巡礼13日目:オルニージョス・デル・カミーノへday 13:Hornillos

この巡礼13日目:オルニージョス編では,2019年5月24日ブルゴスの朝,アルベルゲを出発し,ビジャルビージャデブルゴス,タルダホス,ラベデラスカルサーダスを通過し,オルニージョスに至り,教会前のアルベルゲにチェックインし,皆さんと共にミサに参加し,食事したときの写真を載せました.

オルニージョス付近のGoogleマップmap around Hornillos

濃い赤線がこの日歩いたトラック.歩行距離21.08km,歩行時間4h41min.

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ブルゴスの朝in the morning in Burgos

アルゴスの城門を出る

アルゴスの城門を出る

アルゴスのアルベルゲダイニングルームでチョコパン(自販機にあった),ジュース,手持ちのチーズ,サラミを朝食として食べて出発した.

そして西に進み,城壁に抉られた門をくぐる.大きさからすると三の丸門クラスであろうか.


石の川床の川を越える

石の川床の川を越える

少し行くと石の川床の川があった.川床の段差で小さな滝ができ,白い飛沫がきれいだ.マップを見るとアルランソン川(Rio Arlanzon)のようだ.

また橋は石橋で,所々車から退避するためか,あるいは河川眺めの休憩のためか,張り出したバルコニーが設けられている.


並木道の巡礼路

並木道の巡礼路

川を過ぎると巡礼路は両側の並木に挟まれた通りになった.この木は何か私は知らないのだが,あと半月くらいでもっと茂り,迫力が増しそうだ.

なおこの辺りから暫くは公園になっているようだ.


次いで自転車道並行区間

次いで自転車道並行区間

並木道に次いで自転車道並行区間に入った.巡礼道と並行する自転車道は2方向分離して走行できる立派なものだ.


ブルゴス郊外になる

ブルゴス郊外になる

ブルゴス新市街の公園区間を抜けると郊外となった.そしてこれまで同様麦畑や牧草地帯となった.

この辺りでコロラド州の女性と一緒になり,しばし並んで歩く.女性は昨日誕生日で71歳になったという,それはそれはコングラチェレーションズですね.コロラドの人口はデンバーに集中し,現在住んでいるのは高々人口5,000人程度の小さな大学街で,その多くは学生や大学職員,関係者で占められるそうだ.ただ夏は短く,つい出かける前の週にこの冬最後の雪が降ったそうだ.冬は半端ない寒さで大変だが,一方夏は涼しいのでテキサス辺りからの避暑客が結構来るそうだ.

彼女は3年前旦那さんと一緒にこのカミーノを歩いたのだが,その後旦那さんは膝を痛め,よく歩けなくなり,今回は独りでとなったそうだ.自分はヨガインストラクターをやっていたのが膝に良かったのかも知れないとも.それと夫は大きな犬二匹飼っていたが,二匹とも亡くなり,今は寂しい様子だ.....膝,何とか回復するといいですね.


ビジャルビージャ・デ・ブルゴスVillalbilla de Burgos

ビジャルビージャデブルゴスのエリアに入る

ビジャルビージャ・デ・ブルゴスのエリアに入る

ブルゴス郊外と連続し,別に区切るものは何も無いのだが,どうやらこの辺りはビジャルビージャ・デ・ブルゴス(Villalbilla de Burgos)のエリアになったようだ.それにVillalbilla de Burgosって,いかにもブルゴスの一エリア的名称に響く(気がする)


早場麦か

早場麦か

普通まだ青々とした麦であるが,既に黄色になった畑があった.米なら早場米があるが,麦にも言葉こそないであろうが早場麦相当の品種があるのであろうか.いやそれとも麦ではなく,全然別の作物かな....


この先はいろいろ車道が交差するところ

この先はいろいろ車道が交差するところ

幅広い農道は続いた.

そして詳しい道標があり,下にアテンシオンの文字がある.間違い易い交差点があるので注意喚起のようだ.かなり親切な道標かな.


