で,参列者の国別言語で主に対する言葉を述べるのだが,日本語では同宿になったCtkさん(カトリック)が述べられ,その後Stkさんの音頭で,上を向いて歩こうを唄った.終わりに神父さん(後ろ列白い装束)を囲み記念撮影しようということになった.この写真では参列者の70%くらいの人が写っていると思う.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼13日目:オルニージョス・デル・カミーノへのページから.

サンアントン修道院(スペイン)

サンアントン修道院(スペイン)

サンアントン修道院(スペイン)

今は廃墟であるサンアントン修道院を通過する.アーチなどはとても大きなものだ.ときのレオン王による1146年建立というからとても長い歴史があったようだ.サンアントン(聖アントン)は,聖アントニウス, 聖アントニオ,大アントニオスとも呼ばれ,3世紀のエジプト生まれで,敬虔な両親にキリスト教徒としての教育を受け,生涯修行に励み105歳の長寿を全うしたという.そうした観点から修道士生活の創始者と言われるようだ.また難病治療に尽力したので,そうした病の守護神,そしてなぜか動物の守護聖人でもあるらしい.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼14日目:イテロ・デ・ラ・ベガへのページから.

マンザノの聖母古代教会(スペイン)

マンザノの聖母古代教会

マンザノの聖母古代教会

アマポーラ咲くカストロヘリス入り口になった.ここには教会が建てられている.マンザノの聖母古代教会(Our Lady of Manzano ancient church)と呼ばれるようだ.Manzanoはりんごの木の意で,サンティアゴがりんごの木のマリアを見て,馬が後ろ脚で立ち上がった,とか何とかの言い伝えがあるらしい.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼14日目:イテロ・デ・ラ・ベガへのページから.

カリオン入り口修復中の教会(スペイン)

カリオン入り口修復中の教会(スペイン)

カリオン入り口修復中の教会(スペイン)

カリオン入り口に廃墟となった小さな教会があり,一人の男性がボランティアで日曜であるに拘らず修復作業中だった.写真は聖母子像など一部修復された主祭壇だ.

カリオンの町には大きな聖マリアンナ教会もあるし,私に紹介してくれたアルベルゲが付属する修道院もある.大層立派な男性だった.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼15日目:カリオン・デ・ロス・コンデスへのページから.

サアグンのサンティルソ教会(スペイン)

サアグンのサンティルソ教会(スペイン)

サアグンのサンティルソ教会(スペイン)

このサンティルソ教会(Church of San Tirso)はこの街サアグンで代表的な教会であるようだ.790年代というとても古い時代に建立され, 聖Thyrsusを祀るとのことだ.古い建立だが1521年のオビエド(この教会の本山に相当するところ)の大火,それと18世紀の再建により元の教会の殆どは失われたそうだ.そのためであろう,今ここに見る姿はとてもユニークなデザインが目を引くが,ドーム下部など一部を除きレンガ製で,些か迫力を欠く印象も受ける.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼17日目:ベルシアノス・デル・レアル・カミーノへのページから.

ガラシアの聖母マリア礼拝堂(スペイン)

ガラシアの聖母マリア礼拝堂(スペイン)

ガラシアの聖母マリア礼拝堂(スペイン)

マンシージャアルベルゲ(Albergue de Gaia)の少し先に教会があった.赤と白のデザインが強烈だ.Ermita Virgen de Graciaというようだ.そして強烈なデザインの外観と異なり,礼拝堂内部は聖母マリア像だけのとてもシンプルでスッキリしたものだった.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼18日目:マンシージャへのページから.

レオン大聖堂(スペイン)

レオン大聖堂(スペイン)

レオン大聖堂(スペイン)

サンタマリアデレグラ大聖堂(catedral de santa Maria de Regla)の別名もあるというレオン大聖堂は正面から望むと大きな丸窓(バラ窓),その上のおむすび型窓,それに入り口の3連アーチにぱっと目が行く.窓には精緻な格子が嵌め込まれ美しい.

