このページは1980年タイのバンコクとパタヤビーチを訪れたときの写真を載せました.
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キャセイ航空きは一旦カイタック(啓徳)空港に着陸した.多分現在はバンコクに行くのに途中空港経由というのはあまりないと思われるが当時はあったようだ.ただバンコクにそのまま行く客は乗ったままで構わなかったと思う.現在はセキュリティチェックのため全員降ろされることが多いが.
カイタック空港は新空港ができ使われなくなったが,当時離着陸の難度が高くパイロットの練習用に使われた.....などというのはもちでたらめです.
さてバンコクに到着した.6月でまだ7,8月よりはマシだと思っていたが,その蒸し暑さには仰天した.近年関東夏の暑さには参ってしまうが,それ以上だ.ただその後バンコクには幾度か立ち寄ったが,あの異常さには遭わずに済んでいる.
そして車中から通りや周辺の案内を聞きながらホテルに送ってもらった.ただホテル名は思い出せない.
ホテルは海岸縁の少し高台にあったようで,すこぶる眺めがいい.そしてヤシなど熱帯植物に囲まれ,脇にバーを備えたプールがあった.大きくはないがまあ十分であろう.
とっても暑い中車で仏教寺院や仏塔,宮殿....など案内してもらった.上座部仏教なので基本的には本尊ブッダ一人なのだと思う.金箔を貼る仏像や仏塔などもあり,傍らには金箔を売ってくれる人が待機している.買うとピンセットで一枚渡してくれるのでそれを貼り付ける.薄い金箔は柔らかで局面になった部分にもよく貼り付いてくれた.
ここはワットアルン(暁の寺)というお寺,アユタヤ時代の建立で,寺院の名前はヒンドゥーの神アルナに由来し、夜明けの象徴という.
入り口近くに剣を携えた一対の守護神ヤクシャ像が立っている.左がグリーン,右が白で,夜叉ということだ.日本のお寺の仁王様と同じような任務だと思うが武器の有無など見た目は随分異なっている.
エメラルド寺院は1782年にラーマ1世が現在の王朝であるチャクリー王朝を開いたときに護国寺として建立したそうだ.しかしてタイで最も格式高く,王室専用とのことだ.中にはラーマ1世から8世まで歴代の国王の像が安置されているという.
また敷地内黄金の仏塔には仏舎利が納められ,日本では本尊に相当するであろうエメラルドブッダの坐像が祀られ季節に合わせ年3回衣替えがあるという.
バンコク市内を流れる川にはホームレスと言うか水上船舶生活者と言うか,そうした方が結構多く生活している.船舶ではなく河川敷の家で生活を営む人もいる.またたくさんの船が野菜などの商品を積載して集まり,水上マーケットを作っているところもあった.
私達観光客の船は大きくはないのにガソリン車から外した6気筒大パワーエンジンを載せ,水面を疾走する.やり過ぎかな~と思う.
バンコクを離れパタヤビーチに行った.そしてここは滞在したホテルとそのビーチ .
遠浅のきれいな海だ.シュノーケリングには向かないが泳ぐに良さそうだ.渡しのガイド氏も裸足で砂の感触を楽しんでいた.
ビーチでパラセーリングの誘いを受けたのでやってみることにした.ライフジャケットとパラシュートのハーネスは担当者がしっかりやってくれるので大丈夫であろう.
そして浅瀬に立つとボートがロープで引っ張ってくれるのでふわ~と浮き上がり,徐々に高度を上げてくれる.ガクッと低下したりすることはないので安心して浮遊感が楽しめる.いい遊びだ.
後はホテルに引き上げプールサイドでビールを楽しみ過ごす.いい休暇だ.
ということでタイランドの旅が楽しめた.おしまい.
(2023/12/02記す)