このページでは既存ページから転載し,ダナキル砂漠(エチオピア),カライ辺りの砂漠(チャド),ニャラデシゲオの砂山(同),ワディドゥーンの砂漠(同),テゲディ砂丘(同),デミ砂丘(同),ワルグラ砂丘(アルジェリア),アルジェリアのサハラ(同),アラビア半島中央部,ワヒバ砂漠(オマーン),ホワイトデザート浜(同),ルブアルハリ砂漠(同),エリコの砂漠(イスラエル),ビリャマルの砂漠(ボリビア),リマ北の砂漠(ペルー),グルバンテュンギュト砂漠(中国新疆ウイグル),トルファン(同),敦煌(中国甘粛省),鳴沙山(同),アンボセリ(ケニア),ツァンダ(チベット),シャフリサブス(ウズベキスタン),カラクム砂漠(トルクメニスタン),アシハバード(トルクメニスタン),ロンボク(チベット),ワディラム(ヨルダン),ダマスカス(シリア),アデン(イエメン),タクラマカン砂漠(中国新疆ウイグル),ドゥーズ(チュニジア),ナスカ(ペルー),メルズーカ(モロッコ),ヤズド(イラン),アブメナ(エジプト),ギザ(エジプト)の写真を載せました.砂漠あるいは沙漠の範疇から若干外れるかも知れませんが,俗に言う土漠のようなものも含めて載せました.
ダナキル砂漠(エチオピア)
ダナキル砂漠はダナキル低地と称されることも多いが,一般に日本語の砂漠のイメージから遠い岩がゴツゴツした場面が多いように見える.ここでは砂漠らしい一枚を探してみた.
以上エチオピア2020/エルタアレ火山のページから.
カライ辺りの砂漠(チャド)
チャドでは首都ンジャメナを横切る緯度より北側は概ねサハラ砂漠のエリアになると思うが,そんな中で砂漠らしい箇所を取り上げた.このカライ辺りもその一例で,枯れ草が結構あり,牛が食んでいる.
以上チャド探訪2019/カライのページから.
ニャラデシゲオの砂山(チャド)
ニャラ(Nyara)は侵食された堆積岩の奇岩のことだそうで,そこの砂山に上った.風紋がきれいだ.砂ではあるが幾つかの草が生えており,一つは低い丈だが針のある,とっても質が悪い草(名前は失念)で,触れると小さな針が刺さり大変という.警戒度を最大にして上る.
以上チャド探訪2019/テルケイのページから.
ワディドゥーンの砂漠(チャド)
1987年政府軍と,侵攻して来たリビア軍と手を組んだ反政府軍が激しく戦ったのが,この辺りワディドゥーン(wadi Doum)や少し先コーラ(Kora)のエリアになるようだ.リビア軍は大規模な戦車部隊を抱え,一方チャド政府軍はトヨタピックアップ改造車部隊が主力で,砂漠では機動力が圧倒的に勝り,リビア軍は戦車を放棄し敗走したそうだ.この日は砂嵐がひどく,視界不良でドライバさんは大変だった.
以上チャド探訪2019/ウニャンガケビールのページから.
テゲディ砂丘(チャド)
ブク湖からテゲディの塩田を目指しまた東に進んだ.やがて風紋のきれいな砂丘越えに入った.もちろん上り下りに有利そうな砂丘を狙って越えるのだが,さすがのトヨタランドクルーザーであってもスタックされるときがある.最も腕のいいUsさんでさえスタックされた.ここは大変だった.
以上チャド探訪2019/デミのページから.
デミ砂丘(チャド)
デミ村手前の砂丘キャンプサイトで朝が明けた.テントから荷物やマットを取り出し,テントを畳む.幸いこの日は風のないいい日和でスタートした.
以上チャド探訪2019/サビニャラのページから.
ワルグラの砂丘(アルジェリア)
ワルグラの街の入り始める辺りにワルグラ砂丘が見える.あまり大きな砂丘ではないがなかなか美しい.
以上アルジェリア紀行2018/ワルグラのページから.