古代ローマ時代ここには大浴場があったそうだ,レコンキスタ(718~)の時代になると浴場は王宮に変えられていったという.そして10世紀,ときのレオンを治め,王宮の主であったオルドーニョ2世がアラブ軍を倒し,勝利に対する神への感謝の意を表するため王宮を大聖堂建設のために捧げたのが始まりという.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼19日目:レオンへのページから.

サンイシドロ教会(スペイン)

サンイシドロ教会(スペイン)

サンイシドロ教会(スペイン)

レオン大聖堂から近いところに位置し,12世紀ころ,ロマネスク様式で建造されたという.ゴシックの上大聖堂と比べてスッキリしながらも力強く感じられる.ここはレオン王国の首都が置かれた地であり,同王国の歴代国王や王一族を埋葬する霊廟として建設されたそうである.また大司教だったというサンイシドロ(San Isidoro)は,6世紀ころ,このレオンの生まれで,遺骨はここに収められているそうだ.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼19日目:レオンへのページから.

旧サンマルコス修道院(スペイン)

旧サンマルコス修道院(スペイン)

旧サンマルコス修道院(スペイン)

旧サンマルコス修道院(Monasterio de San Marcos)で,は16世紀~18世紀に,当初サンティアゴ騎士団による巡礼者救護院として建設されたそうだ.現在は一部教会,博物館,立派なパラドール(El Hostal de San Marcos)などに転用されているそうだ.直線基調,単純な半球エンボス,面積比の大きな逆U字エントランスなど実に力強いデザインだ.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼20日目:ビジャダンゴス・デル・パラモへのページから.

アストルガのサンフランシスコ教会(スペイン)

アストルガのサンフランシスコ教会(スペイン)

アストルガのサンフランシスコ教会(スペイン)

管理人さんがどうぞどうぞと招き入れてくれた.そして教会が聖フランシスコ自身によって最初13世紀に設立され,17世紀に現在の石造りに建て換えられ,また戦時中は兵舎に転用された歴史もあったようだ.教会内部には4端の担ぎ棒が並ぶ器具が据えられ,言わばお神輿のように聖人のモデルを載せて,街を練り歩くものではないかと理解した.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼21日目:アストルガへのページから.

アストルガの聖バーソロミュー教会(スペイン)

アストルガの聖バーソロミュー教会(スペイン)

アストルガの聖バーソロミュー教会(スペイン)

聖バーソロミュー教会(Parroquia de San Bartolome)と呼ばれるようだ.石造りシンプルデザインのファサードが美しい.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼21日目:アストルガへのページから.

アストルガ司教館(スペイン)

アストルガ司教館(スペイン)

アストルガ司教館(スペイン)

建築家アントニガウディが1,889年から1,913年にかけて建築したというゴシックリバイバル建築になるという.カタルーニャ地方外にある3つしかないガウディ建築一つという.ただ司教館として建設されたが,司教自身が満足いかなくて,巡礼路に捧げられた宗教美術博物館に転換させた経緯があるそうだ.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼21日目:アストルガへのページから.

アストルガのサンタマリア大聖堂(スペイン)

アストルガのサンタマリア大聖堂(スペイン)

アストルガのサンタマリア大聖堂(スペイン)

この大聖堂は当初11世紀~13世紀にロマネスク様式で建設され,そしてそれが1,471年にゴシック様式に変更され,再着工されたようだ.竣工したのは18世紀になってからということで,外観は主にゴシック様式ながら,バロック様式の塔やファサード(ただし司教のファサードはルネッサンス様式),ネオクラシック様式回廊,ルネサンス様式の柱廊などの要素が盛り込まれたそうだ.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼21日目:アストルガへのページから.

聖なるキリストの礼拝堂(スペイン)

聖なるキリストの礼拝堂(スペイン)

聖なるキリストの礼拝堂(スペイン)

アストルガを抜けたところにポツリ佇むとても小さな礼拝堂.マップでErmita del Santo Cristoと載っている.Ermitaは庵の意のようだ..

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼22日目:ラバナル・デル・カミーノへのページから.

