このページは1976年ダラス出張の折り,帰りに立ち寄った場所の写真を載せました.
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他の職場の方と一緒に仕事でダラスとフォートワースを訪れた.そして用事が済むとダラスの街を観て,グランドキャニオンで遊覧飛行して,LAから帰ろうということにした.
ということでパレード中のJFKが銃で狙撃された場所や撃ったと見られる建物周辺を歩いてみた.そしてダラス・フォートワース国際空港からグランドキャニオンに向かった.
ところがダラスの写真が見つからないので空港で買った原住民の人形を載せてみる.テキサスのこの辺に多くいたのは「カド(Caddo)族」のようだ.後ろ向きに赤ん坊を背負っているのだが,慣習なのかどうかはよく解らなかった.
カド族はカド語を話し,かつてはテキサス州からオクラホマ州辺りまで広く住んでいたそうだ.同族は複数の部族から成る連合体でそれぞれ独自の政治組織や宗教儀式を持っていたそうだ.そしてトウモロコシ,豆,カボチャなど栽培し,鹿やバイソンなどを狩ったそうだ.そして木や草で作った円錐形の家に住み,動物の皮や綿で作った衣服を着て,貝殻や銅素材で装飾品や道具を作ったという.←人形も動物皮革が多用されてますね.
カド族には16世紀スペイン人探検家が到達し,17世紀フランス人商人や宣教師が交易や布教を行い,18世紀イギリス人やアメリカ人との競争や紛争が起こり,西方拡張の影響で,ここテキサス州に追いやられ,さらに1859年には、インディアン準州(オクラホマ州)に強制移住させられたそうだ.
現在カド族人口は6,000人程度で,自分たちの言語や文化を保護継承するため歌や踊りを教える団体,言語の復興を目指す財団などがあり,現代社会にも適応している部族だということだ.でも6,000人ではかなり厳しそうですね.
そしてダラス・フォートワース国際空港からグランド・キャニオン国立公園空港に飛んだと思う.同空港に着くと小型機(20人乗り程度)の遊覧飛行に出かけた.小型機で目視体重でシート配分されたと思う.
やがてグランドキャニオン上空に達し,機上から下を眺める.なかなか壮大な景色だ.そしてグランド・キャニオン国立公園空港に引き返す.パイロットにいいフライトだった,と言ったら,あんた良く寝てたじゃないかと返された.確かにこの日は眠かった.
ということで余暇のグランド・キャニオン見物を終えたので,一旦LAに行き,そして成田へと飛んだ.
ということで今回のダラスやグランドキャニオン見物は楽しかった.おしまい.
(2023/12/02記す)