アルジェリアのサハラ
地中海に並行して走るアトラス山脈と高原を越えて,南は全てサハラ砂漠だ.ただしサラサラの砂の砂漠ではなく,俗に土漠と言われる土の砂漠である.
以上アルジェリア紀行2018/アルジェに戻るのページから.
アラビア半島中央部
レバノンからアブダビへ向かうエティハド航空EY538便はシナイ半島経由でアラビア半島中央部,サウジアラビアを通過した.全体に霞んでいるが,完全に砂だけの世界に見える.
以上レバノン紀行2018/アブダビへのページから.
ワヒバ砂漠(Wahiba Sands)
ワヒバ砂漠10は180km✕80kmの広さがあり,名はこの地域を拠点に暮らしたバニワヒバ族(Bani Wahiba tribe)に因むそうだ.
陽が低くなり,少し赤みが射してきた.なかなかきれいだ.風紋もよく描かれ,これまた美しい.ただ風は相変わらず強く,かなり砂が舞い上がる.
以上オマーン縦断2016/ワヒバ砂漠のページから.
ホワイトデザート浜(White Desert beach)
アラビア海に面するギュバットハシシュ湾(Ghubbat Hashish)のホワイトデザート(White Desert)海岸の砂丘に行き,歩いた.名のように白っぽい砂の丘はなかなか美しい.夕べ強かった風も弱まってハイキング日和だ.
以上オマーン縦断2016/ホワイトデザート浜のページから.
ルブアルハリ砂漠(Rub Al Khali)
ルブアルハリ砂漠(Rub Al Khali)であるが,長さ1000km,幅500kmの大きさでアラビア半島南部3分の1,つまりここオマーン,西のイエメン,サウジアラビア南部,北のUAE(アラブ首長国連邦)の4カ国に跨り,世界最大級の砂の砂漠(俗に言う土漠に非ず)ということだ.アラビア語の原意は『何も無い場所』ということらしい.
以上オマーン縦断2016/ルブアルハリ砂漠のページから.
イスラエル/エリコの砂漠(desert of Jericho)
エリコ(ジェリコ)の砂漠地帯で家畜を連れ,何やら農作業に励む人たちを見かけた.ここは占領地であるが,元々はパレスチナの地であるので,アラブ人であろう.
以上イスラエル紀行2015/マダバ のページから.
ボリビア/ビリャマルの砂漠(desert of Villamar)
ボリビアもまた砂漠が多い.ここビリャマルの砂漠はその中の一つだ.殆ど雨は降らないようだ.
以上ボリビア紀行2015/ウユニ経由ビリャマル のページから.
ペルー/リマ北の砂漠(Coastal desert north of Lima)
ペルーは砂漠が多いと云う印象は,今回初めてリマから北に向かう時もやはり同じように感じられた.
以上ブランカ山群トレック紀行2014/コノコーチャ峠のページから.
中国新疆ウイグル/グルバンテュンギュト砂漠(Gurbantunggut Desert)
ジュンガル盆地を進むとグルバンテュンギュト砂漠に入る.暫く進むとたくさんの車や観光バスが停車し,場違いに人集りが見えた.人々の視線の先には一頭の馬がいて,これを見物しているようだ.モンゴル種野生馬だそうだ.ガイドWさんも,何回か遭遇したことはあったがこれ程間近に見るのは初めてだそうだ.
以上天山北路を行く2013/ジュンガル盆地のページから.
中国新疆ウイグル/トルファン(Turpan)のゴビ灘と油井
トルファンに限らず新疆ウイグルには広大なゴビ灘が広がっている.必ずしも不毛とは限らずこのように石油や天然ガスを産出するので価値は莫大だ.
以上河西回廊を行く2011/トルファンのページから.
中国甘粛省/敦煌(Dunhuang)辺りのゴビ灘
写真は敦煌エリアにある陽関の風景であるが,ここに限らず甘粛省辺りはゴビ灘が多い,いやそれが普通とも言える.そのような辺境でも覇権が争われてきたのはそれだけの確たる理由があった訳で,現代では当然だが古来からというところがなかなか興味深い.
以上河西回廊を行く2011/敦煌のページから.