デルカミーノの聖母被昇天教会(スペイン)

デルカミーノの聖母被昇天教会(スペイン)

デルカミーノの聖母被昇天教会(スペイン)

宿泊したアルベルゲ(Refugio Gaucelmo)の向かいにあった教会で,デルカミーノの聖母被昇天教会(Iglesia de la Asuncion de Rabanal del Camino)と称されるそうだ.12世紀ロマネスク様式で建設が始まり,18世紀には砂岩の切石やスレートを多用した改築が行われたようだ.

一応巡礼の旅なので,たまにはミサに参加せねば,と先ずは待機で表のベンチでアルベルゲ真ん前の聖母被昇天教会鐘楼を眺めていた.すると一人の寺男が梯子のような階段を上っていき,そして鐘を突いた.鐘は下方でロープを引くか,あるいはロボットで鳴らすものと思っていたので大変驚いた.この合図で入り口に行き,ミサに参列した.定刻前に行ったのだが既に満席で,後ろや横の立ち席だった.小さな村なのに信心深い人たちが多いのでしょう.最初から35分間ほぼ賛美歌だけで,その後聖職者の方が,各国語で短い祈りが捧げられ....ただ殆ど理解しないまま時間が経過し,終わりになった.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼22日目:ラバナル・デル・カミーノへのページから.

モリナセカの聖ニコラス教会(スペイン)

モリナセカの聖ニコラス教会(Iglesia de San Nicolas)(スペイン)

モリナセカの聖ニコラス教会(スペイン)

イラゴ峠から1,000m近く下るとモリナセカの旧市街に入る.その入り口でメルエロ川向うの街を眺めると中央に大きな聖ニコラス教会(Iglesia de San Nicolas)が聳えていた.いい眺めだ.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼23日目:モリナセカへのページから.

ポンフェラーダの聖アンドレス教会(スペイン)

ポンフェラーダの聖アンドレス教会(スペイン)

ポンフェラーダの聖アンドレス教会(スペイン)

聖アンドレス(St. Andreas)はイエスの使徒の一人,シモンペトロの兄弟で,ペトロと共にガリラヤ湖で漁をしていたときに初めにイエスに声を掛けられ,弟子となった人物.弟子のリストではペトロ,ヤコブ,ヨハネに次ぐ4番弟子とされているようだ(3高弟は概ねこのようだが4番目以降になると諸説あるようだが).そしてその聖アンドレスを祀り,17世紀バロック様式で建立されたのが本聖アンドレス教会(he Church of St. Andreas)ということだ.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼24日目:ビジャフランカ・デル・ビエルソへのページから.

フエンテスヌエバスの聖母教会(スペイン)

フエンテスヌエバスの聖母教会(スペイン)

フエンテスヌエバスの聖母教会(スペイン)

エンテスヌエバスの村を行くと教会があり,この鐘楼の屋根にはコウノトリの巣が見えた.そして内部を見せてもらった.壁は石の素材をそのまま見せ,梁や天井,垂木もそのまま見せるデザインだ.聖母マリアを主題とする主祭壇はピカピカで,ちょっと驚く.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼24日目:ビジャフランカ・デル・ビエルソへのページから.

ポルテラの聖ファンバウティスタ教会(スペイン)

聖ファンバウティスタ教会

聖ファンバウティスタ教会

ラポルテラ,正しくはラ・ポルテラ・デ・バルカルセ(La Portela de Valcarce)の村に入ってきた.村には小さな教会,聖ファンバウティスタ教会(Iglesia de San Juan Bautista)が建てられていた.17世紀から18世紀にバロック様式で建設されたそうで,長方形の身廊一つのみのシンプルな建物だ.礼拝堂内部は石の壁上に木製の屋根が架けられ美しい.そして身廊の先に主祭壇があり,こちらも比較的さっぱりした形態だ.聖ファンバウティスタ(San Juan Bautista)とは,ヨルダン川でイエスに洗礼を施したヨハネ(バプテスマの聖ヨハネ)のことのようで,祭壇中央,右手に紙(のようなもの)を持った人がそうでしょうか.

以上フランス人のカミーノ紀行2019/巡礼25日目:ラファバへのページから.


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