落書きのないトンネル

落書きのないトンネル

まさかの落書きのないトンネル前に至る.コロラド女性は,きっとbrand newで,これから描かれるのよ,との説だ.私もそれ以外ないと思う.


タルダホスTardajos

白いコウノトリがアルランソン川で餌探し

白いコウノトリがアルランソン川で餌探し

道は多分ビジャルビージャデブルゴスを過ぎ,タルダホス(Tardajos)のエリアに入った.

そして巡礼道は再びアルランソン川(Rio Arlanzon)と交差した.そして川の中州と岸辺,離れた位置で,二羽の大きく白い鳥が餌(魚とかカエルであろう)を探している.コロラド女性の話ではコウノトリだという.な~るほど,コウノトリはこうした場所で餌を探すのか,自ら食べる分と,あの大きな巣に持ち帰って,雛に与える分とを確保せねば.

ただスマホの超広角レンズでは殆ど,いや全然姿が見えない(涙)


この高い畝には何が植えられのでしょうか

この高い畝には何が植えられのでしょうか

麦畑の横に,高い畝,深い溝の畑があった.いったい何が植えられるのでしょうね.

分からないですが,あまり見かけない畑風景で,とてもきれいです.


タルダホス村に入る

タルダホス村に入る

畑の先にタルダホス(Tardajos)の集落があった.人口780人ほどということなので,結構大きな村のようだ.きれいな住宅が建ち並んでいる.

ちょっと遠いが通りの向こうに四角い鐘楼のある教会が見える.聖母被昇天教会(Iglesia de Nuestra Senora de la Asuncion)という.同名の教会はこれまでも他で見てきたが,聖母マリアを祀る教会だ.13世紀~16世紀にかけてゴシック様式で建てられ,その後ルネサンスの要素を取り入れた改修が行われているそうだ.


タルダホスの畑と林の風景

タルダホスの畑と林の風景

巡礼道はタルダホスの少し高台を通る.ここから眺めると畑以外に林も豊富で,両者合わせた風景はなかなかいい.


ラベ・デ・ラス・カルサダスRabe de las Calzadas

ラベ・デ・ラス・カルサダス(Rabe de las Calzadas)に入る

ラベ・デ・ラス・カルサダスに入る

タルダホスの次はまた長い名のラベ・デ・ラス・カルサダス(Rabe de las Calzadas)だった.

入り口近くは緩やかな上り勾配になっており,道の両側に住宅が建ち並ぶ.人口は200人ほどという.


ラベ・デ・ラス・カルサダスの中心部

ラベ・デ・ラス・カルサダスの中心部

ラベ・デ・ラス・カルサダスの中心部まで上ると,建物は石造り,歴史の有りそうな建物が多くなる.

そして広場には,現在機能しているか否か判らないが給水塔があった.


サンタマリア教区教会

サンタマリア教区教会

ラベ・デ・ラス・カルサダスの中心部にはサンタマリア教区教会(Santa Marina parish church)があった.13世紀建立と古く,その後改修改築が行われたであろうが,アーチ型の入り口は当初の姿を残しているようだ.ロマネスク様式であろう.


サンタマリーニャ教会と修道院

サンタマリーニャ教会と修道院

村を過ぎるとサンタマリーニャ教会(Iglesia de Santa Marina)と修道院があった.とても小さいが,13世紀建立と歴史があるそうだ.ただこちらも閉まっており,中を見ることはできなかった.


ひたすらメセタを行く

ひたすらメセタを行く

ラベ・デ・ラス・カルサダスを過ぎると当然メセタの畑地帯を延々と歩く.土の道は快適だ.


丘の上からオルニージョスを望む

丘の上からオルニージョス・デル・カミーノを望む

やがて巡礼道は丘の上になった.そしてここからは今日の宿泊地オルニージョスが先方に見えてきた.

またこの辺りで奈良のNhさん,埼玉のStkさん,千葉のCtkさんに出会う.そして一緒に歩いた,いや私が付いて行った.