中国甘粛省/鳴沙山(Mt. Min Sa)
鳴沙山は敦煌市街から数kmの近くから連なる砂山.鳴沙(日本語で鳴砂)であるが,実際自分で歩いてみてもよく判らなかった.耳と音感がしっかりした人なら判別できるのであろう.
以上河西回廊を行く2011/莫高窟と楡林窟のページから.
モンゴル/サグサイ(Sagsay)の砂漠と石人
ウルギーをアルタイ山脈に向かった.草原より砂漠に近いところが多いように感じる.モンゴル系部族は墓を作らないが,この辺りで多くを占めるカザフ族は墓,しばしば共同墓地を作るそうだ.そして墓の脇に写真ののような石像がよく設けられている.
以上モンゴルの旅2009/ホブド川畔へ行くのページから.
ケニア/アンボセリ国立公園(Amboseli national park)
アンボセリ国立公園はケニヤの南部,タンザニアとの国境近く,まあキリマンジャロの裏側辺りに位置することになろう.アンボセリは200年前までは浅い湖で,それがかなりの部分干上がって出来たようだ.ただ乾季のこの頃であってもまだ広い沼地はあるし,雨季には相当大きく広がるようである.全体的に見れば,前日訪れたアリューシャなどと比べ圧倒的に木は少なく,砂漠の趣だ.そのわりに動物は結構多く生息しているようだ.
以上キリマンジャロの旅2007/アンボセリ国立公園のページから.
チベット/ツァンダ(Zanda)
トンガ/ピヤン遺跡(Dungkar and Piyang)も近くにあるツァンダ(Zanda)の辺りは標高が高く,雨量は少ない.そのため僅か川の流れ近くを除き,多くは乾き切った印象だ.
以上カイラスの旅2007/トンガ/ピヤン遺跡のページから.
ウズベキスタン/シャフリサブス(Shahrisabz)
アムルティムールのホームタウン,ここシャフリサブス辺りからブハラ周辺は砂漠が広がり,所々天然ガス井戸が見られる.世界生産量の2.2%に達するそうでかなり豊富だ.自国内には天然ガスを燃料とする発電プラントが稼動するなど大いに活用されているが,二重内陸国という地理的条件から周辺国以外,例えば日本などへの輸出の難しさも抱えているようだ.
以上中央アジアの旅2007/シャフリサブスのページから.
トルクメニスタン/カラクム砂漠(Karakum Desert)
メルブを発ち,トルクメンアバードに向け東に走ると,カラクム砂漠に入る.砂漠に生えている潅木はサクサウールと呼ばれる木が多いようだ.カラクム砂漠はトルコ系言語で黒い砂を意味し,面積は350,000 km2でトルクメニスタンの約70%を占めるそうである.すると下のアシハバードの砂漠もその一部であろうか?
以上中央アジアの旅2007/トルクメンアバードのページから.
トルクメニスタン/アシハバード(Ashgabat)
ここはアシハバードのタルクチカバザール.同市で一番大きいバザールのようだ.この日は風が強く,横から砂が吹き付ける大変な空模様だった.周囲は大まかに言えば砂漠のようなもので,やむを得まい.
以上中央アジアの旅2007/アシハバードのページから.
チベット/ロンボク(Rongbuk):標高5,000m
チョモランマ(エベレスト)見物の名所,ロンボクに向かった.高所なので植生はなく,空気も乾いているため土埃を舞い上げながら4WDで進む.
以上チベットの旅2007/ヒマラヤのページから.
ヨルダン/ワディラム(Wadi Rum)
死海から南下すると再び高原地帯に入り,やがてワディラムに至る.「アラビアのロレンス」撮影の舞台になったところだ.
以上中東の旅2006/ワディラムとアカバのページから.
シリア/ダマスカス(Damascus)近郷の砂漠
パルミラを離れ,砂漠を走りダマスカスに向かった.途中,土造りのビーハイムハウス(蜂の巣型の家)と称される伝統的住宅を目にすることができ,興味深い.
以上中東の旅2006/ダマスカスのページから.
イエメン/アデン(Aden)の砂丘
タイズから一路アデンに向かった.多くは荒地であるが,緑豊かな処もある.旧南北イエメン国境近くに砂漠,ハゲル砂丘と称したような....でも確信なし,を越えて行った.なかなか美しい風紋だった.
