HTMLで原稿を書くとき,テキストエディタが要りますが,筆者はサクラエディタ(ver.1.6.2.0)と云うありがたいフリーソフトを使わせてもらっております.そのサイトの紹介によれば,たけ(nakatani)氏により2000年2月まで制作されていた「テキストエディタ」を元に,現在ではオープンソースで開発が進められているということです.
筆者は,このエディタでHTMLファイルを書いて,ウェブブラウザ(IE7)で表示して,不具合を修正,その繰り返し,というとっても賢くない方法でサイトメンテナンスしております.ブラウザで表示するためセーブしたファイルに不具合があったとき,Undoで一旦,任意ステージの元の状態に戻したい場合がよくあります.サクラエディタはMSメモ帖などと違って,ファイルを保存する前の任意ステージまでUndo(Ctl+Z)で遡ることができます.少なくともMSメモ帖はできませんが,これって世の中一般のテキストエディタでは当たり前のことなのでしょうか?何にしてもスゴイと思いますが.
ほかにもいろいろ,例えば,ディレクトリ内全ファイルの串刺し検索(Grep)をアッと言う間に行い,それをレポート出力したり.....さらには,レポート出力のテキストのクリックで,串刺し検索されたファイルがオープンし,検索語彙にカーソル合わせまでしてくれます.いやはやすばらしいです.(2008/9/28)
上記ダウンロードリンク先を開きますと,冒頭に「サクラエディタはMS Windows上で動作する日本語テキストエディタです. MS Windows 95/98/NT/2000/XP/Vistaの日本語版が必要です」と表示されております.一方昨年暮れWindows 7(32bit版)に変えた際,本サクラエディタ(ver.1.6.3.0)を再びダウンロードし,使わせてもらっておりますが,何ら支障なく動作しております.ありがとうございます.なお64bit版Windows 7に関しては保有していないため不明です.
上に串刺し検索(Grep)のすばらしさを記しましたが,加えて検索結果リストの該当部分をクリックすると,それが含まれる対応ファイルがオープンし,自動的に該当部分にマウスオンしてくれます.いや~これは大変便利で,感激せずにはいられません.(2010/9/11追記)
Windows 8(64bit版)にVer. 2.0.5.0をダウンロードし,使わせてもらいました.順調に動作しております.(2012/11/21追記)
上に述べましたように,サクラエディタでHTMLファイルを書いて,ウェブブラウザ(IE7)で表示して確認,という原始的方法でサイトメンテナンスしております.しかし,ブラウザでうまく表示できないときが頻繁にあります.多くはHTMLの文法エラーによるものです.ちょっとしたエラーでも,ソースを眺めてなかなか見つからず苦労することあります.
何とかいいツールがないものか,と探したら,Kaname Matsumoto(松本要?)さんの作られた,HTMLクイックチェッカ(ver.0.13)が見つかりました.同氏の言葉通り,HTML構文とローカルリンクの簡易チェッカで,複数のファイルをまとめてチェックでき,ソースとにらめっこしただけでは発見が困難なケアレスミスをほじくり出してくれます.使ってみて,紹介通りとても便利なフリーソフトだと思いました.
ウェブブラウザは文法エラーに対してそれなりに寛容で,表示は一見何ら問題ない,しかし実際は問題のケースがあります.例えばタグの囲み<が消し損ないで,単独で残っていると,ブラウザの表示画面では文中などに,<が現れます.もちろんよく眺めれば判るのですが,ざ~っと眺めていると見逃すことも稀ではないでしょう.このようなとき,HTMLクイックチェッカは”<が単独で使われています”のような感じで警告してくれます.他には,例えば閉じタブの欠落など,全て(多分)の文法不適合を抽出してくれます.ソースの誤りは,下段の編集ウインドウで直ちに修正することが可能です.ありがたいです.(2008/9/28)
こちらもWindows 7(32bit版)に変えた際,再びダウンロードし,使わせてもらっております.こちらも特に互換モードを設定することなく快調に動作しております.(2010/9/11追記)
Windows 8(64bit版)にダウンロードし,使わせてもらいました.順調に動作しております.(2012/11/21追記)
スポンサーリンク