オルニージョス・デル・カミーノHornilles de Camino

オルニージョス・デル・カミーノのエリアに入る

オルニージョス・デル・カミーノのエリアに入る

オルニージョス,正しくはオルニージョス・デル・カミーノ(Hornilles de Camino)のエリアに入ってきた.右の看板Hormazuela(オルマスエラ)はこの小川の名前のようだ.


オルニージョス・デル・カミーノの村を歩く

オルニージョス・デル・カミーノの村を歩く

オルニージョス・デル・カミーノの村に入り歩く.建物は石造りが多いようだが,道は石畳ではなく,普通のアスファルトだ.

石壁のフラワーポットは心和ませてくれる.グラシアス.


オルニージョス・デル・カミーノの教会前

オルニージョス・デル・カミーノの教会前

そしてオルニージョスの教会前に来た.今夜宿泊予定のアルベルゲはこの教会に隣接しており,先ずはそこが目的地だ.


オルニージョス・デル・カミーノのアルベルゲ

オルニージョス・デル・カミーノのアルベルゲ

ミュニシパルアルベルゲ(Albergue de peregrinos municipal de Hornillos del Camino)は教会ファサードの手前右側にあり,日本語で「ようこそ」の文字も記されていた.ちょっと驚く.

そしてここに4人ともチェックインする.


オルニージョス・デル・カミーノアルベルゲのベッドルーム

アルベルゲのベッドルーム

私達全員が高齢者なので,皆ベッドは下段にしてくれた.

そして手洗いで洗濯し,裏庭の紐に吊るす.

シャワーはちょっと狭かったかな....


バーに行きビール

バーに行きビール

そして4人揃って,教会入り口の反対側,つまりアルベルゲ直ぐ近くのバーに行き,ビールをオーダー.それとチョリサボカディージョを昼食として食べた.

いつも思うことだが,カミーノではバーが最も頼りになり,ありがたい.


オルニージョス・デル・カミーノの教会ミサに参列

オルニージョス・デル・カミーノの教会ミサに参列

アルベルゲはオルニージョスの教会に隣接し,半ば付属アルベルゲのような感じだ.そして揃ってミサに参列することにした.今回はカトリック教徒Ctkさんが居られるので,いろいろお聞きできると思う.

一人ひとり神父さんの前に立ち,カトリックかどうか訊かれ,ノーと答えると,顔の前を指で十字架が切られ,お煎餅は渡されなかった.これまでは無条件でもらっていたが,もらわないのが正しいのはCtkさんに聞いた通りだ.

また説教,賛美歌や握手の後で,参列者の国別言語で主に対する言葉を述べるのだが,日本語ではもちろんCtkさんが述べられた.

さらに信仰とは全く関係なく,各国参列者交流の意味合いであろうが,それぞれの国の歌を唄うことになった.ここではStkさんが音頭をとり,上を向いて歩こうを唄った.


みんなで記念撮影

みんなで記念撮影

神父さん(後ろ列白い装束)は大変友好的,また世俗的な面も持ち合わせた方で,みんなで記念撮影しようということになった.この写真では参列者の70%くらいの人が写っていると思う.

神父さんはさらに希望者と順々にツーショット撮影で,笑顔を振りまいておられた.


ミサの後またバーへ

ミサの後またバーへ

ミサの後はまた4人揃ってお昼と同じバーへ出かけた.近くて便利というか,他にはあまり見当たらない.

そして巡礼者メヌーをオーダーした.なおワインは付いている.


この日の夕食

私は以下をオーダーした.まあ,こんなものであろう.

白アスパラビーフアイス
↑白アスパラ↑ビーフ↑アイス

デザートはいつものようにアイスだが,写真のようにお店で売っている形態そのままのものだ.別にこのバーだけでなく,カミーノのバーでは殆どこうした形で出てくる.初めはちょっとびっくりするが,別に構わないと思う.なお以前記したが,りんごを頼むと,皮付き丸ごとそのまま出てくる.