このページは1980年ディンギー(小型ヨット)の練習にに行った材木座海岸の写真を載せました.
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この頃山にはよく出かけていたが,一方海も好きでシュノーケリングなど時々楽しんでいた.その頃職場の先輩でセーリングを楽しむ方がおり,その魅力を語ってくれていた.と云うことで,私も材木座海岸の拠点を置くそのセーリングクラブを紹介してもらい入会した.
材木座海岸は江ノ島に近いので藤沢市かな~と勘違いしそうだが実際は鎌倉市だ.自宅からは車で行ったか,あるいは小田急と江ノ電で行ったか....毎回この旅は厄介だと思っていた.
という訳で練習生として時々材木座海岸のクラブに行き,基礎的な練習を行った.上写真はこの日たまたま集まった練習生の一部.
私達初心者はディンギーの中でも最も小型のレーザー(Laser)で,本来一人乗りだが先輩が乗り込んでセイルやラダーの基本的操作を教えてくれる.なお当時レーザーと言えばとても小型で,上には470クラスとかあったのですが現在はレーザーと言っても色々なクラスがあるようですね.
なお材木座の名称は鎌倉時代,既に鎌倉七座の一つとして材木座という商工組合があったという.そして明治期に海水浴場となり,夏目漱石の『こころ』に描かれて有名になったそうな. また源実朝が宋(中国)に渡る計画を立て,大きい船を完成させたが遠浅のため進水できなかったとも伝えられているそうだ.まあ遠浅の海水浴場はその失敗から生まれたのでしょうか.
材木座海岸への毎回旅は大変だがセーリングの練習は大変楽しいものだった.
(2023/12/02記す)