あとがきとして,webサーバの移転,およびSSL化(暗号化,https://化)について書きました.
これまでwebサーバ容量が不足気味になり,画像ファイルの一部を別サーバに置いていた.しかし別サーバに置くと,アドレシングが相対パスでなく,絶対アドレス指定となるので,長たらしく,またいろいろ面倒(例えばローカルテストで予めアップしておく必要ありなど)である.
さらに非暗号化http://で始まる別サーバURLの画像ファイルを記述すると,下記SSL化(暗号化,https://化)する上で支障になりそう,具体的には暗号化されない問題がある.
容量アップは同じサーバ会社(nifty lacoocan)の大きな容量タイプに契約すれば済む話だが,かなり料金が高くなるので,別の会社,さくらインターネットのサーバに移転した.その結果
2の問題:やはり,値段と速度はトレードオフなのかな....と,さくらインターネットのサポートさんにメールで問い合わせると,トライ期間中は転送量が通常より制限されている,との回答受け取る.そして正式契約が始まったためか,ちょっと試したところ,確かに前より大分いいように見えるので,今のところほっとしている.
セキュリティを確保するため,下位レイヤーをSSL/TLS(Secure Sockets Layer/Transport Layer Security)対応にし,web閲覧プロトコルをhttp://からhttps://にしましょう,と世間で言われている.そこで当サイトもSSL化することにした.
新しく契約したさくらインターネットさんのレンタルサーバーには無料SSLサービスがあり,それを使う.サーバコントロールに入り,容易に設定するととができる.
<script type="text/javascript" src="http://maps.google.com/maps/api/js?key=自分のAPIキー"></script>
<script type="text/javascript" src="https://maps.googleapis.com/maps/api/js?key=自分のAPIキー"></script>
SetEnvIf REDIRECT_HTTPS (.*) HTTPS=$1
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine on
RewriteCond %{ENV:HTTPS} !on
RewriteRule .* https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
</IfModule>
が,パーミッション604の値とともに載っており,これをFFFTPでアップし,設定.なお途中FFFTPでの操作(削除など)不能となったときは,さくらのサーバコントロールパネルにログインし,ファイルマネジャー/編集で.htaccessの操作が可能だった.
<script type="text/javascript" src="http://translate.google.com/translate_a/element.js?cb=googleTranslateElementInit">
だった部分を
<script type="text/javascript" src="//translate.google.com/translate_a/element.js?cb=googleTranslateElementInit">
通信の安全性を確保するため,「TLS1.0/1.1」による暗号化通信を無効化し,「TLS1.2」のみ対応にする,ということだ.その結果古いブラウザではページが見れなくなるということだ.一覧にすると,
古いPCでは見てもらえなくなる.残念だ.
ディレクトリの一番上に
Redirect permanent / https://cannergy.sakura.ne.jp/
と記した『.htaccess』ファイルを置いて,全ページ恒久的リダイレクトするようにした.
(2018/5/8)
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