以上イエメンの旅2006/アデンのページから.
新疆ウイグル/タクラマカン砂漠(Taklamakan)
タクラマカン砂漠には砂漠公路(Desert Highway)が走っている.タクラマカン砂漠の油田開発用として1991年から建設開始,1995年完了という.これほど長大な道路を超短期間で完成させた,という中国政府土木技術の自信作だ.超短工期なのに,基礎は砂と砂利を組み合わせたしっかりした施工で,10年経った今でも殆どノーメンテナンスでびくともしないそうだ.
さらに驚いたのは,道路に沿って植物を植え,水を供給しているのを見たことだ.道路は砂漠を突っ切って走るので,そのままではあっと言う間に砂に埋もれてしまう.当初,葦のようなものを幾重にも並行に,延々と500kmに渡り埋め込んで防砂したそうだ.勿論このタイプの垣根は今も多く残っているし,また植物を併用している個所もある.ただこれだと寿命が10年くらいで,頻繁にメンテナンスが必要な欠点があるそうだ.そこで生きた植物による垣根,つまり生垣に替えようとなったそうで,何本もの水パイプを這わせる工事が進められている.
以上新疆ウイグル2005/タクラマカンと砂漠公路のページから.
チュニジア/ドゥーズ(Douz)の砂漠
ドゥーズの丘の上に辿り着くとラクダ引きの親方(想像)がこうしてラクダの背に立ってラクダのプロをアピールしてくれる.それに見とれているといきなり脇からコークのビンが差し出され,サービスかと思って口にすると,「3ドルです!」と言われ,手元に持ち合わせが無くて往生したりする人がいる.それにしても砂漠の中でこのような売り子がどこから湧き出てくるのだろうか?単にラクダと一緒に付いて廻っているだけか?
以上チュニジアの旅2005/ドゥーズのページから.
ペルー/ナスカ(Nasca)
地上絵で知られるナスカにやって来た.地上絵は,暗赤褐色の岩を特定の場所だけ幅1m~2m,深さ20~30cm程度取り除き,深層の酸化していない明るい色の岩石を露出させることによって描かれており,規模によっては,もっと広く深い「線」で構成されているそうである.写真はミラドール(Mirador)と称される観測塔から眺めた「手」で,指が4本なのが謎だ.
以上南米の旅2004/ナスカのページから.
モロッコ/メルズーカ大砂丘(Merzouga)
ここメルズーカの砂丘には,未明にエルフードを発ち,最初は道のあるところ,続いて道の無い沙漠/砂漠を4WDで暗闇を長時間駈けて,ラクダステーションに至り,そこからベルベル人馬方,いやラクダ方に引かれたラクダでやって来た.やがて向こうの丘に日が昇り始めた.座っている稜線から先が赤く染まって美しい.
以上モロッコの旅2003/メルズーカ大砂丘のページから.
イラン/ヤズド(Yazd)近くの砂漠
ヤズドから高原の砂漠地帯を走る街道でイスファハンに向かった.途中,写真のキャラバンサライを見せてもらった.痛んではいるが砂漠の真ん中に佇み,キャラバンサライとしては機能しないまでも,1つの家族が家畜と共に定住しているようだった.
以上イランの旅2003/街道沿いのページから.
エジプト/アブメナ(Abu Mena)の砂漠
エジプトの世界遺産(文化遺産)の一つ,アブメナ遺跡の辺りの砂漠.同遺跡は4世紀,このエリアで発達したキリスト教の一宗派コプト教最大の聖地だったとされるされるそうである.礼拝堂,墓地などの石の建造物の一部や夥しい陶器のかけらが転がっていた.漏水とそれによる崩壊の恐れで危機遺産に指定されているそうだ.
以上トルコ/エジプトの旅2002/アブメナのページから.
エジプト/ギザ(Giza)の砂漠
背景は有名なギザの三大ピラミッド.ラクダがいるとなぜか無条件に砂漠だと思ってしまう.このケースではそれでいいとは思うが.
以上トルコ/エジプトの旅2002/ギザのページから.