グーグル翻訳とブラウザ

グーグル翻訳ボタン(言語選択フィールド)を貼り付ける

ショボいサイトながら流石そこはインターネット,色々な国の人からアクセスしてもらっている.ならばもうちょっと便利にと翻訳機能を組み込んでみることにした.そうした機能はいろいろなところから提供されているようだが,ここはまた身近な(気がする)Google社のGoogle翻訳としよう.やり方はグーグル翻訳:ウェブサイトに翻訳を追加ページの,「ステップ 4: 次のスニペットをコピーしてウェブページに貼り付けます」枠内のコードを自分のページに貼り付ければよい.

翻訳先言語は最大数十ヶ国語あるが,多いと選択フィールドの選択数が多くなり使い難くなる.で,比較的アクセスが多く,リンクを貼ってくれているサイトのある国,と云う観点から英語,韓国語,中国語(簡体),中国語(繁体)の4つにしてみた.そして2011.05.02,このページ右上と同じように殆ど全部のページにこのスニペットを貼りつけ,Webサーバーにアップした.これまでも色々なGoogleがべたべた貼り付けてあったが,さらに増えた.Google症候群,Google依存症,Google中毒....どれにも当てはまりそうだ.

で,翻訳の結果はどんなだろう?

と,想像してみる.

翻訳結果画面の問題点

一通り動いたのでいいのだが,以下のような問題が残っている.

  1. インラインフレームの内側(ホームページの更新履歴など)翻訳されない. ←← 少ないので放置する
  2. JavaScriptで書かれたテキストなどが翻訳されない ←← 難しそうなので放置する.
  3. 翻訳したときウインドウの上から下がってくるグーグル翻訳のフレームで,元のページ上部が覆い隠されてしまう(IE9) ←← クロームなど他ブラウザでは元ページが下方にシフトし大丈夫だが.
  4. ローカルで動かすとブラウザ(IE9)がフリーズする ←← クロームなどちゃんと動くものもあり.またWebサーバーでの動作は皆正常.

1と2はまあ画面が少ないし,4はHTMLで書くとき自分のみ若干都合悪いだけの話なので,まあいいだろう.でも3はちと問題だ.

グーグル翻訳関連画面で上から元の画面,IE9の翻訳画面,Googleクロームの翻訳画面

左はこのサイト中のバルカン紀行2011/ポストイナのページのスクリーンショットである.インターネットエクスプローラー9(以下IE9)の場合,下中央の絵のように,翻訳すると元のページ上部が隠されてしまう.

ちなみにクロームでは,一番下の絵のように,現れたGoogle翻訳フレーム幅相当分翻訳されたページが落下表示され,全部見えるようになり問題ない.

関係有るかどうか不明だが,現れるGoogle翻訳フレームの右端がクロームではウインドウ幅いっぱいに広がり,IE9では若干隙間ができる,ウィンドウを広げると隙間を一定に保ちながらフレームを広げる.

他の方のサイトを覗かせて貰ったところ,翻訳されたページはクロームの場合同様IE9でもちゃんと落下し,表示され,また右側の隙間もなかった.どういう風に書いているのだろう?

う~ん分からない!どなたか解決策,若しくはヒントがございましたらぜひお教えください.よろしくお願いします.

Google翻訳があるときの各種ブラウザでの挙動

IE9とクローム以外についてもGoogle翻訳でどうなるか見てみた.

Google翻訳があるときの各種ブラウザ比較

ブラウザGoogle翻訳ページ切替時の継承ローカル動作ローカルで翻訳
IE9(64bit)
(v9.0.8112.16421)
-(上部覆い)××(フリーズ)←×
IE8(32bit)
(v8.0.7601.17514)
-(上部覆い)××(ほぼフリーズ,言語選択不可)←×
Google Chrome
(v11.0.696.65)
×
Firefox
(v4.0.1)
×△(言語選択不可)←×
Opera
(v11.10)
×△(反応時間過大,言語選択不可)←×
Safari
(v5.0.5)
Lunascape(v6)
(Trident:IE設定)
-(上部覆い)○(遅いが)×(ほぼフリーズ,言語選択不可)←×
Pale Moon
(v3.6.15)英語版
×△(言語選択不可)←×

IEとLunascapeで上部覆いが防げていないが一応どのブラウザでも表示されるということで,とりあえずいいことにしておこう.もちろん改善はしたいのだが.(2011/5/8)


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