旅の小物(9)手帳とペン

ハイキングなどでメモやペンの類は必需品であろう.ポケットやリュックに入れておくには名の如くポケットサイズ手帳(A7サイズより少し大きく80×126mmくらいの紙)くらいが使い易い.また折りたたんだA5程度のマップや資料を綴じ込んで使うため6リングリフィル式手帳が便利だ.各種市販されているが,閉じベルトやペンホルダーのないDavinciの最もシンプルで薄いタイプを使用している(たまたまです).閉じベルトが何故要るのか未だ理由が解らないし,ペンホルダーの代わりに表紙裏のポケットがペンサイズ(直径)が限定されず代用,いやそれ以上に活用できる.

なおリング式リフィル式手帳のリングは,アーカイブ用に大量に綴じる用途でもなければ小さいほうが無難だ.リングが大きいと,リング元で開いたページを閉じる際に紙腹がリングに当たり,サッと一発で閉じない場合がある.

ボールペンはパーカーのブルーを使っている.軽いインク色合いが好みで,容量も大きいがインクが見えないので,いつ切れるか判らないのは欠点だ.

歳とると一層忘れっぽくなる.ペンもよく見失う.そこでペンと手帳を紐で結んで使っている(他愛ない話の中でここが今回のポイント.ブツを見ると恥ずかしいが).ただ手帳以外に書くときは繋がれた手帳が邪魔になることもあるため容易に離せるようにしたのがカナジーの意地か(←必死な感じですね)

ポケットサイズリフィル手帳に繋いだボールペンの説明イラスト

ポケットサイズリフィル手帳に繋いだボールペン


先ずペンのクリップに穴を空けた.小型ルータに切削ビットを付け空けた.糸だけでなく100円店で買ったフックも通せるようになるべく際に寄せて大きめに空けた.上の写真では穴に糸を通してあるが,フックで引っ掛けるようにするとペンを完全にフリーにできる(写真のように糸を通すと糸は若干邪魔になろうが然程でもなく,大きい手帳側リングへの引っ掛け/外しが楽)

話が逸れるが使用ルータはリョービホビールータHR-100で,なかなかの優れものだ.2.4mmと3.0mm2種類のコレット付き,回転数が8,000~23,000rpm(min-1),100V電源,連続動作定格だ.ドリルのようなキーレスチャックではなく,小さなスパナ(付属)が要るのは欠点だが,本体側は回転ロック付きでスパナは一つでいいし,小さなコレットなのでキーレス化はちょっと無理かも知れない.大分昔に買ったのではっきり覚えてないが高機能の割に安かったと思う.

なお穴を空けた後は研磨用円錐ゴムビットでよくバリを除去しておく.さもないと糸が直ぐ切れる.

繋ぐ糸はオカダヤで皮革用麻糸とした.多分丈夫なのではと思った.ユザワヤでも売っているかも知れない.ん,それで手芸品店はどうしてカタカナなのでしょうね?

以上の対策でペンを見失う頻度はかなり少なくなった.でもカッコ悪いのでこの方法を実行する人はあまりいないでしょう.他にもメガネとか....色々見失うものがあるが....さてこれらはどうしたものか?

(2012/1/6)


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